資産運用 高配当ファンド(LTI_FUND)

初心者でも簡単にできるオリジナルの高配当ファンドで資産運用してみよう

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一応、このブログは経済的な自由を一日でも早く達成することを目的としていますので、最近は節約ブログばかりになっていましたが、株式投資によって運用する記事も随時更新するつもりです。

先日の記事では、インデックス運用によって資産を形成する方法を述べました。

今年はインデックス投資が好調!わがAMG_FUNDを紹介します

このファンドの目標は、新車を買うという不届きな(でも管理人としてはいたって真面目な)理由に基づくものですが、今日ご紹介するのは個別銘柄を中心に組んでいる高配当ファンドです。

この高配当ファンドは、配当金を受け取るとり、これを再投資することで複利の最大化を運用に生かしていくことがキモの部分ですが、将来的には経済的自由を獲得するための「生活費」を捻出することを目的としたファンドとして育て上げていく予定でいます。

今日はワタシが運用している高配当ファンドをご紹介したいと思います。なお、わが高配当ファンドは以下、LTI_FUND(Long Term Investment_Fund)と呼称することとします

企業の継続性に投資する

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高配当ファンドである以上、長期的な投資が基本となります。なので、中長期的な視点にたち、企業が継続的に存続して長期に渡り高配当を生み続ける企業に投資することがLTI_FUNDの目的です。

個別株投資の手法は様々なアプローチがあります。企業の成長性を加味した成長株投資、PBRを基調としたバリュー株投資など。このLTI_FUNDは配当金に着目した投資法ということになります。

考え方の発想はインデックス運用

株式投資によって安定的に運用するためには、少額で分散投資でき、倒産する心配もない日経平均やTOPIXなどに連動したインデックス連動型投資信託(ETF)による積立が理想だと思います。しかし、このインデックス投資の問題点としては、業績が悪化した銘柄も投資対象に含まれているという点。

であれば、配当利回りの高い銘柄を選定して順次投資対象として組み入れることが賢明な投資手法である、という視点から始めたのがLTI_FUNDです。

このLTI_FUND の前提条件は以下のとおりとなります。

長期的な視野に立つ

配当金を複利でまわすことになりますので、長期的な視点に立った運用となります。よって、独自に設定した売り基準を満たす場合のみ売却することはありません。また、毎年一定額を積み立てるなど複利効果の最大化を目指します。

分散投資を実施する

投資対象銘柄はできるだけ分散するものとしますが、これは単に銘柄だけではなく、業種単位での分散を心がけます。高配当銘柄では卸売業やサービス業などに偏りがちですが、電気や金融機関、建設、小売りなどできるだけ多様な業種からなるPFとなるように工夫します。

資対象要件

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しかし、いくら高配当銘柄に投資する、と言っても単年度だけたまたま配当利回りが高い銘柄は投資対象とはしません。LTI_FUNDはあくまで長期投資であり、継続的に高利回りの配当を受け取ることができる銘柄を投資対象とします。

代表的な銘柄選別要件として、以下のとおり列挙してみました。

過去10年間営業利益で赤字がないこと

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高配当銘柄投資はその会社が長期に渡り継続することが前提となります。よって、その会社の事業が安定的な収益を上げていることが重要な条件となります。そこで本業の利益を示す営業利益が過去10年間赤字でなければ事業としての安定性は高いと考えます。

特に注目すべきは2008年から2009年におこったリーマンショックと2011年の東日本化大震災の業績です。上記はキヤノンの過去の業績になりますが、こうした地政学的なリスク・予期できないリスクにおいても赤字に転落することなく黒字を確保していれば本業としては安定しており、企業の継続性は高いと判断します。

過去10年間減配がないこと

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株主還元策の一つとしての配当政策ですが、過去10年間、その配当金が前年比で減額されたりことがなければ、安定的に配当金を受けることができる銘柄であると判断します(上図は花王の配当成長)。

配当金が安定していることは株主還元策として配当政策を重視している会社であること、安定的な配当金を支払えるだけの利益を継続して確保できる事業であると判断します。先に挙げたリーマンショックや東日本大震災が発生した年であっても減配がなかったかどうかも重要な判断のポイントです。

配当利回りは4.4%以上であること

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高配当と言われる利回りの基準は様々ですが、わがLTI_FUNDでは配当利回り4.4%以上の銘柄を高配当銘柄と呼んでいます。4.4%としてるのはうち源泉徴収で減額されますので実質受取金として4.0%の配当を確保するという意味です。

配当利回りを3.0%とするか、5.0%とするかは悩ましいところです。基準を高く設定すれば投資先の候補となる銘柄が少なくなりますし、低く設定すれば投資対象が多くなりすぎて管理が大変となります。ワタシの場合は年間利回り4%なら18年間再投資で投資元本の倍になる、という基準で、この数値を条件としています。

低PER銘柄であること

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PERは株価の割安さを示す指標ですが、この数値が低ければ一般的に下値が限られていると言われます。

また、重要なのは利益に対する配当金の割合です。いわゆるタコ足配当というもので、本業で挙げている利益以上に配当金を支払っている場合は、それだけ配当金が利益を圧迫していることになり将来的な減配につながりかねません。

利益に対する支払配当金の割合のことを「配当性向」といいますが、この配当性向は低ければ低いほど配当政策にゆとりがあり、投資先として望ましいことになります。配当性向については代表的な指数として示されることが少ないので、配当利回りが高く低PER銘柄から選別を始めるほうが効率的ですね。

売り基準はひとつ

本ファンドにおいて売り基準となりえるのは一つだけ・・・それは「減配」「無配」に転落したときです。これは配当利回りに着目した手法であるためで、株価の下落はさらに高利回りの銘柄に投資できるチャンスととらえます。

これは配当を受け取ることがこのファンドの趣旨であるためトレーディングにおけるロスカットラインも設定しません。実際、わがファンドにおいて損切りをしたケースはたった2件です。1件は無配に転落したコスト石油と、今年減配したワコムの2銘柄だけで、それ以外は新規追加投資は行っても売りは行っていません。

本ファンドの課題

このファンド自体は2012年から開始したものですが、運用しながら判明した課題について全て解決していない状態です。運用における課題は以下のとおりです。

株価急騰による売りルール

減配や無配などは売りのルールとしてはとても明快な判断ですが、悩ましいのは株価が急騰したときの判断。例えば現在保有中のNECキャピタルソリューションは一時4,000円を超える急騰を見せたものの、今では1600円台まで株価は下落中です。

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配当を再投資にまわす観点で言えば「売り」という選択肢はないのですが、売ったほうが運用利回りが上がるでないですか?という疑問もあります。このあたりは売り基準も再考したいと思っています。

運用ファンドの集約のタイミング

現状わが家の運用はこのLTI_FUNDとアクティブの運用を継続している「うえけんファンド」の2種類です。

うえけんの株式投資おぼえ書き

運用金額はうえけんファンドが圧倒的に多い中、最終的にはLTI_FUNDと合体し、高配当ファンドを運用していきたいと思っています。今後の地合いにもよりますが、資産運用全体として最適な運用方法を考えていきたいと思っています。

全ての株トレードを行う方のお力に

で、実際の運用状況についてどうなのか、については後日に続きます。

 

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