先日ネットニュースで見たのですが、高速道路の最大速度が一部の区間で緩和されるとのことです。
高速道路の最大速度は現状100キロ。これが120キロになるらしいんです。早ければ2020年内も実現する見込みです。
我が家の愛車は某ドイツ車で、スピードメーターは260kmまであるのですが、もちろん、そんなスピードは出せるはずもなく…
それでも、120キロ区間が増えることは、爽快にかっ飛ばせるので嬉しい限りですね。
では、どの部分が120キロ区間になったのか、Googlemapで見てみることにしましょう。
120キロになった区間

今回、制限速度が100キロから120キロになったのは以下の5区間です。
東北道/花巻南-盛岡南間(27km)
新東名/御殿場JCT-浜松いなさJCT間(144km)
東北道/浦和-佐野スマートIC間(52km)
常磐道/柏-水戸間(71km)
東関東道/千葉北-成田JCT間(26km)
120キロ解禁までの長い道のり
高速道路120キロ解禁は、2013年の公安委員長の発言に端を発しました。警視庁が解禁を発表したのが2020年7月22日ですから、実現までの約7年間もかかったわけです。
いやあ、時間かかりすぎですよね。
高速道路設計者からは、長年の念願が叶ったというSNSの声もありました。
安全性は大丈夫なのか?

120キロを出せる道路の場合、道路の安全性として140キロを出しても安全性が保たれるレベルとのこと。
最近は自動車の性能も向上していますしね、ハード的な安全性は確保されていると言ってよいのでしょう。
今回の120キロ解禁では静岡県と岩手県で実証実験を行い、最大速度アップでも事故件数増加にはつながらなかったとの結果に基づくものです。
でも、実際には、高速道路を走るのは、軽自動車やトラック、特殊自動車など様々です。
最近も川崎市の浮島でポルシェがスピード出し過ぎで無残な死亡事故が起こったりもしています。
人の運転レベルも様々ですからね。
120キロぶっ飛ばしても警察に捕まることはなくなりますけど、私たちドライバは安全走行を心がける必要があります。
さらなる区間増加もあるかも?
こちらの記事によりますと、国内の高速泥道路では、設計速度120キロ可能区間が700kmあるとのこと。
これらの区間でも、最大速度120キロに解禁されるといいなと思いますね。
最後に

ということで今日は、高速道路の最大速度が120キロに解禁されたことについてまとめてみました。
ただ、高速道路の一部区間は慢性的な渋滞になっていますしね、あと話題になったあおり運転などのトラブルも懸念されるところです。
車の事故こそ無駄なことはありません。加害者にならないためにも、譲り合いの精神を忘れずに普段から安全運転を心がけたいですね。
それではまた明日!