キャッシュレス・消費者還元事業が終了

キャッシュレス・消費者還元事業は6月30日で終了…でも、消費者である私たちがやらなければいけないことについてまとめてみます。
開始前はいろいろと批判もあったキャッシュレス事業ですが、終わってみれば予算を大幅に超過。
政府が当初計上していた2798億円では予算が不足し、累計では事業費が7750億円にのぼるとのこと。
惜しまれつつ終了するキャッシュレス・消費者還元事業。ただし、このキャッシュバックは自分で手続しないと受け取れない決済サービスがあるのをわすれてはいけません。
- 楽天Edy
- PASMO
- WAON
このキャッシュレス事業では、現金ではなく、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーを使うとお買い物した金額の2%から5%が還元されるというもの。
せっかくキャッシュバックされるのに受け取らないのは損ですよね。今日はこのことについて調べてみました。
通常は決済時点でキャッシュバックされるケースが多い

このキャッシュバックですが、通常はレジでお買い物した段階で還元される場合が多いです。
例えばLINEペイなどは決済した段階でお買い物した金額の2%から5%に相当する額が還元されることになります。
また、Suicaの場合も、お買い物した翌月にキャッシュバック分が還元され、その金額は支払額から自動的に引かれることになります。
この決済サービスの場合は特に手続きを行う必要はないです。
手続きが必要な決済サービス
しかし、LINEペイやSuicaの例とは異なり、自分で手続を行わないとキャッシュバックされない決済サービスがあります。
例1:楽天Edy

楽天Edyの場合は、楽天Edyのアプリ上にキャッシュバックされるお知らせが通知されます。
また、登録された電子メールでもキャッシュバックの連絡が届きます。
お知らせからキャッシュバック分を受け取る形となります。
楽天Edyは受け取りに期限がありますので忘れないように手続する必要があります。
例2:PASMO

PASMOもキャッシュバック分を受け取るため自分で手続が必要になります。
キャッシュバック分を受け取るためには
- セブン銀行のATMを利用
- 期間は7月10日から7月26日まで
- 駅構内では受け取り不可
PASMOの場合、1月1日から6月30日の間にお買い物した金額の一部がキャッシュバックされます。
セブン銀行のATM操作もちょっと複雑です。こちらのサイトで予習してからチャレンジしてみましょう。
また、期間限定でこの17日間の間に手続しないとキャッシュバックを受けられないようなので注意が必要です。
例3:WAON

イオンのキオスク端末のほかファミポートでの受け取りが可能です。
WAONの場合、ポイント還元は1か月遅れとなるので、5月分は6月28日以降、6月に使った分は7月28日以降に受け取れます。
こちらの場合は受け取りに期限はないとのことで良心的ですね。それでも、忘れずに早めに受け取りましょう。
最後に

ということで今日は消費増税対策キャッシュレス事業におけるキャッシュバックの受け取り方についてまとめてみました。
お得だと思って使っていたのに受け取りを忘れていては意味がありません。ここはめんどくさがらずに受け取りはすませるようにしましょう。
また、今回挙げた手続きが必要な決済サービスはひとつの例です。
他にも手続きが必要な場合がありますので、みなさんがお使いの決済サービスでどうやってキャッシュバックを受け取れるのか、調べてみることをお勧めします。
それではまた明日!