格安SIM

国民生活センターに続出する格安スマホの相談内容について思うこと

格安SIMを愛用してはや4年目のうえけんですおはようございます。格安SIMはいいですよね。値段は安いですし、家計の節約に大助かりであります。

そんな中、先日ニュースで格安スマホについて国民相談センターのトラブルが増加している、との報道がされました。さっそく国民相談センターのサイトを調べてみることにしました。

参考リンク:http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170413_1.html

主な苦情の内容

国民相談センターに寄せられた格安SIMにまつわる苦情はこうです。

【事例1】
問い合わせ先が電話窓口しかなく、つながりにくい
【事例2】
修理期間中の代替機の貸し出しサービスがなく、スマートフォンが1カ月間利用できない
【事例3】
メールアドレスの提供がなく、別会社のメールアドレスで送ったが、相手にメールが届かなかった
【事例4】
SIMロック解除をしないと、他社のSIMカードでスマートフォンが使えなかった
【事例5】
インターネットで購入したスマートフォンの端末代金に未払いがあり、精算しないと修理の受付ができないと言われた

国民相談センターに寄せられた苦情数は前年度の2.8倍にも上るとのことです。

△ 国民生活センターHPより抜粋

ネットの反応

このニュースを受けてネットの意見はこうです。

  • こういうサポートが必要なひとは格安SIMを使ってはダメ
  • 全ては自己責任
  • サービスはタダという認識がそもそも甘い
  • 安いということはそういうことです
  • 相談のレベルが低くてびっくり

(ヤフーニュースより抜粋)

まあ、おっしゃる通り。ワタシも同感です。あと書き込みでもあったのが、格安SIMの契約件数が急上昇している中で、苦情件数だけが増えているかのような報道には悪意を感じる、といった声もありました。なかなか鋭い指摘ですね。

ワタシの場合はどうか?

ワタシ5格安SIMを利用し始めて3年以上が経過し、利用してきたMVNOは5社にのぼります(IIJ、NifMo、mineo、YAMADA-SIM、Biglobe)。そんなワタシが格安SIMを使うときの対応策は以下のとおりです。

問い合わせ

MVNOに電話での問い合わせは期待していない。ネットでぐぐって自分で解決。連絡したことは一度もないです。

メールアドレスの提供

キャリアメールが使えないのは仕方なし、というか依存する時代ではない。連絡の取れない相手には設定変更を電話で依頼。できない人にはメールでの連絡はあきらめる。

中古端末

良くわからないので基本手を出さない。中古車を買うぐらい見る目と知識が必要と思っている。

代替機

昔使ってたスマホをモバイルルータに接続して利用。そもそも代替機を貸してくれるサービスなんてそもそもあるのという印象。

業界に求められる対応

国民生活センターのホームページには業界(電気通信サービス向上推進協議会)に対して以下のような要望の記載がありました

 MVNOが提供する携帯電話に関する相談が増加していることから、より多くの消費者が安心・安全に利用できるよう、業界全体として苦情の減少に向けた取り組みを行うことを要望します。特に、販売形態に関わらず、契約時や利用時の注意点等について丁寧な説明や、ホームページ等への記載を含め、より一層の消費者への啓発等に関する取り組みを行うことを要望します。

国民生活センターHPより抜粋

とあります。ただ、自分で解決策を調べようとせず、なんでも相手の責任になすりつけようとするユーザーには、いくら説明しても「聞いてない」などと言って徒労に終わること間違いないです。

それでもMVNOの対応は必要

一般ユーザー目線では、使いこなせる人間だけが使えれば十分、使いたければ勉強してくださいで済む話です。しかし、MVNOにしてみればこのようなトラブル事例から「やはり格安SIMは使えない」という風評がたつことを恐れなければなりません。

目に余る複雑な料金体系

これまでの3大キャリアでは、スマホ本体価格と通信量の料金が見えにくい、割引の種類や適用条件が複雑で分かりにくいといったデメリットがありました。

最近になって格安SIMも価格競争が激化した結果、3大キャリアと同じように複雑なプランが出始めています。例えば、楽天モバイルの二人目割引、UQモバイルの「たっぷりプラン」「ぴったりプラン」などワタシが見ても条件が複雑でとても分かりにくい。

格安SIMのメリットはシンプルで分かりやすい料金体系にありました。格安SIMではこうした原点に立ち返ってシンプルなプランの充実を図ってほしいものです。

スマホの一般ユーザーは知識はそんなもの

ワタシの職場でも友人でもそうですが、スマホやSIMの知識を持っておらず惰性で3大キャリアを使っているヒトはとても多いのが実態です。

MVNOがこのような人たちを格安SIMに引きずり込むためには、知っていて当たり前と思われるようなことまでサポートしてあげることが必要です。格安SIMが広がるかは、サポート面についてどう考えるのかMVNOの姿勢にかかってくると思われます。

今後の格安SIMの動向に注目

我々ユーザーにしてみたら利用者数が伸びないほうがデータ通信の混雑が減るなどのメリットもあります。一方で、業界内でのいい意味での競争は我々消費者にとってよりよいサービスを提供してくれる可能性も秘めています。

格安SIM利用者は全通信回線契約数の12%と言われます。格安SIMの契約の伸びが鈍化し、業界全体が縮小するようなことがないようにMVNO側にも努力してほしいものです。

今後の格安SIMの動向に要注目ですね。

 

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