レビュー

イケダハヤト氏が嫌いなブロガーでも読んで価値のある一冊「武器としての書く技術」を読んで

ワタシには悩みがあります。どうすれば痩せるのか、どうすれば持ち株があがるのか、とまあ、いろいろ悩みが尽きないのですが、一番の悩みはもう少しブログ記事の充実を図りたい、というものです。

ワタシのブログは一記事で約2000文字程度、多い時には4,000文字に近い文字数となり、書き始めてから終わるまで平均2時間程度、長い時には一週間かかっても完成しきれない下書きが放置されています。

このブログの読者の中にもブロガーだったり、これからブログを開設したいと思っているヒトもいるでしょう。そんなときにヒントになるのが、イケダハヤト著書「武器としての書く技術」です。

今日はこのイケダハヤト氏の「武器としての書く技術」について感想をまとめたいと思います。

この本を手に取った理由

正直な話し、炎上系のブロガーをワタシは好みませんので当然このイケダハヤト氏はあまり好きではありません。それでも手に取ってみたのはブロガーとしては一流だし、ブログを書くことに関しては秀でている点は素晴らしいと感じているからです。

これから求められる表現力とは

ワタシたちの中年世代にとっては論文や作文といった授業がありました。おそらく今でも当然こうした授業はあると思うのですが、忘れてはいけないのは現代社会において情報を得ている媒体の中心はインターネットであるということです。

インターネットを媒介として情報を発信・伝達するためには、これまで私たちが学んできた書く技術だけは不十分であり、サイト閲覧者に読ませるコツ・訪問させるコツが大切です。

プレゼンやネット広告の作成でも同じです。ワタシたちが一般的に学んできた「読み・書き」に加え、読み手の心を動かすようなアプローチが必要になってきます。「武器としての書く技術」にはこうしたエッセンスがところどころに散りばめられています。

ブログの書き方のような本ではアフィリエイトでどうやって儲けるか、とか、SEO対策はどうか、といった技術的な話に偏りがちです。しかし、この本は、まずブログを書いて書いて書きまくること、そして書くためのネタの仕入れ方、そして、読み手を引きつける表現方法など、イケダハヤト氏独自の視点で書かれていてとても興味深いです。

この本の参考になる部分

特にネタの仕入れ方は参考になります。

ワタシたちの生活の周りに落ちている出来事も、表現方法を変化させることで他人に価値がある記事として読み手に与えることができます。

ブログは書くことが好きであることが大切です。最初のうちは継続することが大事ですからそれでもいいでしょう。しかし、せっかく書いた記事をできるだけ多くの人たちに読んでもらうためには独りよがりではなく、読み手が必要な情報や表現を提供してあげる必要があります

この言葉にすると簡単な「読み手にとって必要な情報・表現」というのがとても難しいことなのですが、本書ではこの書き方のコツについても詳細に解説しています。このことが分かったら、あとは実践のみ。トレーニング代わりにガンガン記事を書く、不完全なものでもいいから公開することが重要と説きます。突っ込みどころ満載のほうが読み手を引き付ける効果があるとまで言い放ちます。

また、結論は先に書く、立場(賛成か反対か、肯定か否定か)を明確にする、という点。ワタシもよくやりがちな「・・・と思います」「・・・という気がします」という表現よりも言い切ることが大事とのことで、確かにごもっともだと思いますね。

その他にも読み手を引きつける表現方法が満載となっています。

ブログに対する心構えも学べる一冊

一生懸命ブログを書くことは大切なことです。しかし、いくら大長編のブログでも読み手にウンザリさせるようでは努力も無駄になってしまいます。せっかく頑張るなら読み手に共感や興味を与える正しい情報を提供する方法を学んだほうがいいに決まっています。

その効果的な方法を学ぶことができるのが本書だと思います。

すこしでもアクセス数を稼ぎたい、アフィリエイトで稼ぎたい、というブロガーさんから、もう少し読み手を引きつけたいブロガーの方にはお勧めです。そしてブロガーではなくてもネットでウケる広告や広報を打ちたいときの表現方法など一般教養として知識を身に着けたい社会人にもお勧めしたい一冊です。

ぜひ一度に取ってみてください。

ただ、イケダハヤト氏は多分好きにはなれないと思いますけどね(笑)

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