今日は株主優待ファンドの売買状況のご報告です。
最近の日本株はとても堅調で嬉しい限りなのですが、長期投資家や株主優待株で運用して言う人にとっては…
株価が高くて全然買い注文を入れられんわ…
そんな風に思っている人も多いと思います。しかし、今のように株価が絶好調だからこそ、やっておきたいのが保有株の整理。
株価が堅調だからこそ、そこそこの株価で売却もできますし、キャッシュも増やして次の暴落・調整に備えることにもなります。
わが家で運用している株主優待ファンドも保有銘柄の整理を決行。主に、株主優待を改悪した銘柄を中心に売却しました。
今日は、今回売却した株主優待銘柄をご紹介します。
売却した優待銘柄

今回、売却したのは株主優待を改悪した銘柄です。具体的にはこんな感じです。
- すかいらーくグループ
- アサックス
- 河西工業
以上の3銘柄となります。まずは詳しく見て行きましょう!
すかいらーくグループを売却
まず売却したのはすかいらーくグループです。近所にすかいらーくグループの店舗があるので、株主優待のお食事券は特に重宝しましたね。
振り返れば、新規買いしたのは2017年春ごろ。保有期間4年間での売却となりました。売却した理由ですが…
- 昨年、業績悪化を理由に優待を改悪
- 新型コロナが猛威を振るっていて、いつ業績悪化が収まるのか、見通しがわからない
- さらなる業績の悪化も心配
- 業績悪化に伴い、さらに優待改悪も心配
- 近所のバーミヤンがつぶれてしまった
こんなところでしょうか。

2017年に1640円で購入。今回は1650円で売却。保有数は300株で、年間22,000円相当のお食事券はとてもありがたかったです。
売却損を被ることにはなく、優待投資としては成功だったじゃないでしょうか。
ファミレスは特に朝食の時間が大好きでした。

すかいらーくグループの株価ですが、今のところ安定しています。業績悪化によっても株主優待を廃止しない場合は改めて購入しなおすのもありかと思っています。

アサックス
アサックスは2020年10月に株主優待の変更を発表。
【これまで】
100株保有で2,000円のクオカード
【変更後】
500株保有で5,000円のクオカード
アサックスは優待利回りも高かったですし、昨年から持ち始めた銘柄ですが、株主優待を改悪して最低単元数も500株に上昇、優待利回りも大幅に下がってしまったため、いったん撤退することになりました。
ネットの情報によると、2年しか続かなかった株主優待なんだそう。方針をコロコロ変えるような会社にはあまり投資したくないですね…
722円で100株の売却で、利益も(数千円)出てとりあえずプラスをキープできたのは良かったです。

河西工業
河西工業は2020年のコロナショックの影響を受け、業績は大幅に悪化。上期も赤字計上するなど、そう、もはや株主優待をプレゼントしている場合じゃないだろって、分かっていたはず。

河西工業は2019年に700円で購入した銘柄。以降、株価は激下がりで、結局、購入した株に比べると、約40%程度の下落幅を記録することになりました。
まあ、もう買わないだろうな、という感じです。
今後の方針
ダイキアクシスを売却へ
今後の株主優待ファンドですが、さっそく売り注文を出している銘柄があります。それはダイキアクシスです。
ダイキアクシスは以前は100株保有でクオカードをもらうことができました。しかし、昨年の秋にこの方針は変更となりました。
【従来】
100株保有でクオカード1000円分
【改正後】
500株保有で3000円相当のポイントをゲット
とりあえず、1200円ぐらいで売却したいなと考えているところ。
新規銘柄の監視継続
今回、銘柄入れ替えを行った結果、キャッシュも少しだけ増えましたので、新たな株主優待銘柄への投資を考えていきます。
ただ、節分天井とかセルインメイとか、買い場もまだまだありそうですから当面は様子見としたいと思っています。
最後に

ということで今日の記事は我が家で運用している株主優待ファンドの売買報告でした。
新型コロナの影響、業績悪化により株主優待を縮小、改悪する銘柄も目立っていますが、家計の節約につなげるために株主優待銘柄の投資を継続していきたいと思います。
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