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インデックス運用における最新のリターンとリスクを見直してみたらこうなった

インデックスファンドのリスクとリターンのこと

 

最近株を始めた人の中には、インデックスファンドをひたすら積立てるインデックス運用を実践している方もたくさんいるかもしれません。

ワタシもインデックスファンドを初めて購入して10年以上経過しますが、複数のアセットクラスに対して継続的に積み立てる、という投資手法はたった2年半しか経過していません。

今のところ、資産は順調に増加中なのですが、気になるのはどのアセットをどのくらい割り当てるか、という資産配分。

資産配分(アセットアロケーション)の割合を自分で決められるのもインデックス投資の面白さでもありますが、ポートフォリオとしてどのくらい機能しているのか、という点はとても気になりますよね。

我が家のアセットクラスはこんな感じ

△7月12日現在の我がインデックスファンドの運用状況(クリックすると拡大します)

で、ワタシのインデックス運用の積立て額は以下のような内訳になっています。

国内債券 10%(6,000円)
国内株式 30%(18,000円)
外国債券 10%(6,000円)
外国株式(先進国) 30%(18,000円)
外国株式(新興国) 20%(12,000円)
※カッコ内は毎月の積立額(60,000円)の内訳

この金額を定期的に積み立てた場合の平均リターンは5.24%で、リスクは15.54%となります。

ここでいうリスクとは標準偏差のこと。数字が大きければ資産が上下ブレやすいということを意味します

ワタシのインデックス運用を行った場合、約68.3%の確率で、平均リターンの5.24%を起点として前後15%(約+20%から-5%)の間で資産が変動することを示しています。

このリスクとリターンは、アセットごとに過去の膨大なデータから算定されています。

インデックス運用を行う前に、リスクとリターンをどこに定めるのかを考えることが、インデックス運用の入り口となります。

従来のアセットごとのリスクとリターン

このリスクとリターンは、昔から訪問させてもらっているファンドの海さんでシミュレーションを行い算定したものです。

ただ、このリスクとリターンがくせ者です。

ファンドの海さんのデフォルト値は以下のとおりとなっています。

アセット ウエイト リターン リスク
国内債券 10.0% 1.0% 4.0%
国内株式 30.0% 4.8% 22.2%
外国債券 10.0% 3.5% 13.3%
外国株式 30.0% 5.0% 19.6%
新興国株式 20.0% 9.3% 26.3%

でもちょっと待ってください、と。このゼロ金利の時代に国内債券のリターンは1.0%ですか、と。

また外国債券にしても先進国が低金利メーンの政策を取っている中で4.8%ですか、と。いろんな疑問も湧いてきますね。

これらの数値は、様々な投資本やネットでも散見される数値なので誤りではないでしょう。ただ、国内外の債権のリターンについては見込まれすぎではないか?そう思うのも当然の話です。

そんな中、楽天証券のサイトでこんな記事に出会いました。

なぜ、個人のポートフォリオに外国債券が不要なのか?

かの山崎元せんせーの記事です。この記事にリターンとリスクについて興味深い記事があります。

山崎元氏によるアセットアロケーション試算例

山崎さんは国家公務員の年金運用の委員をやっているそうでして、その中でのアセット別のリスクとリターンは以下のとおりとなっているそうです。

アセット ウエイト リターン リスク
国内債券 33.0% 0.0% 3.2%
国内株式 31.4% 4.7% 18.0%
外国債券 0.0% 1.0% 10.0%
外国株式 35.6% 5.5% 20.0%

先ほどのリスクとリターンとは大きく違いますね!

でも、確かに国内債券などは最近の定期預金の金利などを見ても、リターン0%のほうが現実的ですよね。

このポートフォリオの組み合わせで運用した場合、平均リターンは3.43%、リスクは11.78%となるそうです。

我が家のアセットアロケーションで試算してみた

そこで、ワタシの資産配分(国内債券10%、国内株式30%、外国債券10%、外国株式50%)でシミュレーションしてみます。新興国株式はポートフォリオに組み込まれていないので、先進国株式を50%として試算してみます。

 

期待リターン:4.26% リスク:10.05%
元本:6万円 総投資額:0万円 期間:30年
(期待値:21.0 標準偏差:11.9 中央値:18.3 最頻値:13.8)

by 長期投資予想/アセットアロケーション分析

 


 期待リターンは1%超低下して4%程度となったものの、リスクも10%と大幅に低下しました。安全な低リスク運用が可能になりそうでイイ感じです。

有効フロンティアのの位置を見ますと、もう少しアセットを見直したほうが同リスクで高いリターンも上げられそうです。

もともと山崎さんはこちらの本で日本株45%:外国株55%でよいと提唱してらっしゃいました。

個人投資家においては投資手法はシンプルに越したことはありません。アセットクラスを絞るのも一考ですね。

外国債券の有無

geralt / Pixabay

 

もうひとつ山崎流アセットアロケーションの特徴は外国債券がないことです。

ただ、上記サイトで記載のあるとおり、外国株を保有している段階ですでに為替リスクは負っています。

ワタシも米国株を持っていますが、日本円で換算すると為替変動だけで数%パフォーマンスが変動します。米国株を保有すること自体が円へのリスクヘッジにもなっている点でも、山崎氏が言うとおり、外国債券というアセットを組み入れる必要はないかもしれません。

最後に

ということで今日はインデックス運用におけるアセットマネジメントについてまとめてみました。

インデックス運用自体は、基本積み立てるだけで放置プレー。あとは勝手にお金が積みあがっていくのを待つだけの投資手法です。

今回の事例にように新たなリスクとリターンなどの統計をもとに、アセットアロケーションを見直すのもとても面白いです。皆さんも、低リスクでリターンを最大化できるようなアセットアロケーションをシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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