特別定額給付金の振込みはいつ?

今日は特別定額給付金を早く受け取るための方法についてまとめます。
と言ってもやり方はひとつ。
特別定額給付金の申請には…
- オンライン申請(ネット申請)
- 郵送申請
この二つがあるわけですが、これから申し込む場合は、どうやら郵送申請を行ったほうが早く、そして確実な手続きが可能になるようなんです。
これから申請する人は…
・慌ててマイナンバーカードを作らなきゃあ…
・マイナポータルって何よ?
いろいろと考え込んでしまいますが、ここは焦ることなく、自治体から送られてくる申請書を待つべきです。
今日はこのことについてまとめます。
ネット申請よりも郵送申請のほうが早い理由

それにしても、普通は便利なネット申請。なぜこれからの申請はアナログな郵送申請のほうがスムーズなるのか?
ワタシも不思議なのでいろいろと調べてみたところ、いろいろな驚きがありました。
ネット申請は自治体にとって使えないシステムだった?
今回のネット申請は、マイナポータルというシステムのぴったりサービスという仕組みを使います。
どうやらこのシステム、国が構築したようなんですが、自治体には不評な作りになっているようなんです。
それはアプリで申請する際の入力項目がほぼノーチェック。なので正しく入力されているかのチェックがめちゃ大変らしいんです。
具体的には…
- 1人で重複申請できてしまう
- 氏名は「あああ」でも申請可。
- 漢字、生年月日などを紙に印刷して目で確認
自治体が持っている住民基本台帳のシステムとオンライン申請のデータとのシステム的なチェックが利かないので、1件1件目で確認するしかないそうなのです。
しまいには、電子化を進めていくこのご時世に、自治体はオンライン申請を使わないように呼びかけたり、高松市のようにオンライン申請を取りやめた自治体も出てくる始末。
特別定額給付金のオンライン申請は、私たち国民にとっても、運用する自治体にとっても誰も得しないシステムだったわけです。
郵送申請まで待つべき?
品川区役所では、オンライン申請のデータチェックは1日100件程度でしか対応できない、という報道も流れました。
郵送申請では業者委託など1日3000件程度のチェックを見込んでいるようで、自治体側のチェックも郵送申請のほうが10倍ほど早く処理されます。
これは、紙の申請書には住民基本台帳の情報(名前、生年月日、世帯など)がそのまま印字されるためです。
なので、申請するワタシたちにとっても記入間違えが少ないですし、
チェックする自治体側もスピーディに処理できるわけです。
郵送申請をするためには、自治体から申請書が送られてくるのを待つしかありません。
自治体によっては5月末、6月にならないと郵送されないようです。
それでも、これから申し込みをする方は、オンライン申請よりも郵送申請のほうを待ったほうが早く給付金をもらえる可能性が高そうです。
マイナンバーカードを申込む必要性はある?

オンライン申請のほうが時間がかかるのであれば、今回の特別定額給付金を申し込むためにマイナンバーカードを作るのはやめたほうが無難でしょう。
- カードを作るのに2か月ぐらいかかる?
- カードリーダや対応スマホも必要
- 専用アプリのインストール、設定必要
- 間違えて申請したら結局郵送申請でやり直し
無難に、確実に申請するならマイナンバーカードではなく郵送申請のほうがよさそうです。
ただし、今年はマイナポイントも始まりますからね、特別定額給付金が落ち着いてから、申込みしたほうがよいです。
最後に

ということで、特別定額給付金を早く確実に受け取る方法についてまとめました。
今回は一般的なお話ですので、給付される時期などは自治体によって異なります。
もうすでに振込みを始めている自治体もあるようです。このあたりはホームページなどでチェックしてみてください。
参考記事
読売新聞オンライン「東京都内でも「10万円」申請開始…支給日まちまち、募るいらだち」
毎日新聞「高松市、10万円給付金のオンライン申請中止 不備多く25日から郵送のみ」
東修平(四条畷市長)note「なぜ10万円給付に時間がかかるのか」