マイナポータルって何?

今日は、マイナポータルについて学びたいと思います。
マイナポータルってどこかで聞いたことがあると思うのですが、そう、先日、発表された1人10万円もらえる臨時特別給付金では…
”ネットで申請可能なものとし、マイポータルから受け付けるとする”
なんていう表記がありました。詳しくはこちらの記事もご覧ください。
となると気になるのは…
今日は、こんなマイナポータルについてまとめてみたいと思います。
そもそもマイナポータルってなに?

そもそもマイナポータルって何か、というと、一言で言えば、国が作った国民向けのウエブサイトで、マイナンバーカードを持てば誰でも使えるというものです。
マイナポータルはパソコンでもスマホでもアクセス可能、自宅のインターネットに接続して利用することができちゃいます。
主な機能は以下のとおりです。
- 電子申請サービス(ぴったりサービス)
- 自分の情報
- やり取り履歴
- お知らせ通知機能
- もっとつながるサービス
おっしゃるとおり。
ワタシもマイナポータルにアクセスしたことがありますけどね、アクセスしなくても何も生活に支障はないし、何も困らないので、普通は知らなくて当然ですよね。
マイナポータルはマイナンバー制度が開始されて作られたウエブサイト。いわゆる個人情報のコントロール権に基づくもので、
- 行政が保有する個人情報を国民が閲覧できる権利
- マイナンバーを含めた個人情報がどの自治体や行政機関で使われているのかを確認できる権利
- 区からのプッシュ機能の活用
と言ったところがマイナポータルの主な目的と言って良いでしょう。
臨時特別給付金とマイナポータル
で、臨時福祉給付金とマイナポータルの関係ですが、上述した機能にある電子申請機能(ぴったりサービス)を活用することになります。

マイナポータルの画面を見ると、すでに「特別定額給付金」というメニューが追加されていました。まだ、グレーアウトしてメニューを選択することはできませんが、準備ができた自治体から申し込み開始、ということになりそうです。
2020年5月2日追記:多くの自治体で5月1日からマイナポータルで特別定額給付金の手続きができるようになっているようです。お住いの自治体のホームページで確認してみるとよいと思います。
マイナポータルを活用する理由
マイナポータルの電子申請機能を活用することで、電子的な本人確認が実現できます。
普通は、窓口にいって身分証明書を見せることで、あなたがあなたかどうかを確認し、書類に印鑑を押して、あなたの意志で申請する、ということになりますよね。
マイナポータルでは、マイナンバーカードを利用することでこれら対面で行ってきたサービスを電子的に行うことが可能となります。
つまり、
マイナンバーカードの4桁のパスワード(利用者証明用電子証明書)で、あなたがあなたであることの確認を…
8桁以上の暗証番号(署名用電子証明書)で、申請の意志(印鑑を押す)があることの確認を…
これをマイナンバーカードを使って電子的に手続きできるようにしようと考えたわけです。
マイナポータルで特別定額給付金を申請するために

マイナポータルで特別定額給付金を申請するためには…
- マイナンバーカードを持っていること
- カードリーダまたはマイナンバーカード対応スマホをもっていること
- マイナポータルにアカウントを作成しておくこと
これらの準備が必要になります。
マイナポータルにアカウント(専用のID)作成するためにはふたつの専用アプリをインストールする必要があります。
- マイナポータル用のアプリ
- 公的個人認証用アプリ
昔に比べたらだいぶ仕様が見直されたようでとてもセットアップしやすくなりました。
詳しくはこちらのサイトをご覧になってください。
https://myna.go.jp/SCK0101_03_001/SCK0101_03_001_Reload.form
最後に

ということで、特別定額給付金をインターネットで申請するために必要なマイナポータルの利用方法についてまとめてみました。
もちろん、給付金の申込みは郵送できますから、無理にマイナポータルを利用する必要はないです。
ただ、今年は9月にマイナポイントをもらえたりするようですから、マイナンバーカードを申し込んでおいて損はないんじゃないですかね。
関連記事です。
今年9月に実施予定のマイナポイントに関する記事です。取りっぱくれがないように気を付けましょう。
マイナンバーカードって来年から健康保険証の代わりになるらしいです。詳しくはこちらの記事もどうぞ。
それではまた明日!