子育て

このままだと保育園がなくなってしまうのではないかと心配する理由

2017/10/22

自称イクメンパパうえけんですおはようございます。

少々前のニュースになりますが、保育士の給与が上がらないというニュースに対して、かのホリエモンが「誰でもできる仕事だから」というツイートが物議を醸しています。

このツイートに対して賛否両論盛り上がっているようです。

保育園の実態

このツイートには現役の保育士からも「こんなに大変な思いをして仕事してるのにむかつく」「保育園の実態を分かっていない」「ホリエモンにも保育士をやらせてみたらいい」といった声が上がっています。

一方で、「保育士よりも大変な仕事はある」「子どもが好きだからやってるんでしょ?」「嫌ならやめればいいじゃん」といった辛らつな?リプも散見されます。

まあ、確かにうちの義母も、特に資格もなくベビーシッターやってます(ただし、子どもは3人育てた)。まあ、確かに誰にでもできるっちゃあできるのかもしれませんが。

確かに保育士は重労働

例えば我が家で預けている認可保育園でいうと、丸4年間で園長先生は3人交代。担当の保育士は年の途中でも急に変更になるなど保育士の出入りはとても激しいです。

保育園では子どもと向き合いのも当然のこと、親の要望にも向き合う必要もあります。

ちょっとかすりキズがついただけで「すいません、お昼に園庭で…」と平謝りする保育士。子どもなんだからケガぐらいどうってことないと思うんですけどね、親への気遣いも相当です。

また、近隣の新築マンションの居住者からは子どもの声がうるさいとの苦情に対応を追われる姿も。

保育園長を始め、保育士にはいろいろな対応が求められているのです。

こう考えると保育士の仕事が誰にでもできるか、というと誰にでもできないし、少なくともワタシには体力的にも無理です。

国や自治体も保育士優遇のために給与を上げようとしていますが、その幅は数%程度。仕事ばかりが辛くて給料も安ければ、そりゃあやってられん、という気持ちにもなりますよ。

役所は本気で解決する気持ちはなし

以前ワタシもこのブログで書いた通り、保育園の運営には様々な問題があると思います。

同じ区立の保育園でも区が運営する保育園よりも民間の認可保育園のほうがいろいろと柔軟に対応してくれます。

いっそのこと保育園なんて全て民間でやらせればいいじゃないか、そうすれば、保育園の質もよくなる、優秀な人材を確保するためのいい意味での競争も生まれる。

自治体主導だからどの保育園も横並び。そこには様々な創意工夫も生まれず、保育や育児教育などよくするための競争も働かない

預ける側(待機児童の親も含めて)からも、そして、そこで働く保育士からも、双方から不平・不満が生じる今の仕組みはすでに限界を迎えていると言わざるを得ません。

三浦瑠璃さんも山猫日記で同様のようなことを書いておられました。

起業家でもあるホリエモンにしてみたら、子育てに関する政治批判を通り越して、そんな見合わない仕事なんかやめて、現在のニーズに合った保育園を起業しちゃえばいいじゃないか。そんな風にも聞こえてきます。

我が子に良いことならカネを惜しまない親たち

同じ保育園の子どもたちの中には、保育園に通わせながら家政婦さんに送迎をお願いして英語や算数の塾に通わせたりする家庭もあります。少なくとも、待機児童の問題も含めて保育園に預けているだけでは満足していない親がたくさんいます

お母さん方の情報網はすごいですよ。子育ての評判はLINEなどですぐに共有化されますし、良いものは多少値段が張るものでも、子供のためならためらうことなく金銭を注ぎます

最近、キッズラインというサイトを知ったのですが、このサイトではお子さんの面倒を見てくれるベビーシッターを探すこともできます。それぞれのベビーシッターに写真入りで、これまでの職歴や資格、得意分野など男女問わずベビーシッターとして登録されています。

急な依頼にも対応してくれそうですし、食事作りや勉強の面倒まで見てくれるそうです。ベビーシッターとして登録する人にとってもユーザの評価が上がれば1時間当たりの単価もあげられますし、自分のペースで仕事もできます。

社会に与える価値に対して対価が決まる

働き方改革が叫ばれる中、子どもの面倒を見る側にも預ける側にとってもとてもいい仕組みです。保育園の劣悪な労働環境が続けば、優秀な人材はこうした業態にどんどん流れてしまい、より保育園の価値も下がることになるでしょう。

社会に与える価値に対して対価が決まる、と書かれた「ユダヤ人大富豪の教え」に感銘を受けたことは以前ブログにも書きましたが、この観点で言うと保育士の仕事は社会的な価値は低いとみなされている言えます(残念ながら)。

最後に

保育園の仕事は誰にもできる…この発言の意図するところをホリエモン自身がまとめサイトで公開しているようです。

保育園のブランディング、育児方針の見える化、待機児童問題、子どもの貧困。

保育士のがんばりだけでは解決できない問題はたくさん山積しています。

子どもを育てることが社会的な問題としてもっと注目され、国全体として根本的な解決が図られないと日本の未来は暗いですね。

我が家も再来年から下の子を保育園に預ける予定。アンテナを張り巡らし、我が子にとってベストな子育てをしていきたいですね。

 

 

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