しがないサラリーマンがひっそりと経済的自由をもくろむブログ

ひと握りのお金とささやかな知恵で目指せセミリタイア

ふるさと納税

総務省が制度の見直しを検討?改めてふるさと納税の是非を考える

2018/09/18

ふるさと納税の制度見直しを検討

本ブログでもたびたび取り上げてきたふるさと納税の是非でありますが、先日、総務大臣がふるさと納税の制度見直しを検討する方針を打ち出したようです。

このことに関しては、先日も本ブログで記事にしました。

本ブログの立場としてはですね、ふるさと納税自体が矛盾に満ちた制度ですので、そんな制度は廃止してしまったほうがいいと思っています。

それでもですよ、最近の総務省におけるふるさと納税に対する対応は疑問に満ちたものばかりなのです。

総務大臣の会見の内容

時間がある人は総務大臣の会見議事録を読んでいただければ、と思いますが、面倒くさい人のために要点をまとめるとこんな感じです。

  • 9月1日現在でふるさと納税の見直しを図っていない自治体が残っていて非常に残念
  • 総務省通知による改善が達成されない自治体はふるさと納税として認めないように制度を見直したい
  • ふるさと納税は存続の危機にある。このままいくとイメージを傷つけ、制度そのものが否定される

まあ、こんな感じですかね。

理解できない会見の内容

で、この会見の中でワタシがどうしても理解できない点があります。

それは

  • 過当な返礼品競争は制度の目的、趣旨に反する。
  • ふるさと納税は存続の危機にある
  • このままいくとイメージを傷つけ、制度そのものが否定される

この3点です。

過当競争は制度の目的・趣旨に反する?

このことについては高橋洋一氏のこちらの記事を読んでいただければ分かりやすいです。

要約すると、納税者が使用目的を選べるという画期的な制度を国の官僚は面白く思っていない、そして、もともと制度に反対だった官僚が口にする「そもそもの制度の趣旨に反する」という言葉に違和感を感じる、というのものです。

ふるさと納税は存続の危機にある?

これも何をもって危機とするのか意味がよく分からないんです。

自治体間における過当競争が存続の危機をもたらしているという意味なんでしょうか。ふるさと納税自体が「がんばっている自治体にお金の流れを作ろう」というのがそもそもの制度の趣旨だったはず。

過当競争によって自治体の財政を傷つけることになるかもしれませんが、それはその自治体の自己責任にまかせるべきなのではないでしょうか。

ふるさと納税のイメージを傷つける?

ふるさと納税で自治体間の対立が表面化していますけど、もともとふるさと納税設立時の制度設計が甘かったのが原因ではないでしょうか。

総務省の後出しじゃんけんで自治体間の不公平感が増したと言っても言い過ぎではないと思います。

国のリストがお得度リストになってしまった

クリックすると拡大されます

今回の会見にあわせて総務省は9月1日時点の返礼品の改善状況について資料で公表しています。

この資料は返礼品は寄付金の3割までというガイドラインにあわない自治体をリスト化したものです。

国が名指しで批判した資料になりますが、逆にこの資料は国民にとって返礼品がお得な自治体はどこかが分かるリストになってしまいました。

詳しくはこちらの資料を見ていただきたいのですが、ワタシが気になる返礼品をピックアップしてみました。

9月から10月に終了予定の気になる返礼品リスト

  • 宮城県加美市 モンベルバウチャー
  • 大分県佐伯市 食事券
  • 宮崎県日南市、川南町 食事券
  • 鹿児島県中種子町 JTB旅行クーポン

上記に挙げた以外にも9月・10月で終了予定の返礼品が資料にたくさん掲載されていますので一度チェックしてみることを進め致します。

最後に

ということで混迷を極めるふるさと納税についてまとめてみました。

今回触れたのは返礼率の高い自治体に関する問題ですが、これ以外にも総務省は、地場産業以外の返礼品は控えるように求める記載も見受けられます

例えば、千葉県館山市の返礼品X-JAPANのYOSHIKIオリジナルワインは外国産なのでダメ、とか、北海道のとある自治体の東京スカイツリー入場券は自治体に関係がないからダメ、とか。

総務省がひとつひとつ返礼品にケチをつけ始めています。

ふるさと納税を始める自治体は総務省になんでもお伺いたてないと何もできないということになるのでしょうか

ここまで規制がエスカレートすると、ふるさと納税をやめたいと思っているのは総務省なんじゃないの?と疑いたくもなりますね。

今後の動向に注視していきたいと思います。

あと、終わりそうな自治体のふるさと納税は忘れないようにしましょう(笑)

 

関連記事です。

そもそもワタシ自身ふるさと納税に疑問をもつひとりです。

返戻率が下がっている今、ふるさと納税するなら楽天ポイントが貯まる楽天市場がおススメです。

 

-ふるさと納税