日本株はどこまで下がるのか?

前回のエントリーの続きとなります。
この記事を書いて以降も、日本株、NYダウの下げは加速するばかり。
もう何があっても驚かなくなった
— しがないサラリーマン (@ueken2525kb) March 11, 2020
【ダウ平均】-1163.65 (-4.65%) 23854.51 pic.twitter.com/8mGmgIcNXF https://t.co/qyltkzeXF1
もはやビョーキですね…(;^_^A
こんなときに兼業投資家として何を考えていくべきか、ワタシの現時点での考えをまとめておきます。この記事は〇年後に自分で読み返したときの記録メモです。
今回の相場の難しさ
今回の相場の難しさは何より下落のスピード感。新型コロナウイルスの脅威が世間を席捲して以降、まさにつるべ落としのように急落する感覚です。
これまでの相場のようにリバするタイミングがほとんどないです。
中小型での運用枠においては、日々10%程度の銘柄入れ替え、ポジション縮小を進めています。でも、いつかリバるのではないか、という葛藤にさいなまれているうちに含み損は増すばかりです。
現実に目を向ける
ネットでは、コロナウイルスに関するテレビ番組のインチキ報道に批判が集まったり、株クラスタに対する批判的な書き込みや言い合いも目立ちます。
そんなことに時間を割いていても何も前に進みません。SNSに没頭するのではなく、こんなことには正義感の強い評論家か無責任な暇人にまかせておきましょうよ。
個人投資家として現実を受け入れ、どうやって目の前の問題を打開していくのか、ということに集中するべきです。
アベノミクス相場は終焉したと言ってよいでしょう。消費税増税をきっかけに、こんなパンデミックで幕が下りるとは誰も予想していなかったと思います。
新型コロナウィルスが海外諸各国と比べて感染者や死亡率が低い点では、国内の危機管理はそこそこ機能していると言えます。でも、経済活動がストップしている現在の情勢を鑑みれば、実体経済への影響は大きくなるばかりです。
日銀はETFの投資枠を拡大するなどの打開策を検討しているとの報道もありますが、どこまで株価を下支えできるかは疑問です。むしろ、金融システムの信頼性は毀損し、未来の金融市場への反動につながるのではないかと危惧します。
株投資のファンダ分析は継続する
米国でも給与所得減税やリスク資産の買い入れなどが検討されいていますが、新型コロナウイルスとの綱引き状態が続き、NYダウも急落・急騰を繰り返す日々です。
株式投資の恐怖心はどこが底なのか先行きが見えない点にあるのですが、それでも底打ちに備えて銘柄の調査を継続しています。
投資環境としては最悪ですが…
— しがないサラリーマン (@ueken2525kb) March 11, 2020
・業績悪化が少ない銘柄(ディフェンシブ、内需)への投資
・信頼できるのはBPSと配当利回り
・ボラが収まるのを待つ
いずれにしても、慌てて資金投入せずに時間をかけてPFを構築していくこと、ですな。
暴落相場はつらいですが、負けを取り返そうと思って無理に資金をつぎ込んだり、信用取引に手を出すのはご法度です。

上図はリーマンショック前後の株価推移(月足)です。少なくとも暴落から半年間は底練りする期間があり、以降上昇に転ずるまで5年間もかかりました。
株は我慢した分だけ利益が出るとは言いますが…
- 暴落をやり過ごせば猿でも儲かる相場が来る
- タイミングを計らなくとも時間をかけて投資できる
わたしたちのような兼業投資家にとっては、本業で稼いだ資金をゆっくり相場に投じても十分に間に合うわけです。
長期投資家なら泰然自若で
インデックス運用や高配当株投資など長期的なスパンで投資を行っている場合は、損切りは不要。
インデックス運用ならこれまで通り積立て投資を継続するべきです。
また、個別銘柄でポートフォリオを組んで高配当株で運用する場合でも…
- 魅力的な銘柄が高配当株として安く買える
- 減配銘柄を切るなど組入銘柄をブラッシュアップできる
この暴落はむしろチャンスと言えるのではないでしょうか。
最後に
ということで、現時点の相場観と今後個人投資家として取り組むべきことについてまとめてみました。
株価暴落は心配ですが、兼業投資家のメリットを最大限に生かし、未来の資産形成に向けたタネをいっぱい蒔いていきたいと思います。
もうひとつの心配事としては…
ブログを毎日更新できるように気持ちを保てるように自分もコントロールしていきたいです。
全ては経済的自由のために。
それではまた明日!