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レバレッジドETFとは何か?ポートフォリオや今後の投資戦略など分かりやすく整理してみました

2018/09/25

ワタシが今一番気になる投資手法

PredragKezic / Pixabay

先日の三連休にずっと何を考えていたかというと、競馬残高をいかに減らさないかということと、新たな投資手法であるレバレッジドポートフォリオ戦略のことです(お金のことばっか)。

このレバレッジドポートフォリオ戦略は、昨年末以降に米国株ブロガー界隈で話題になっていた投資手法。

ワタシもたまたまネットで調べものをしていて知った投資手法で、hiroakit氏が運営するROKOHOUSEシーゲル流ロジカル投資術というサイトで公開されました。

まあ、いまさら紹介するまでもなさそうですが(^ ^ゞ

 

この投資手法によれば1万円が50年で2億円になる、とのことで、ホンマかいなと思いつつも本気で調査してしまいました

 

このブログをご訪問いただける方の中には、レバレッジドポートフォリオ戦略について記事を書いたブロガーさんがいると思いますが、「レバレッジETF」「レバレッジドポートフォリオ戦略」といったキーワードでしつこいぐらいの検索履歴があったら、それはワタシかもしれないので、この場を借りて御礼申し上げます。

 

今回はこのレバレッジドポートフォリオ戦略についてできるだけ分かりやすく整理してみることとします。

レバレッジドポートフォリオ戦略とは

投資手法の概要

レバレッジドポートフォリオ戦略とは、3つの上場株式投資信託(ETF)にバランス良く分散投資する手法。

上場株式投資信託(ETF)とは市場全体を丸ごと買ってしまうような金融商品で、例えばTOPIXに連動するETFであれば、TOPIXの値動きがそのままETFに反映されます。つまり、銘柄選択する必要がなく初心者でも簡単に投資することができるのです。

このレバレッジドポートフォリオ戦略では以下の3つのETFを活用します。

  • SPXL(S&P500の値動きを3倍にしたもの)
  • TMF(米国20年超の国債インデックスの値動きを3倍にしたもの)
  • BND(米国の優良中長期債権の値動き)

この3つのETFは全て米国で上場しており、私たちでもネット証券などで購入するができます。

レバレッジドポートフォリオというのは値動きを3倍にしたETFに投資することからそのように命名されているようです。

レバレッジ(いわゆる「てこ」)が3倍なので、理屈から言うとS&P500が1%上昇すればSPXLの株価は3%上昇し、S&P500が2%下落すれば6%下落するイメージです。

値上りするときはいいけど下落も早い、いわゆるボラティリティ(株価の値動き)が激しいという特徴があります。

ポートフォリオ戦略の意味

ポートフォリオ理論とは値動きの異なる銘柄を組み合わせて投資することで、下落幅を少なくしつつ、できるだけ大きな利益を得ようという戦略です。

TMF,BNDは債券のETFなので、株式とは逆の値動きになることが多く、株式市場の暴落局面でもPFの下落を和らげてくれる効果があります。

リバランスを行う

リバランスとは、株価の値動き等でポートフォリオの割合が変動してしまった場合に、元の割合に戻すことを言います。

SPXL=40%,TMF=30%,BND=30%という資産割合で投資を開始したとします。

その後の株価の変動により、SPXL=50%,TMF30%,BND=20%に資産割合が変動した場合、SPXLを資産割合の40%になるまで売って、BNDを資産全体の30%になるまで買い増します。これをリバランスといいます。

このリバランスを四半期に一回、最低でも一年に一回は行うことになります。

レバレッジドポートフォリオ戦略を調べた感想

あまりにも素晴らしい投資手法であるがゆえに、久しぶりにExcelを使って表計算などをしてしまいましたよ(笑)

ここまで本気になって調べたのは何年ぶりでしょうか、それだけ内容の深い投資手法だと思います。

で、レバレッジドポートフォリオ戦略に関するワタシの感想をまとめてみます。

手間がかからない簡単な投資手法

レバレッジドポートフォリオ戦略のリターンはとても優秀で年率約20%超と言われます。銘柄研究などせずに機械的にリバランスを行うだけなので運用の手間がほとんどかかりません。

インデックス運用も手間がかからない手法の一つですが、さすがに平均して年率20%超のリターンは無理でしょう。

手間がかからずに大きな利益を上げられる、それがレバレッジドポートフォリオ戦略の大きなメリットです。

リターンはインデックス運用以上個別銘柄投資未満

レバレッジドポートフォリオ戦略をワタシがこれまで知らなかったのは、ワタシのネットで回遊するブロガーやTwitterではこの話題に触れる人が少なかったからなんですよね。

なぜなのか。

ワタシがフォローしているネットの情報は、米国株を配当というキャッシュフローを生み出す投資対象として捉えているものばかりだったからです。

レバレッジドポートフォリオ戦略は配当金ではなく、資産そのものを増やそうという投資手法。

値幅を取りに行く投資手法であれば、ワタシは海外のレバレッジETFを買うよりも日本国内の新興市場個別銘柄で勝負したいですね。

ワタシが自分で計算したところ、2013年9月23日から2018年9月21日までレバレッジドポートフォリオ戦略で運用すると、年率21.98%しか資産が増えません。

ワタシの2013年以降の個別銘柄運用(しがないファンド)は年率31.38%

わざわざ米国のハイリスクなETFを買う必要があるのか、という感じです。

なお、レバレッジドポートフォリオ戦略の運用成績は売買手数料を加味していないのでもうすこし成績は下がるはずです。

また、日本株の個人投資家の中には、ワタシのようなヘッポコ投資家よりも数段すごいパフォーマンスを上げているひとたちもいます。

ワタシの周辺のツイッタラー、ブロガーさんは敢えてレバレッジドポートフォリオ戦略のような戦略をとる必要もなかったのでしょうね。

 

いや、それってたまたま日本株の地合いが良かっただけでしょ?

 

そんな声も聞こえてきそうですが、地合いがいいのは史上最高値更新中の米国株も同じこと。

S&P500指数はFAAMGと言われるハイテクセクター(FACEBOOK,AMAZON,APPLE,MICROSOFT,GOOGLE)で3分の1以上の時価総額を占めると言われています。

これらの銘柄が絶好調なうちは良いのですけどね、個別銘柄に慣れてしまった視点で言うと、FAAMGへの投資は遅きに失している感があって気が引けてしまいます。

それでも気になるレバレッジドポートフォリオ戦略

それでもレバレッジドポートフォリオ戦略が気になるのは、今後いつくるか分からない暴落局面での対処

レバレッジドポートフォリオ戦略によれば、2008年から2009年に起きたリーマンショックのような局面でもTWFやBNDなどがうまく機能し、株式一辺倒のポートフォリオよりも資産の復旧が早い、という検証もなされています

まさにポートフォリオがうまくかみ合っているからこその効果で、ワタシが日ごろ抱えている買い豚問題(株を持っていないと落ち着かないいわゆる「ポジポジ病」)を緩和してくれそうな気配です。

レバレッジドポートフォリオ戦略を始めるならいつ?

株式投資にはタイミングは不要なので、基本的にはいつ始めてもよい、ということになろうと思います。

タイミングを計りたいのであればS&P500の暴落局面。

例えば、SPXLの直近の値動きでは3月中旬には1週間で17%以上を超す暴落がありましたし、1月22日終値54ドルからたった2週間で41ドル割れたときもありました。その下落幅は24%

まあ、逆に言うとこのような暴落局面こそが買いということになりますね。

押し目買いに押し目ナシ、とはよく言われますが、タイミングを計るとすればSPXLの暴落局面でしょう。

試しにレバレッジドポートフォリオ戦略を開始

とまあ、ここまでいろいろ好き放題買いてきたわけですが、

 

で、結局どうすんのよ?

 

そんな声が聞こえてきそうです。

結論から言うとあれこれ検証しても結論は一緒なので、分からないものにはとりあえず試してみようということで。

値動きが激しいこともあるのでまずは100万円ぐらい突っ込んでみようかな、と。

半分ぐらい元金を溶かしても許容できる金額、ということでね。

hiroakit氏によれば、リスク許容度に応じて3種類のポートフォリオを提唱していますが、もちろん、リスク大のSPXL=40%,TMF=30%,BND=30%で回したいと思います。

 

資金繰りの問題もありますし、ドル転などの作業もありますから遅くても年内までには始めたいな、と思っています。

最後に

ということでレバレッジドポートフォリオ戦略についてまとめてしました。

これで我が家の資産はさらに新たな投資手法が加わりました。

さすがに分散させ過ぎかな、という感じですが、まずは実際にやってみる、というのが信条なものでして。

レバレッジドポートフォリオ戦略による資産運用については今後も経過を随時発表していく予定です。

それではまた!

 

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