「フリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」を読了!

おはようございます、うえけんです。
タイトル長っ!と思わせるこの本。正直、Amazonのレビューを見て買ってみたんですけど、想像以上に面白い本でした。
ワタシもね、このブログのタイトルどおり、経済的自由を目論んでいる訳ですけど、ただ、言ってるだけではなくて、行動に移さねば!という気持ちでこの1冊を手にしたわけです。
今日は、この「フリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」についてレビューします!
- これからフリーランスになろうと考えている人
- フリーランスの税金について知りたい人
- 経費や節税、確定申告などの概要が知りたい人
それでは行ってみましょ~
漠然とアーリーリタイアしたいと思ってませんか?
連休の翌日や月曜日など、みなさん、どうでしょう、「あ~、会社行きたくねえなあ」と思うしがないサラリーマンの方も多いのではないでしょうか。
ワタシもそのように感じるひとりですが、ワタシが今のサラリーマン生活から離れたいと思うのは別の理由があります。
- 限られた人生なので好きなことをしたい
- 1日8時間以上拘束されるサラリーマン生活、時間の使い方としてモッタイナイ
- 家族や知人との時間をもっと大事にしたい
今の仕事が決して嫌なわけではないんですけど、時間を自由に使える人生としたい、ということ。ワタシも40歳を過ぎて人生折り返し時点。
今の自分の人生ってこのままでいいのかな???
そんな疑問を感じるようになったんです。
この本を手に取った感想

フリーランスの生活が甘くない、というのは重々承知なのですが、自分の生きたいように生きるための情報収集も必要…
という事情で手に取ったこの本の感想をまとめてみます。
フリーランスと税金について超分かりやすい
半分以上がマンガで描かれている点でとても親しみやすく、読みやすいです。
特に勉強になったのは…
- 青色申告と白色申告
- 国民年金、国民健康保険の考え方
- フリーランスと消費税
- 税務調査の実態
- 個人事業主か法人化か
フリーランスになるためには、収入源の確保も重要ですが、同時に、今まで会社が代行してくれていた社会保険などの手続きにも精通しておく必要がありますよね。
国民年金や国民健康保険のほか、小規模企業掛金、iDECOの活用など生活に密着した部分で必要な知識が凝縮されているのです。
まさにフリーランスになることを目指しているけど、社会保険などの知識がない方にうってつけの本だと思います。
レベル的には入門編
ただ、まあ、この1冊ですべてがわかるという訳ではありませんで、フリーランスに必要な知識が凝縮された入門書、といった位置づけです。
この本を読んでもっと詳しく知りたい、という人は、専門書を手に取ってみる、ネットで詳しく調べてみる、税理士に相談してみる、というスタンスがよいでしょう。
フリーランスならではの難しさにも言及
フリーランスって響きに憧れている人ってたくさんいると思うんですけど、やはりそんな安易なものではないですよね。
特に社会的な信用の部分ではサラリーマンに太刀打ちできそうもありません(事業が軌道に乗るまでは、という話)。
クレジットカード作成、賃貸住宅の申込、住宅ローンなど金融機関からの借入などなど、いろいろなハードルがありそうです。
ワタシ達サラリーマンにしてみたら、「税金は節税してできるだけ安く」だけを優先して考えればいいです。
しかし、この本の後段に書いてあったように、フリーランスの場合は、税金の支払いが少ないということは社会的信用が低い、というレッテルを貼られてしまうことになります。
フリーランスを目指す人は、この現実に直視しなければなりません。この本はそんな気づきも与えてくれます。
最後に

ということで「フリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」についてまとめてみました。
とても読みやすいので2,3時間ほどあれば一冊読了できます。
フリーランスやセミリタイアに向けた準備としてもお勧めできる一冊、ぜひ一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。