関連銘柄投資法

まだまだ風化していない?電子カルテ関連銘柄で大儲けしたい

2017/07/14

バリュー投資家うえけんですおはようございます(でもチャートは見ます)。

不定期でお届けしてしている関連銘柄のコーナーでありますが、今日は電子カルテ関連銘柄をまとめてみます。

前回はポスレジ関連を特集しました。

なぜ今電子カルテなのか?

いまさら電子カルテ関連銘柄って古くない?と思われる方もいらっしゃると思います。

確かに電子カルテ銘柄が話題に登ったのは今から約3,4年前の話です。政府が「世界最先端IT国家創造宣言」で「400床以上の病院への電子カルテ普及率を90%以上に」という目標が示されたことで話題になったテーマです。

未だに進んでいない電子化

一般社団法人保険医療福祉情報システム工業会ホームページより抜粋

しかし、この電子カルテですが、特に中小の診療所や病院で進んでいないのが実情です。一般社団法人保険医療福祉情報システム工業会の「JAHIS オーダエントリ・電子カルテ導入調査報告 -2016年調査(平成28年)-」によりますと、カルテの電子化はまだ30%程度しかすすんでいない、とのことです。

また、少々前のデータになりますが、電子カルテ市場規模は2018年に2560億円となるとのこと(2016年3月28日付け日経デジタルヘルスによる)で、これなら今期から来期にかけて投資対象となりうるのではないか、と考えました。

テーマではなく業績に注目

ワタシの投資方針としてテーマ株に乗るのではなく業績ベースで投資可否を考えることを基本としています。

人気化して裏付けのない株価の上昇は、夢のような短期間での急騰を見せる一方で長続きはしません。当たればデカイのがテーマ株のメリットですが、ワタシの場合は中長期に好業績につながり、あわせて株価も上昇するような銘柄が理想です。

ということで、そのテーマが忘れ去られた今でも実際の業績への影響度が大きければ十分投資対象になりうる、と考えています。

電子カルテ分野のシェア

株式会社ソフトウエアシステムのホームページより引用(そのため、SSIだけ太字になっている)。シェアトップは富士通、ソフトウエアサービスなど、聞いたことがある銘柄が名を連ねていますね。

ワタシが気になる電子カルテ関連銘柄

グーグルで「電子カルテ」「関連銘柄」と検索すると、株式投資のサイト「株探」などでヒットします。ただ、その中にはあまり関連性の薄そうなものも含まれています。

そこで、ワタシの独断と偏見で投資対象となりそうな関連銘柄を考えてみました!

3733 ソフトウェアサービス(JQ)

ハードウエアから保守まで一貫して対応するソフトウェアサービスは業界第二位の実績。株価は春先に比べて一息といったところですが、予想PERは11倍程度と同業者の中でも比較的割安な位置にいます。

割安となっている理由は、とにかく業績のばらつきが大きいこと。今期は売上高10%減、純利益22%の通期予想ですが、先日発表された2Qでは、売上高25%減、純利益33%減となっており、業績の進捗率は悪いです。

また、毎月の売上高を月次発表していますが、これによって株価が過剰反応して大きく上下することも予想されます。

ただ、業界第二位の実績と今後のシェア拡大を見越して、今期末から来期にかけて業績回復の可能性も見込まれることから個人的には面白そうな銘柄だと思っています。

4320 CEホールディングス(東証1部)

電子カルテシステムを自社開発。また、最近では株式会社CISを買収。株式会社CISは電子カルテシステム「Mi・ra・is/AZ」を2017年8月に販売開始。「Mi・ra・is/AZ」は国内電子カルテシステム市場で導入第二位の「Mi・ra・is」の後継システムです。

株価は春から下値を切り上げる値動き。予想PERは31.9倍と決して割安とは言えません。また、もともと下期偏重型の利益構造とは言え、2Qで営業利益赤字となっており、今後の業績がどこまで回復するのか要注目です。

3671 ソフトマックス(東マ)

電子カルテシステムは今後クラウド化が見込まれています。ソフトマックスはクラウド型電子カルテシステムの売り込みを予定しており、特に地域医療や中小医療機関をターゲットに事業展開を行うなど世の中の動きに合致した動きを見せています。

前期は145百万円の大幅赤字を計上も今期は黒転を予定。予想PER22.3倍は東証マザーズにしては常識的な範囲か。株価は年初来高値近辺を推移。クラウドサービスは得てして価格破壊的な安売り合戦に持ち込まれる可能性もあり、そのあたりが今後の業績にどのように影響してくるのかがリスク要因と考えます。

4826 CIJ(東証1部)

実は昨年持っていた銘柄(うまくいかなかった)。

日立、NTTデータ向けの2次請負業者。政府系のシステムに強みとのことですが、前回の会社四季報によると中小病院向け電子カルテ装置を開発とのことで、どこまで業績に寄与することができるかが注目。

この会社は下方修正が常習犯で前期も5月に下方修正を行っています。特に「不採算案件の計上」「人件費の高騰」などが理由として挙げられ、マイナンバー特需(日立、NTTデータと言えば、マイナポータルの二次請けでもしたんでしょうかね)でも利益を伸ばせない状況でした。

予想PERは12.4倍、PBR0.92倍と割安な部類に入りますし、ワタシが重視するEV/EVITDA倍率も3.5倍程度。以前に比べたら株価が上昇してしまいましたが、今回紹介する銘柄の中では割安の部類に入ります。

電子カルテ市場の今後に注目

ということで電子カルテ関連銘柄について調べてみました。個人的には決算時期などを考えてソフトウェアサービスが面白そうかなと思います。今期業績悪化に伴い下方修正した場合は、来期V字回復見込みで購入するのも面白いかもしれません(下方修正の理由によりますけど)。

今後も電子カルテ関連銘柄の動向に要注目ですね。

※本ブログで扱った内容はブログ管理人の個人的な見解に基づくもので100%正確であることを保証しません。また、当該銘柄への投資を推奨するものではありません。本記事によって被った損失についてはブログ管理人はその責任を負いかねます。投資は自己責任でお願いします。

 

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