
しがないサラリーマンですおはようございます。
先日から子どもにスマホを持たせるため、できるだけ価格を抑え、そして、3大キャリアで出回っているキッズケータイよりも安全なスマホを自作するにはどうしたらよいか、について考えてきました。
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また、3大キャリアでは標準で実装できない、おかえり通知を受け取るための方法(もちろん無料です)も記載しました。
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しかし、どんなに安全なスマホを与えても大事なのはスマホの使い方。データ通信で不正なアプリをダウンロードされたり、ムフフな教育上よろしくないサイトにアクセスするなど、危険な行為は未然に防ぐ必要があると思うのです。
みんなどんな教育をしているの?

で、実際に子どもにスマホを与えているご家庭ではどんな教育を行っているのでしょうか。
昨年の2017年5月に内閣府が「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査」という実施しています。この調査では、低年齢層(0歳から6歳まで)のお子さんのスマホなどの利用状況などが記されていてとても興味深いです。
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スマホのことでほかのご家庭はどんな様子なのか、興味がある人はぜひ一度目を通してみることをおすすめしますよ。
実態調査の概要
実際のスマホの利用状況はどうなのか

この調査によると、低年齢層のスマホ利用率は20%から25%。4,5人にひとりは低年齢層でもスマホを使っていることが分かります。

ただ、スマホを子ども専用で使っている家庭はあまり少なく、親と共用で使うケースが最も多いようです。特に契約が切れたスマホをWiFiなどで使うケースが多いようです(我が家も同じです)。
主な使い方は動画とゲームとのこと。まあ、どこの家庭でも同じですね。

気になるのは平均利用時間。

一日あたり60分前後というのが平均だそうです。みなさんのお家よりも多いですか、少ないですか?
ご家庭の取り組み
これらの利用状況を踏まえて、ご家庭がどのような対策を打っているのかもこの調査ではまとめられています。

最も多い対策は大人の目の届く範囲で使わせていること、次点に使う場所や時間を親が決めて守らせていることです。
フィルタリングソフトを使っているご家庭は約10%程度で意外と少ないことが分かりました。
この調査から見えてくるもの
この調査では特に利用シーンが見えてきません。なので、例えば、子どもが駄々をこねたときに気持ちを紛らわせる場合に動画を見せるのか、とか、自宅で学習する際にタブレットのデータ通信を活用する場合も含まれているのか、ごっちゃになっている印象です。
キッズケータイを持たせる場合はこうした娯楽や勉強だけではなく、子どもが学校に通えているのか、無事に自宅に帰宅したか、といった行動のチェックと緊急時に連絡が取れる機能が必要です。
特に我が家のような共働き家族においてはスマホは重要な役割を担うことになります。
こう考えると、子ども専用のスマホで、一人でも安全に操作ができるような対策もやはり重要なのだと考えます。
必要なのはセキュリティソフト
家庭内での使用場所、時間などのルール決めなど親子で話し合って決めることも大切です。しかし、誤って操作してトラブルに巻き込まれないようにするためにはスマホにセキュリティソフトを入れるべきでしょう。
ノートンファミリープレミア
例えば、ノートンセキュリティプレミアムを購入すると、ノートンファミリープレミアというサービスを利用できます。
ノートンファミリープレミアは危険なサイトを閲覧させないウェブフィルタリング機能、アプリインストールの禁止、利用時間制限のほか、SNSへの書き込み内容のチェックなどきめ細かいセキュリティ対策を実施できます。
パソコンのウイルス対策ソフトとセットで購入するのがベスト。ワタシも購入を検討しています。
iフィルター
また、iフィルターというセキュリティソフトも強力です。
もともとiフィルターは企業用のセキュリティソリューションとして開発されたもの。
実はワタシもシステム部門にいたときにこのソリューションの運用を行ったことがあったのですが、とにかくセキュリティ対策が強靭できめ細かいセキュリティ設定が可能です。
スマホ版でどこまでセキュリティ対策が可能かは未知数ですが、3日間お試し版があるとのことで今度機会を作って試してみたいと思います。
ちなみにLINEモバイルならiフィルターが無料で使えてとてもお得です。
親がインターネットの知識を得るためには

スマホやインターネットのルールを決めるためには、やはり親自身が知識を付ける必要があります。ただ、本とか買って勉強するのもお金がもったいない、そんな人もいると思います。
例えば内閣府サイバーセキュリティセンター(NISC)のウェブサイトでは、スマホやインターネット利用の注意点について紹介されています。
[blogcard url=”https://www.nisc.go.jp/security-site/home/index.html”]
セキュリティに関してはマンガやアニメで紹介されているので親子そろって勉強するのもよいかもしれませんね。
最後に

スマホの安全利用にあたって大切なのはやはり親子のコミュニケーションだと思います。大切なルールは話し合って決めて、これを守ることがスマホの安全利用につながりますし、親子ともども情報リテラシーも向上するはずです。
そして、誤操作や悪意のある第三者からの不正アクセスなど技術的な対策としてセキュリティソフトを活用する。
セキュリティソフトと教育、これをうまく活用することが、お子さんに、そして、ご家庭にとって、安全なスマホ利用につながっていくはずです。