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NISA口座にまだ消耗しているの?ワタシがNISA口座を作らない理由

株式投資大好きうえけんですおはようございます。

今日はNISA口座の話です。平成29年度からNISA口座でロールオーバーの上限が撤廃された、というニュースがありました。

このことで非課税対象が増額となり、世間的には評価されているようです。

しかし、ワタシにしてみたらこれでもNISA口座を作りたい、とは思わないんですよね。今日はそんなNISA口座についてワタシの意見をまとめています。

そもそもロールオーバーって何か?

なんでもかんでもカタカナ、英語を使うなよ、どっかの都知事じゃあるまいし、という感じですが。このロールオーバーとは先物取引の用語からきているようで、期限が切れた先物を売って、乗り換えることを言うそうです。

NISAのロールオーバー上限の撤廃、とはこういうことです。

120万円の非課税枠ギリギリまで株を保有していたが、5年後に150万円まで増えたとします。本来であれば次の5年後の非課税枠に乗り換える限度額は120万円なので、150万円から120万円を引いた30万円は、売却するか、課税対象となる一般口座や特定口座に移管する必要がありました。

今回のロールオーバー撤廃により、150万円全額が非課税対象額に増額されることになり、そのままNISA口座で運用できるようになった、というのがロールオーバー上限撤廃の意味です(あってますかね?)。

ワタシにとってはこの言い方でいっぱいっぱいですので、分からなければ金融庁のサイトでもご覧になってください。

金融庁ホームページ

それでもNISA口座を作らない理由

理由はただひとつ

ルールがめんどくさいからです。

この場合は課税対象、この場合は非課税対象などなどルールがややこしすぎます。また、ルールがややこしいうえに手続もめんどくさいです。

最近はマイナンバーの提示が該当します。9月末までにマイナンバーの提示がないと2018年1月からの非課税限度額を使えなくなります。すでにNISA口座開設の方は忘れずに手続きされましたか?

制度的にも欠陥では?

また、よく言われる話では、NISA口座と課税対象口座は損益通算できません。NISA口座で損失を出しても、一般口座で得た利益と相殺できないので、損切りによる節税効果も得られません。

また、先に挙げたロールオーバーの例とは逆の場合を考えてみましょう。

NISAの期限が切れた結果、120万円で買った株が80万円まで下落してNISA口座から一般口座に移管するとします。その時の株の取得額は120万円ではなく80万円が基準になります。

一般口座に移行後に100万円で売却すると、実際には買値120万に対して20万円損しているはずです。

しかし、NISA口座の場合、一般口座に移管した80万円が基準となるため、20万円の利益が出たことになり、ばっちり税金を持ってかれることになるのです。こんなバカな話ありますかね?

イギリスの例との比較

NISA口座のモデルであるイギリスでは、非課税口座が預金と株式運用と分かれていたり、その期間も永久と聞きます。また、非課税枠口座で得た配当金は、上限枠を超過しても複利運用が可能になるなど、ここまで優遇されているのなら、口座を開設したくもなります。

しかし、日本の場合はなんでも中途半端。ルールも複雑。どの銘柄をどう売買すれば税制的に有効なのか考える材料も増えますし。

そんなこと考える暇があったら今後の資産運用方針を考えるとか、お宝銘柄を探すとかのほうがよっぽど有意義だと思いませんか?

最後に

ということでNISA口座に関するワタシの考え方をまとめてみました。

このような中途半端な制度だったら、さっさとやめて、例えば株式譲渡所得を20%から10%にするとか、配当金の二重課税問題にメスを入れるとか、個人投資家にとってはそのほうが全然嬉しいと思います。

今日のまとめ
・ロールオーバー上限の撤廃と言っても根本的な減税策の改善になっていない
・イギリスの例にならって今後も非課税対象の拡大に期待したい
・とりあえずまだまだNISA口座を作る気にはなれない。
・NISA口座に振り回されることなく、資産運用で成功するための検討を進めたほうが有意義

NISA口座で運用している個人投資家の皆さん、資金管理、税金対策で間違えないようにくれぐれも気を付けてくださいね!

 

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