会社四季報スクリーニング

これならひと目で分かる!会社四季報で中期計画の記載のある銘柄を検索してみました

img_20160916_202717

先週発売開始となった会社四季報。いつもにも増して本屋さんに積み上がっている冊数が多いような気もしますが、株価が軟調なせいでしょうか。しかし、軟調だからこそ、お宝銘柄が割安で購入できるチャンスでもあります。

今年はワタシ個人としても株式運用においても困難を極めていてなかなか難しい相場が続いています。それでも下を向いて歩いて行けるわけでありませんで、新たな投資先を検討する必要があります。

今日は、会社四季報を活用してちょっと変わった投資先の検討を行いたいと思います。

★★2016年9月18日16:35分更新★★
「中計記載のある銘柄一覧表」を以下のとおり更新しました。
・列ごとに昇順、降順の並べ替えをできるようにしました。
・検索機能を補記しました
・スマホで文字切れ部分があったので横スクロールを追加しました。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

会社四季報2016年4集秋号【電子書籍】
価格:1944円 (2016/9/18時点)

CD-ROMのメリットを活かして

620160917_006

ワタシの場合、会社四季報は必ずCD-ROM版を買うようにしていて、書籍版はもう数年も買っていません。CD-ROM版のメリットは何よりスクリーニング機能です。もちろん、最近はネット証券でもスクリーニング機能がありますが、会社四季報は株式指標以外の細かいスクリーニングや計算ができるので、書籍版に比べると割高ですが、それだけメリットも大きいものがあります。

以前もこちらのブログのほうに会社四季報はCD-ROM版を使う理由を記事にしたことがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

会社四季報CD-ROMをお勧めする理由をまとめてみました : あるがままの君と僕を

例えば、過去5年間のCAGRを算出したり、EV/EVITDA倍率やWACC、BS上の回転率(デュポンモデル分析)など、ハマったときには暇つぶしにスクリーニングしていた時期もありました。

今回は「中計」で検索する

620160917_007

スクリーニング機能のほかに便利な機能は文章内検索です。例えば「VR」「AR」と検索すれば、この用語が記載されている銘柄名をボタン一発で探し出すこともできますし、この一覧をグループ化してスクリーニングすることで、テーマ株の一覧表に対する株式指標比較なども容易にできるようになります。

今回は、会社四季報で「中計」という言葉が入っている銘柄一覧を作成してみました。

中計の役割

620160917_005

「中計」とはいわゆる会社の中期的な計画を策定するものです。通常決算短信等は決算月の4Qで次期の通期見通しを発表することになりますが、中計は3年から5年間にわたる売上高や営業利益の見通しも記載されます。

未来に向けて投資する株式相場においては、こうした中期的な視点において明るい未来が待っていることが好まれる傾向にあります。今回この「中計」という言葉で検索してみました。

「中計」の記載のある銘柄一覧

以下のとおり「中計」と記載のある銘柄を一覧にまとめました。単に中計の有無のみでは面白くないので以下の項目をのせることとしました。

・株価(2016年9月16日の株価です)
・予想PER 割安度を図るために今期通期予想EPSをもとに予想PERを記載しました。
・営業利益(予) 今期通期予想の最新の営業利益を載せました(単位は百万円)。
・期間 中計の期限を記載しました。XXからとあるのは中計の開始年を挿します。
・中計利益 営業利益または経常利益をとしました。
・数値がない箇所は、その項目に該当する内容の記載がなかったことを示します

CODE 銘柄名 株価 予想PER 営業
利益
期間 中計
売上高
中計
利益
1873 日ハウスHD 381 9.2 2900
1983 東芝プラ 1574 12.27 18700 2019年3月期 21000
2173 博展 455 14.03 220 2019年3月期 600
2440 ぐるなび 2611 26.81 6700 2021年3月期 55000 10000
2750 石光商事 308 47.46 472 850
2892 日食品 377 13.25 550 2018年3月期 率3%以上
2904 一正蒲 1034 31.85 1300 2021年3月期 43000 1700
3047 TRUCKONE 89 作成中
3167 TOKAIHD 645 11.73 12560 2021年3月期 400000 26500
3276 日本管理 1231 16.1 2118 2017年3月期~ 2桁成長
3318 メガネスーパ 55 11.2 800 2019年3月期 23900 2300
3434 アルファCo 941 13.83 1800 2019年3月期 60000
3457 ハウスドゥ 1265 14.99 1247 2019年6月期 1900
3625 テックファーム 2018 12612.5 137 2019年6月期 10000 700
3947 ダイナパック 249 14.47 900 2020年3月期 55500 2500
4078 堺化学 316 11.94 4700 2018年3月期 6000
4095 パーカライ 1347 16.4 15500 2018年3月期 120000 19000
4410 ハリマ化成G 482 6.95 2800 2019年3月期
4752 昭和システム 404 6.86 410 2017年3月期~
5408 中山鋼 67 10.98 4200
5901 洋缶HD 1842 18.68 30000 2018年3月期 横ばい 横ばい
6028 テクノプロHD 3450 15.33 9100 2018年6月期 100000
6083 ERIHD 800 15.66 632 2019年5月期 1200
6092 エンバイオHD 800 21.25 409 2019年3月期 700
6357 三精テクノ 634 8.05 2250 2019年3月期 27000 2700
6418 金銭機 1333 56.2 1700 練り直し
6469 放電精密 887 26.44 414 2020年3月期 利益率10%
6493 日鍛バル 350 5.95 3750 2019年3月期 46000 5100
6718 アイホン 1608 16.39 2550 2018年3月期 50000 5000
6771 池上通 128 30.48 300 2019年3月期 1000
6838 多摩川HD 83 18.16 354 2020年3月期 1000
6853 共和電 328 8.27 1700 2018年12月期 20000
6867 リーダー電 10 2018年3月期 190
6881 キョウデン 160 7.23 2000 2018年3月期 15%増収
6901 沢藤電 179 10.44 430
7184 富山第一 472 6.19 2017年3月期~
7883 サンメッセ 400 34.93 255 2020年3月期 20000
7961 兼日農 149 11.23 790 2017年3月期~
7966 リンテック 2069 11.06 20000 中計未達懸念
8011 三陽商 161 -2.13 -6800 2016年10月発表
8043 スターゼン 4770 13.17 4800 2019年3月期 4700
8255 アクシアル 3275 15.29 8700 2019年3月期 240000 9600
9380 東海運 268 12.22 778 2017年3月期~
9517 イーレックス 2642 30.72 2664 2021年3月期 100000 10000
9622 スペース 1194 12.49 3500 年内予定
9637 OS映 0 700 2017年3月期~
9671 よみラント 470 14.23 610 2018年3月期 1000

利用に関しての注意点

今回抽出したのはあくまで2016年会社四季報秋号によります。当然の話ですが、上図以外の銘柄でも中期計画を立てている銘柄は腐るほどあります

また、作業の都合上、数字が不明な場合であっても各社ホームページ等の確認作業は省略しています。数値に関しては慎重を期していますが、最終的には各会社のIR等でご確認ねがいます

ワタシが気になる銘柄は

この中計の一覧表作成しながら気になる銘柄は以下のとおりです。

6083 ERI-HD

620160917_003

建築確認大手。数年前のワタシの保有銘柄でもあります。昨今の住宅建築戸数増にあわせて利益も伸長。今後は、土木・エコなどの新たな分野の進出やM&Aの強化などにより2019年5月度に営業利益1200百万円を狙う。約4%の高配当名銘柄でもあり、今後も配当性向30%を継続予定とのことで、インカムゲイン狙いも一考か。

2173 博展

620160917_001

今期通期営業利益予想220百万円に対し、中期計画では2019年3月期までに営業利益600百万円を目指す。予想PERは14倍と割高感がなく、今後東京五輪など様々なイベントやコマーシャル需要は増加することが予想されます。

9517 イーレックス

620160917_002

電力自由化関連銘柄。電力自由化自体は、一般消費者の立場からは需要がいまひとつの印象がありますが、だからこそ今後も業績が伸びる余地があるとも解釈できます。業績自体は今期好調で、中計も2021年3月までに営業利益10,000百万円(今期通期予想は2650百万円)を目指すという強気のもの。予想PERは30倍とやや割高な印象もあるが、電力自由化の動きは注視しておいたほうがいいかもしれません。

9622 スペース

620160917_004

現時点で中計の発表はなし。年内に策定予定とのことで、今期はやや業績下振れであるが、東京五輪などファンダメンタルズ的には追い風ではないかと思われる。3年前に策定した中計では、2016年12月期に売上高51500百万円、営業利益3600百万円を目標としながらも達成には若干足りない見込みだが、より高い水準での計画を出してくる可能性も想定されます。

最後に

20160917_008

いかがでしたでしょうか。中計という観点で銘柄を見ていくとまた異なった視点で企業の姿を見ることができて、なかなか勉強になるというのがワタシの個人的な感想です。この中計と株価等の値動きなどを分析しながら、自身パフォーマンス向上に結び付けることができたらとても嬉しいと思います。

ただ、中計はあくまでも「計画」ですから、実際にこの数字が達成されるかどうかは未知数であることを忘れてはならないと思います。

今後もこのような記事を組んでいきたいと思いますので何か記事のネタになるようなことがあればご提案いただけるとありがたいですね。

ABOUT ME
しがないサラリーマン
しがないサラリーマン
しがないサラリーマンがひそかに経済的自由を目論むブログの管理人。メインテーマは、日本株、米国株投資のほかインデックス投資の資産運用や節約情報、ガジェット関係。 運用資金は生活費の節約。スマホなどの節約情報からクレカ、ポイントサイト、ふるさと納税、株主優待クロスに挑戦中。 ブログは雑記ですが、毎日更新が目標。実体験に基づき本当にイイものはイイ、悪いことは悪いことと主張するのが信条です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください