個別銘柄運用でのワタシの戦略

今日は、個別株運用において、今後、どうやって立ち振る舞っていくべきか、今後の方針をまとめたいと思います。
新型コロナショックから約1か月。一時的にノーポジにして、休むも相場を実践しているところですが、保有株の半分ぐらいは底値圏で手放してしまって…
でも、まあ、あの荒れ狂う相場に巻き込まれることもなかったですし、資産が減らない安心感もありました。
以前のエントリーでは、日本株は引き続き悲観的であることを述べましたが、今もこの意見に変更はありません。
でも、そんな中、4月の初めから少しずつ買い増している銘柄がいくつかあります。
- 日経ダブルインバース
- 原油ETF
- 小売(食品スーパー)
- 小売(ドラッグストア)
- 運輸(ネット通販、小売業向け)
- ファーストフード
今日は個別株投資の現状と今後の方針についてまとめてみます。
株価は底を打ったのか?
新型コロナウイルスの感染者は増加する一方で、株価は堅調に推移しています。日銀、FRBによるリスク資産の買い入れなどの株価対策が効果的に働いて、NYダウや日経平均の値動きも安定してきました。
かのVIX指数も40ポイント台まで落ち着いており、そろそろ買い場?と思わせる展開が来ています。
ただ、ワタシは引き続き悲観的です。
- 5月上旬の大型株決算による影響
- 想定以上の感染者数増
- 緊急事態宣言の長期化
- 実体経済のさらなる悪化
そして、最近のNYダウの株価は失業率など悪材料が出るごとに株価は上昇。経済的な悪化によって、FRBによる株価の下支えが期待できるとの目論見があるかもしれません。
とすると、新型コロナウイルスが改善に向かい経済が正常に回り始めるところで、株価が急落する場面がありうるのではないか、と思うのです。
現在の保有銘柄たち
本来であれば、観光や外需銘柄など、来期以降の業績復活が見込める銘柄たちを物色するところですが、先ほど述べたように新型コロナウイルス解消の見通しが立たない状態です。
それならば、今は新型コロナウイルスによってメリットがある銘柄たちを選んで投資したほうが得策でしょう。ということで今後の購入予定銘柄や保有銘柄を少しだけご覧いただきましょう。
運送関連
新型コロナのせいでワタシ達は外出禁止でもありますし、外のお店に買い物に行こうとしても閉店だったり、買い物数の制限など、なかなか不便なものです。
ということであれば、ネット通販を中心に運送業を展開する銘柄たちには恩恵があるのではないか、ということでいくつか購入しています。
- ファイズHD(9325)
- センコーグループHD(9069)
- カンダ(9059)
ファイズHDはAmazon関連銘柄ということで、一時はストップ高、購入からあっという間に50%程度も上昇していまいました。
センコーとカンダは株価的に上がっていないので今後に期待です。
小売業関連
現時点ではアミューズメントパークなど子どもと一緒に出掛けられる場所が限られていますし、近所の小さなスーパーは閉店状態となっています。
こんな中で恩恵が受けられるのは、食品中心に展開している小売業です。また、マスクや消毒液需要なども当分の間は続くことになるでしょう。
ということで保有している銘柄はこちら。
- マックスバリュ東海(8198)
- ジェーソン(3080)
- キリン堂(3194)
- 薬王堂(7679)
マックスバリュ東海は月次が好調で年々同期比で+60%程度の売上増。マックスバリュ中部を吸収合併した影響もありますが、今年上半期の業績は好調に推移しそう。
キリン堂、薬王堂などのドラッグストアも業績は順調です。
ジェーソンは先日決算発表しましたけど、印象としては保守的な通期見通し。

決算書によりますと、新型コロナウイルスの影響は業績予想には加味していないとの記載があります。毎月発表される月次売上に期待です。
ファーストフード
ファーストフード関連ではマクドナルドを購入。新型コロナの営業で、ケンタッキーやモスなどのファーストフードが絶好調。マクドナルドも例外ではなく、今でも店舗では大行列です。
店内のイートインは激減ながらもテイクアウトやドライブスルーが好調。最近はテイクアウト専用の事前予約用アプリなどの利用客も多く、コロナウイルス終息後も売上増につながるのではないかとい思惑です。
その他
今回買い逃した銘柄としては、
- セグエグループ(3968)
- 遠州トラック(9057)
- ライドオンエクスプレス(6082)
セグエグループは、リモートワーク関連銘柄(仮想端末)、ライドオンエクスプレスはデリバリー関連で両銘柄ともに新型コロナウイルスを材料に顧客拡大につながりそうな業態です。
ただ、結構上げているのでここから手出しするのも勇気がいりますね。
株価急落が来たら…
現時点でのCPは60%以上あることから、急落時はこれらの銘柄の買い増しも図りたいですね。今期以降の業績も期待できる銘柄たちだと思っています。
最後に

ということで、個別銘柄株の現状と今後の方針についてまとめてみました。
なかなか難しい相場が続きますが、今年を乗り切ればきっと誰でも儲かる相場が来ると思うので今が踏ん張り時ですな。
資産運用、頑張っていきましょう!