西日本に向けて台風12号が到来

今年は特に豪雨による災害が目立つ年です。
先日発生した台風12号は進路が西日本に向かうなど気象庁は「かつてない台風」呼ばわりですよ、すごいですな。
我が家の夏休みは、ANAで九州方面にフライトする予定になっていて、ちょうど台風の進路と方角をともにする旅行計画になってしまったんです。
ひょっとしたら台風でフライトが中止になってしまうかも?
しかも、航空チケットを取ったのは宿泊宿とのセットで予約したから返金はさすがに期待できないかな…
いろんな心配が心に及びます。
現在台風13号が関東に向けて進出中ですが、そんなことであきらめてしまってはいけません。まずは、知識を付け、できることから始めようではありませんか。
運行情報はネットから確認
果たして予定どおりフライトできるのか?ANAの運行情報はネットで確認できます。
だいたい前日のお昼頃から運行停止対象の便を確認することができるのですが、天候状況によってコロコロ変わるので、フライトギリギリの時間まで分からないことも多いようです。
またツイッターでフォローしておくと、運行状況をツイートでお知らせしてくれます。例えばこちら
◆国内線◆おはようございます。本日31日、熊本・宮崎・鹿児島空港は台風のため、釧路・根室中標津空港は視界不良のため、条件付きの運航となる可能性があります。https://t.co/jUGyhjreLk
— ANA運航の見通し情報 (@ANA_flight_info) 2018年7月30日
もちろんワタシもフォロー済みです(*^^)v
旅行会社に電話してみた

今回予約をしたのはJTB。宿泊先の手配から飛行機の手配から、レンタカーの予約まで全てまとめてお願いしました。
台風で飛行機が飛ぶか心配。どうしたら良いのでしょう?
前日でも全額返金
今回のように台風で発着便に影響が出る可能性がある場合、全ての旅行代金は全額変換される、とのこと。
パッケージツアーの場合、フライト料金、ホテル代、レンタカー代金などすべてがセットになっているため、全額返金してくれることが多いようです。
これは意外な答えですねえ。何事もあきらめてはいけません。
当日でもキャンセルは可能
欠航が決まっているならネットからでもキャンセルできます。
ただ、せっかく予約した旅行。前日キャンセルしても当日は予定どおり飛行機が飛びました、なんてことがあってはとても悲しいことです。
そんな場合はまず予定どおり空港に向かいます。そして、当日朝のフライトが中止になった段階で、予約先のホテル、レンタカー会社に直接連絡してキャンセルします。
その後に、運行が中止となったこと、これにあわせてすべて電話でキャンセルしたことを、JTBの窓口が開く時間に電話連絡すれば、値段が安くなる可能性がある、とのこと。
代替便や振替の可能性も
当日空港に行くメリットとしては、代替便や周辺空港への振替輸送の手配をしてくれる可能性もあるという点。
また、運行時間を変更してフライトすることもありえます。
搭乗者の人数や運行先の都合にも大きく左右されますので、当日の違う時間帯になるのか、翌日以降になるのかは状況次第です。
また、料金も追加料金が必要か不要かは航空会社の判断による、とのことです。
荒天時の心構え

今回の一件を経験して、台風など荒天とぶつかる場合の対策として有益だと思われることをまとめておきます。
空港会社の最新情報の確認
航空会社のホームページなど運行情報をチェックする。ツイッターなども有効。
当日空港に向かう場合は余裕を持って
振替え輸送、代替輸送などの対応を確認するために、当日はできるだけ早く空港に到着しておくことが大切です。
とりあえず電話で聞いてみる
自分の搭乗する飛行機が飛ばなかった場合、契約上どのような手続きを踏むことになるのか、お金が返ってくるのか、そのためには何をしたらよいのか、わからないことは旅行代理店や宿泊先のホテルなどに電話してみることです。
旅行保険に加入する
フライトの遅延・中止などによって、追加発生する宿泊費やフライトの変更による追加費用など旅行保険で負担してくれるケースもあるようです。
もしも加入している場合は旅行保険の内容を確認してみるのもいいかもしれません。また、どうしても台風の多い秋にフライトの予約をしなければならない場合などは、新規加入を検討してみるとよいかもしれませんね。
最後に

そんなこんなでいろいろあった今年の九州旅行ですが、台風に負けず無事出発できました。
ネットで調べてみたところ、離着陸する空港の天候状況、特に横風の有無が大きく左右するとのことです。私たちが九州に渡る際には、台風の進路は中国・四国地方に位置していたため、フライトへの影響はなかったということになります。
実際、フライト中も大きな揺れなどは感じることなく、家族全員無事に到着することができました。
最近の国内の天気は荒れ模様。予定していた旅行への影響を冷静に判断して、キャンセル料金などとりっぱくれのないように注意したいものです。