今日は競馬でお小遣いを稼ぐ方法をご紹介します。
いよいよこのブログで馬券のことに触れるときが来ました…
そうなんです、資産運用ブログで馬券術に触れるなんてもってのほか。よほど確実な方法がない限り、馬券で資産運用なんてことは記事にしないと心に決めていました。
でも、今、自分なりの馬券戦略が確立できたのです。
もちろん、勝つ馬を見る眼は必要ですよ。でも、このルールを使いこなせれば年間大幅プラスも夢ではありません。
今日は資産運用ブログでは禁断(笑)の堅実馬券術についてまとめます。
結論から言うとこうです。
- 単勝1番人気から3番人気の中から勝ち馬を選ぶ(A)
- 単勝7番人気から9番人気の中から3着以内に入りそうな馬を2頭選ぶ(C)。
- 3連単フォーメーションでAを1着固定、Cを2,3着固定で購入する。
これだけです。
馬券で資産運用なんてとんでもない!株式投資と馬券を一緒にするな!
そんな風に思わない人は読み進みください。
あ、あと変な商材を売りつけようとかそういう気もさらさらないのでご安心を。
この馬券術の実績
馬券術の方法についてご紹介する前に今年の馬券成績を公開します。
インターネット投票の場合、Club A-PATから簡単に収支を確認できるのがありがたいですね。

上図は2020年の馬券成績です。表の最下部にトータル116%と書いてありますが、これが収支です。
+16%しか儲かっていないなんて大したことないじゃないか。
そう思う方もいるかもしれません。でも馬券の場合、25%程度を胴元のJRA銀行に吸い取られてしまいます。
年間収支プラスに持って行く難しさは、馬券好きな人にはよくわかるはず。
ただ、先ほど述べた馬券術を実践したのは今年の8月以降から。「3回新潟2回小倉」から「5回中山6回阪神」までの間で集計すると、収支は186%となります。
開催 | 支出 | 収入 | リターン |
3回新潟2回小倉 | ¥86,400 | ¥165,570 | 192% |
4回中山2回中京 | ¥53,500 | ¥5,930 | 11% |
4回東京4回京都 | ¥99,500 | ¥244,300 | 246% |
5回東京5回阪神 | ¥93,200 | ¥283,140 | 304% |
5回中山6回阪神 | ¥110,300 | ¥125,160 | 113% |
トータル | ¥442,900 | ¥824,100 | 186.07% |
ちなみに的中馬券の一部はインスタにも投稿済みです。参考まで。
皆さんもこのように馬券で安定した成績を収めてみたいと思いませんか?
馬券戦略を詳細にご紹介
ワタシも馬券を始めて約30年たちます。
あんた40代なのに、計算合わないわね?
まあ、細かいことはさておき…
これまでは単に馬券好きでよかったです。多少、馬券で損しても小遣いの範囲内でなんとかなってきましたし。
でも、家庭を持つとそうはいきません。
よめちゃんからもらえるお小遣いも半減。収入は増えないし、教育費などの出費も増える…とすると自力でお小遣いを増やすしかない。
この馬券術を生み出すまでに多くの試行錯誤を繰り返してきましたが、やっとここに馬券の勝ちパターンを見出すことができたのです。
ではさっそくワタシの馬券術についてまとめていきましょう。
手順1:単勝オッズを確認する

まず単勝オッズを確認します。単勝オッズをもとに出走馬を以下のとおりグルーピングします。
- 1番人気から3番人気=Aグループ
- 4番人気から6番人気=Bグループ
- 7番人気から9番人気=Cグループ
- 10番人気以下=Dグループ
この単勝オッズですが、できる限り投票時間ギリギリのオッズを用いることにします。ワタシの場合は、投票締め切り5分前のオッズとしています。
手順2:買い目を決める
そして、Aグループの中から勝つ馬を1頭決めます。Cグループの中から2,3着に来そうな馬を2頭選択します。
これらの馬を決めたら、以下のような3連単フォーメーションを買います。
- A1→C8,C9→A2,A3,B1,B2,B3(10点買い)
- A1→A2,A3,B1,B2,B3→C8,C9(10点買い)
買い目は計20点です。
※便宜上、グループ名+人気順で書いています(B5=Bグループで5番人気という意味)
手順3:祈る、そして応援する
買ったらあとは画面の前で祈りながら応援するだけです。株と違って売りのタイミングとか地合いの悪さとか関係はなくて精神的に楽ですよね。すべて自己責任。
ワタシの場合は10回に1回当たればプラスになるような買い方を心がけています。
以上が私の買い方になります。ね、簡単でしょう?
ワタシの馬券術のポイント
このワタシの馬券実のポイントですが、JRA-VANというデータベースソフトを活用して過去30年以上のデータをもとに編み出したものです。
細かい話をするときりがないので割愛しますが、この馬券術のポイントだけまとめてみます。
単勝オッズに着目する
なぜ単勝オッズに着目するのか、というと、勝ち馬を集計したところ、勝利数と人気順はキレイに正比例することが分かっています。
つまり、3番人気よりも2番人気のほうが、2番人気の馬よりも1番人気のほうが勝率が高いのです。
このことは人気順は馬の実力を測るバロメーターであると言ってよいです。
また、1番人気の勝率は約33%、1番人気から3番人気が勝利する確率は66%程度というデータがあります。
データ面からも勝つための馬券には、Aグループから勝ち馬を選ぶということになります。
全レースを当てようとしない
この馬券戦略では10番人気以下の馬は買わない、という選択肢になります。
これは(競馬場やコース、馬場状態などでも変わってきますが)10番人気以下の馬が馬券に絡むケースはわずか10%から15%の確率なのです。
であればこのように来る確率の低い買い目は最初から捨ててしまおう、というのが10番人気以下を買わない理由です。
馬券を当てたい人は、ついつい買い目が増えてしまいがちです。
でも、よく考えてください、的中馬券はレースごとにわずか1通りだけです(ワイドや複勝は別ですが)。
3連単100点買いするなら、20点買いで5レース買ったほうが儲かる確率は高まるのではないですか、という問題提起が込められています。
むしろ、自分の型にはまらなかったレースはあきらめる、自分の買い目にハマったレースは絶対に落とさない、という気持ちで取り組んでいくのです。
ルールは絶対に守る
そんなことを言ったって、
・10番人気以下だけど穴を開けそうな馬もいるし…
・1番人気から3番人気の中で勝てそうな馬がいないし…
・7番人気から9番人気の中で穴を開けそうな馬もいないし…
そんなときにどうすればいいの?
そんな声も聞こえてきそうです。でも、これ、前提条件が間違えています。それはあなたの予想は当たらない、ということです(これワタシも最近気が付きましたw)。
馬券が全然当たらないのに自分の予想を貫こうとしている人を見ると、とても微笑ましく感じます。
なので、予想というエッセンスは残しつつ、買い目のルールは絶対に守るという意識を強くもつことが大切です。
馬を見る眼を養う
もちろん、買い目ばかりを気にして、機械的にバンバン買っているだけでは勝利への道は遠いです。
少なくとも勝つ馬や穴をあける馬の傾向などは掴んでおくべきでしょう。
- 先行馬か差し馬か
- 休み明けか叩き2、3戦目か
- コース適正はどうか
- 馬場適正はどうか
- 内枠か外枠か
外れたとしてもこうしたことを気にしているうちに馬を見る眼が養われ、的中率も上がっていきます。
馬券=ギャンブルでも、勉強しなければ勝てないのです。
期待値と勝率のバランス
株の世界でも期待値があるとおり、馬券の買い目にも期待値があります。
期待値とはこのような算式で求めることができます。
期待値=発生率×回収できる平均リターン
例えば、先ほどの例でいうと、1番人気から3番人気の3連単ボックス6点買いするなら、1番人気から9番人気を2,3着固定として相手3頭の変則マルチにしたほうが儲かりやすい=期待値が高い、なんていう言い方もします。
今回提唱する馬券戦略では、過去30年以上のデータに基に人気順の組み合わせごとに平均リターンを算出し、勝率と期待値の高さのバランスを考えた買い目となっています。
ここでいう「勝率と期待値の高さのバランス」とは何か、というと…
期待値だけで言えば9番人気を3連単の頭にしたほうが儲かる。でも、その確率は100回に1回程度だった場合…
- 的中するまでに何十万も費やす必要がある
- なかなか当たらないので精神的に心が折れてしまう
このようなバランスを考えた買い目が先ほどの3連単フォーメーション馬券である、というわけです。
最後に
難解な話にお付き合いいただきありがとうございました。
馬券で儲けるためには念入りな戦略・計算だけではなく、馬を見抜く能力、そして一番重要な運が必要となってきます。
今回の記事にエビデンスがないよね、という指摘があるかと思います。
データ部分もご紹介しようと思えばできるのですが、取りまとめるのに時間がかかりますし、記事量もすごいボリュームになってしまいますので割愛します。信じるも信じないもあなた次第ということでW。
運を引き寄せるためには、日ごろの努力とルールを守ることが大切です。このことはこちらの本に詳しく載っています。

今日は2021年初の重賞金杯が予定されています。
いつも「金杯で完敗」という年が続いていますが、馬券で1年間楽しみながらお金を増やせたら良いですよね。
今年も頑張りましょう!
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