高配当ファンド(LTI_FUND)

高配当ファンド(LTI-FUND)の運用状況【日本株編】

現在、ワタシが運用しているオリジナル高配当ファンド(以下、「LTI-FUND」といいます)については、先日の記事でご紹介しました。

初心者でも簡単にできるオリジナルの高配当ファンドで資産運用してみよう - うえけんの経済的自由を目指すブログ

この高配当ファンドの趣旨、目的、投資方針の詳細はこちらの記事を参照していただきたいと思いますが、その実際の運用状況はどのようになっているのかが気になる点だと思います。今日はこのLTI-FUNDの運用状況を確認することにします。

LTI-FUNDのポートフォリオ

2016年9月22日現在のLTI-FUNDの運用ポートフォリオは以下のとおりとなっています。

SECTORcode銘柄取得株価予想EPS株価予想PER損益率受取予定
配当金
配当利回り
(現在値)
配当利回り
(取得額)
医薬品4502武田薬品3675129.3476436.8429.63%1803.77%4.89%
精密機器5187クリエート83046.290319.548.79%353.87%4.21%
銀行業8306三菱UFJ40462.65538.8336.88%183.25%4.45%
その他金融8793NECキャピ1086213.616987.9456.35%442.59%4.05%
情報通信9437NTTドコモ1270171.1258315.09103.38%803.09%6.29%
卸売業7466SPK138023120198.7446.3%633.12%4.56%
電気機器7751キヤノン2490164.82942.517.8518.17%1505.09%6.02%
陸運業9055アルプス物流38778.55737.2948.06%183.14%4.65%
建設業6379新興プランテック68171.473310.267.63%304.09%4.4%
サービス9769学究社111192.5118612.826.75%605.05%5.4%
サービス2169CDS80474.885611.446.46%384.43%4.72%
卸売業3143オーウィル67563.571211.215.48%304.21%4.44%
卸売業8125ワキタ66257.775313.0513.74%303.98%4.53%
保険業8729ソニーFH1073105.7156114.7645.47%553.52%5.12%
卸売業8136サンリオ1758117.9191416.238.87%804.17%4.55%
卸売業8018三共生興32035.33279.262.18%154.58%4.68%

 

保有銘柄の順番はコード順、業種順ではなく、購入した順番となっていますので若干見にくいかもしれません(見やすいようにソートしてみてください)。

なお、表中「利回り(現在値)」とあるのは現在値に対する配当利回りを言います。「利回り(取得額)」とあるのがワタシが投資した時点での配当利回りとなります。

ポートフォリオ概況

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このファンドは2012年から運用を開始しました。以降、投資方針に則って順次追加投資を行ってきました。アベノミクス始動後は割高な銘柄が目立ち、以降、新規買いした銘柄はありませんでしたが、昨年末から今年にかけて順次組入れ銘柄を増やすことができています。

今年に入って購入したのは、ソニーフィナンシャルHD、サンリオ、ワキタ、三共生興の4銘柄とすでに売却したワコムの計5銘柄です。

ワコムは今年の7月に購入したのですが、円高と業績悪化により減配したため、即売却となりました。これ以外の4銘柄は株価も順調に推移し、ソニーフィナンシャルHDは約2か月で買値から1.5倍まで上昇しています。また、その他の銘柄についても運よくプラス収支となっています。

次に業種別の割合です。LTI-FUNDは疑似的なインデックス投資が基本的な発想であることから、できるだけ多くの業種に分散投資することがキモとなります。

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適度な分散投資となっていますが、機械、輸送用機器、化学といったあたりが含まれていません。これはそもそもLTI-FUNDの対象となる銘柄が少ないためです。また、不動産関連銘柄も含まれていませんが、最近の過熱気味の不動産投資ブームが解消されたころにREITインデックスでも買う予定でいます。

今後のLTI-FUNDの課題

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順調そうに見える高配当ファンドですが、まだまだ運用は始まったばかり。そこには数々の課題があります。この課題は以下のとおりです。

積立投資の遅れ

運用を開始して4年が経過したこのファンドですが、まだまだ運用規模は少額にとどまっています。既述のとおり積立を中断した経過もありますが、このファンドはファイナンシャルフリーを実現させるための基幹となる予定です。

将来的には別で運用している他のファンドと合算して運用していく予定ですが、当面は積立額を増やすなど積極的に運用していきます。

業種の分散投資

高配当銘柄は卸売業やサービス業など一部の業種に偏りがちになります。今後は市場全体が軟調に推移したり、急落相場に直面した場合は、積極的な投資を決行できるような準備を怠らないようにしたいと思います。

売買ルールの明確化

買いのルールについてはある程度明確になっているのですが、売りのルールの再構築が必要と考えています。具体的には、減配、無配になった場合は「売り」となりますが、現在株価に対する配当利回りの低下による「売り」というルールも必要であると考えています。

これは基本的には高配当銘柄による運用なので必然的に長期投資になるのですが、将来受けられることが見込まれる配当金以上にキャピタルゲインを得られる場合には「売り」とするほうが資産効率が良いと考えます。このルールについても、今後検討していかなければ、と思っています。

高配当銘柄による運用の継続に向けて

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このLTI-FUNDは長期的な視点に基づくものですが、今後も不定期に運用状況をチェックしていく予定です。また、この高配当銘柄運用は、難しい指標やテクニカル、財務の知識などを持たずとも実行できるファンドとなっています。

日々値動きをチェックし、決算短信を分析し、といった忙しいアクティブファンドを運用するのではなく、長期的な視野に立ってまったりと運用していく長期投資、というのもいいもんですよ。

あと、このLTI-FUNDには日本株だけではなく、米国株の高配当銘柄投資も行っています。このことについては改めて記事にしたいと思います。

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