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【不動産投資】初めての不動産投資 成功の法則を読了!不動産投資の現実が分かる良書

2020/02/11

初めての不動産投資 成功の法則を読みました

今日も不動産投資の本のレビューです。題名も「初めての不動産投資 成功の法則」です。

不動産投資の本はこれで3冊目です。勉強のために最低10冊は読みたいと思っていますww

で、この「 初めての不動産投資 成功の法則 」という本は、不動産会社・コンサルティング会社の目線で書かれている本です。

私たちの眼につきやすい本というと、

  • サラリーマンだった人が不動産投資で独立したサクセスストーリー
  • 効率的に不動産投資で儲けられる裏技
  • いいことしか書かれていない分かりやすさ優先の入門書

こんな本に興味がわくのではないでしょうか。でも、この本は違います

不動産投資について真っ向から書かれたものです。タイトルも初心者向けと言っておきながら結構難しいです。

ワタシなんか本を読むときはベッドに横たわって読むんですけど、この本はちゃんと机に向かって、メモを取りながら真剣に読むべき良書です。

この本が向いている人
  • 不動産投資について真面目に勉強したい人
  • 不動産投資を考えている人
  • 不動産投資に関心のある初心者

 

この本を読んで感じたことは成功の法則なんてないってこと

ワタシがこの本を読んで感じたことは不動産投資に成功の法則なんてないってこと。

タイトルには成功の法則って書いてあるんですけどね(うそつきというつもりはありませんよ)。

それだけ不動産投資って難しいものだし、知っておかなければいけないことも多いし、その時の不動産事情や入居状況などにアンテナを張っておかなければならないし…

それだけやるべきことがいっぱいあるってことを指し示してくれます

  • 不動産投資の収益計算、キャッシュフロー等
  • 不動産物件の選定方法
  • 不動産融資の現実と対策
  • 管理会社などのパートナーの重要性
  • 税金対策(個人か法人化か)
  • 事例集

このタイトルだけ見ると…

ヨメ
よくある不動産投資本と同じような項目じゃない?

 

確かにそうなんですけど、とにかく中身が違います。とても詳細です。さっと読み流すにはもったいない内容です。

例えば、収益の話などは、自己資金、借入金、金利などを用いて具体的な数式を用いて解説しています。

法人化して買うのか、個人で買うのか、といった課題に関しても、所得税・住民税計算をしたうえで、優劣を数字で計算してくれています。管理会社の選定に関しても、チェックリストとしてまとめられていて、とても分かりやすいです。

とにかく、読み応えのある本で、不動産投資に対して真面目に書かれた一冊と言えましょう。

不動産投資の現実ってこうなの?

私自身、まずは不動産投資をかじってみよう、という気軽な気持ちなのですが、どうもこの本を読むと…

ワタシ
やっぱり不動産投資ってハードルが高いのかなあ…

 

そんな風に読めてしまうんです。

不動産投資はスケールメリットが重要?

この本ではアパート・マンション一棟買いを推奨しています。ワタシが考えている区分所有マンションは効率的ではない、と言い切ります。

ワタシなんかは株式投資を始めて15年ぐらい経ちますけど、一番大切なことって最悪の状況を考えておくことだと思うんですね。例えばリーマンショックとかね、東日本大震災とかね。

で、不動産投資でアパート一棟を買ったとして、多額の負債を抱えた状態でそんな最悪の事態に出くわしたら、赤字抱えて夜逃げするしかないですわな。

仮に不動産投資で成功するためには大規模物件への投資が前提条件なら…不動産投資はあきらめるしかないですな。

運用利回り低くね?

この本では多くの事例が掲載されているのですが、その中での実質利回りは6%程度です。

  • 家賃収入÷物件価格=表面利回り
  • (家賃収入‐諸経費)÷物件価格=実質利回り

諸経費の中には、不動産屋、管理会社に支払う手数料とか、部屋の改装費用とか、金融機関から借り入れた際の金利負担とかもろもろの経費を言います。

この利回りが6%ぐらいなんですよ。たった6%ですよ?

6%だったらJTの株でも買って配当貰ったほうがいいじゃん、なんて思ってしまいます(JTの利回りは、2020年1月24日現在6.48%(税引前))

最近の不動産市況では土地が値上がりしているので投資対象としての無力が薄れているのかもしれません。

不動産投資は金持ちの投資法?

この本では成功事例を何件か紹介しているんですけど、会社経営者とか医者とか、年収1千万越えのサラリーマンとかそんな人ばっかりなんですよね。

ワタシ
む、やっぱり不動産投資っておいらのような低収入だと手出し無用なのかな?

 

そんな気持ちになってしまいますねw

運用利回りは低いのに、銀行から多額の融資を受けて利益を出そうと思うと、投資物件を増やすなどスケールメリットを利用する必要が出てきます。

そして物件を売却して得た利益で少しずつ資産を増やしていく。

そんなうまくいけばいいのだけれど、空室リスクもあるし、売りたいときに売れなかったりと、その利回りでリスク大きすぎない?と思うのです。

でも、それが不動産投資の現実なのかもしれません。それでも成功するためには、裏技や近道などない。やるからには生半可な気持ちは許されないということなのでしょう

最後に

ということで、 初めての不動産投資 成功の法則 についてワタシが感じた感想を率直にまとめてみました。

ワタシが触れた以外にも

  • キャッシュフローを重視して資産を大きくする
  • 管理会社の選び方
  • 年間収益の目標を立てて、投資物件の規模を考える

などなどほかの不動産投資本には書かれていない内容も盛り込まれていておすすめです。

当面は不動産投資関連の本を読み漁って、いろんな投資家の考え方に触れつつ、知識を深めていきたいと思います。

全ては経済的自由のために。

それではまた!

 

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