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個別銘柄運用法

【銘柄分析】シーティーエス(4345)が第3四半期決算を発表!今後の株価の推移は?

2019/02/26

シーティーエスを新規購入!

シーティーエスは、いわゆる建設ICTの専門企業として全国展開している会社です。

数年前に個人投資家ブログでよく目にした銘柄ですが、最近、めっきり分析記事も見かけなくなりました。

先日、ワタシもこのシーティーエスに新規投資を行いました。決算書や会社説明資料などを見ると、まだまだ成長の余地があり、長期投資にふさわしい銘柄だと思ったためです。

今日はシーティーエスについてご紹介したいと思います。

シーティーエスの株価が急落?

シーティーエスは先日、第三四半期決算を発表しました。内容は増収増益だったものの、前年比の伸び率がいまひとつだったせいか、株価は急落しました。

第三四半期決算(2019/1/31リリース)

ワタシはこの株価急落を受けて684円に少しだけ新規購入しています。

シーティーエス株価チャート(日足)

週足で見ても、昨年上期に上昇したものの、6月末から株価は半分まで下落しました。

シーティーエス株価(週足)

昨年6月にかけて上昇した理由は不明ですが、証券会社のレーティング引き上げなどが発端になっているようです。

投資家
レーティングとかってホント雑音でしかないよね。

株価の推移だけ見ると、建設ICTへの期待が大きすぎて失望に変わり、昨年6月高値を超えるには相当な時間がかかると予想できます。

しかし、長期投資において、業績が伸びても株価が上がらない状態はむしろ投資チャンス。ファンダメンタルが順調ならばむしろ「買い」という判断です。

そんなシーティーエスの業績についてまとめてみます。

建設ICTの動向

i-Constructionの推進

シーティーエスの強みは建設ICTにあります。人手不足に悩まされる土木・建築業界においては、ICTの力を生かして生産性を高め、魅力高い建設現場を構築することが急務となっています。

これを実現するために国土交通省は、i-Constructionという取り組みを進めています。

具体的には、ドローンの活用や3D-CAD、AI、IoTなどを活用して人員の削減や危険作業を回避することにあります。

今後の成長性

i-Constructionによる発注工事主体は国であり、土木工事が中心でした。今後は、対象事業も河川、橋梁、トンネルまで範囲が広がり、国から地方自治体へ、土木から建設工事まで事業を拡大させる見通しです。

シーティーエスの戦略

このような国の政策にあわせ、シーティーエスも土木から建設業者へ、地方のゼネコンから広域ゼネコンにターゲットを広げていく戦略を取っています。

実際に2018年11月以降、鹿児島、水戸、津、山形に支店を開設しています。

中期経営計画を策定

シーティーエスは、中期経営計画を策定済みで、2021年3月期までに建設ICT売上高100億円、営業利益率20%超、ROE20%超を目指すとしています。

2018年3月期決算のセグメント情報は以下のとおり。

建設ICT(システム事業と測量計測事業)の売上高合計が100億円、営業利益率は20%なので20億円と試算。ハウス備品とその他の営業利益はヨコヨコと仮定すると、2021年3月期で営業利益22億円、純利益ベースでは14億から16億円(EPS=33円~40円程度)と見込むことができます。

過去の業績

シーティーエスは9期連続の増収増益を記録。上図は過去5年間の推移ですが、美しい右肩上がりの業績です。

次に四半期決算の業績推移です。特に2019年の1Qで前年同期比売上高が減少しているため、成長ストップとも受け取れる内容です。

ただ、会社説明資料によると、

  • 測量計測事業における新商品・サービスの発売及び高額機器の販売案件が翌四半期にずれ込んだこと
  • 人員増加策及び処遇改善による人件費の増加 、営業体制の見直しで販管費が増加した

と中身が明らかです。

今期決算に対する3Qまでの進捗率は70%と例年よりも4~5%悪いので計画未達の可能性もありますが、今後の建設ICTへの先行投資、i-Contruction事業の拡大を考えれば、まだまだ成長の余地があると思います。

最後に

ということでシーティーエスについて、ワタシが投資した理由をまとめてみました。

株価は昨年夏以降全く盛り上がっていませんが、建設ICTがただの流行語から今後は業績反映フェーズに入ってくるものと感じています。

今後のシーティーエスの業績推移に要注目です。

※投資は自己責任でお願いします。

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