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読書感想文

証券会社が売りたがらない米国債を買え!を読んだ。これは分かりやすくて初心者にもおススメな一冊

2018/02/13

しがないサラリーマンですおはようございます。

昨今の世界同時株安は、ご存じのとおり、米国の長期金利上昇にあります。ならば、そろそろ債権を買う準備も必要なのでは、と思うようになりました。

で、手に取ったのはこちら本。

なかなか分かりやすくて面白かったです。これから米国債投資を始めたいひとにはうってつけの一冊だと思います。

米国債投資がベストと説く一冊

この本の投資手法はシンプルです。30年物の米国債をもつことが「ストレスフリーの投資」と説きます。

この本は2010年に発行された本で、当時の米国債30年物の金利は4%後半。現在は約3%超なので少々事情は違いますが、これから米国の経済が復活を遂げ、金利上昇が本格化すれば、米国債への投資はより魅力的なものとなります

ワタシと米国債投資

実はワタシも10数年前に米国債のゼロクーポン債を購入した経験があります。3回に分けて購入したゼロクーポン債は、昨年満期を迎え、残りは今年と来年に満期を迎えます。

実際に購入したゼロクーポン債は、為替が約10%前後も円高が進み、為替差損が生じているにも関わらず、約30万円の投資に対して20万円弱の含み益が出ている状態です(上図)。

この本にも多少の円高は金利が吸収してくれると記載がありますが、それはワタシも経験済み。

そういう意味では、為替リスクを恐れることなく、10年物や30年物の長期国債を購入して放置しても勝手に資産は増加していく。まさにストレスフリーな投資であると言えます。

米国債をどのように活用していくか

ワタシなりに今後の米国債の運用方法を考えてみます。

退職を迎える20年後に備えて、米国債(ゼロクーポン債)を500万円分買うとします。金利は3%としましょう。ドル円の為替レートが一定だとすると20年後には元本が900万円を超えます。そして、21年後から利付き国債に切り替えることで受取利息は年間27万円相当となります。

言ってみれば、現在の500万円が21年以降に年間27万円の利息を生み出す

長期的な視点で見ると、米国債による運用は将来の不労所得を増やすための堅実な投資方法であると言えるのではないでしょうか。

内容的に納得がいかない部分も

この手の本で納得がいかないのが、米国債の投資の優位性を唱えるために、他の投資手法をダメ出しする点です。

例えば、日本は国債という借金が急増し、国債の信用を失う、とか、国債は金利上昇、インフレ可能性がある、などとありますが、この本が販売されて7,8年経過した今、2.0%物価上昇もままならない現状がありますね。

また、株式投資においても、リスクが大きいので行うべきものではないと批判していますが、この考え方も受け入れがたいものがあります。

米国債投資入門としておすすめの一冊

米国債の利付き国債やゼロクーポン債は野村證券や日興証券など大手証券会社の窓口で購入することができます。

長期金利は10年物で3%に近づいています。日米間の金利差が大きくなるにも関わらず、為替は108円台まで円高が進行しています。ワタシはこの本を読了した後、つい、野村証券の口座でドルを50万円ほど購入してしまいました(笑)

将来のことを考えれば、円高が進行している今こそ行動を移せるように、早めに債券投資に関する知識を付けておく必要があります

経済的自由を得るためには、やはりキャッシュフローを増やすことが大事。この大切さをとても分かりやすく語っているのが、この本、「証券会社が売りたがらない米国債を買え」は超おすすめです。

ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

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