株価が軟調な今、高配当銘柄の運用を継続中!

先週末の日本株はトルコリラの大幅下落により経済危機懸念が高まっての大幅下落となりました。今年の株式運用は本当に難しい局面が続きイヤになる個人投資家も多いと思いますが、大歓迎なのは長期投資家。
だって株価の下落は、良い株が安く買えるわけですから、嫌気がさすわけがないです。むしろ、下落局面では投資のチャンスなので日々の株価チェックが欠かせない毎日となっていました。
高配当ファンドの日本株を久々に新規購入

タイトルにもあるとおり、軟調な株価を背景に、配当利回りの高い銘柄もかなり株価が安くなってきました。そこで、みらかHD(東証1部4544)を新規購入しました。
高配当ファンドで日本株を購入したのは、3月に投資した日本たばこ産業以来、約5か月ぶりのことです。
みらかHD概況
みらかHDは臨床検査薬大手の富士レビオと受託臨床検査首位のSRLが統合して発足。臨床検査以外にも治験、滅菌事業も展開する企業です。
みらかHD直近の業績

直近2年間の業績は純利益ベースで大幅減益が続いています。これはITシステム(ナビラボ)の開発中止や、米国病理検査の価格下落による海外CLTビジネス展開の減速によるものです。
また、直近の平成31年3月期第一四半期決算では大幅な減収減益を記録。野村證券のレーティングでも目標株価が引き下げられるなど昨年秋は5500円あった株価は約半分の2700円台まで下落しました。
みらかHDは中期経営計画を策定し、2020年以降に飛躍的な成長を遂げるための基盤づくりを優先することを唱っています。また、中期経営計画では株主還元の一環として配当性向50%以上を公約としています。
みらかHDの株価

みらかHDの株式指標ですが、わが高配当ファンドの条件である、①配当利回り4.4%超、②過去10年間減配がないことといった条件をクリアしましたため、今回、みらかHDを新規購入することとしました。
購入額は2,826円で100株、配当利回りは約4.6%程度です。今後もさらに下落するようであれば追加投資も予定しています。
株主優待ファンドも銘柄入れ替えを実施
ブロードリーフを売り切り
株主優待ファンドはブロードリーフを売り切りました。理由は株主優待の改悪によるもの。ブロードリーフ自体、業績も良く株主優待改悪のニュースが流れた翌日も株価は堅調だったのですが、すべて売却しました。

購入は2017年4月中旬ごろ分割前700円(分割考慮すると350円)で購入。売却は700円だったのでこの1年間株価も倍になったので十分満足です。
新規組入れ銘柄はCDG

ブロードリーフを売却してキャッシュも増えたことから新規銘柄としてCDGを購入。いろいろ悩みましたが、CDGの株主優待は100株購入でティッシュボックス20個もらえるとのこと。
やっぱり株主優待は日常的に必ず消費するものがベスト。いまから株主優待が届くのがとても楽しみです。
高配当ファンドの今後の方針
ということで、株式が軟調だった情勢を加え、ポートフォリオの組入れについてまとめてみました。そして、重要なのは軟調な相場にも買い注文を入れらる度胸。
いつ買いを入れてもいいように、今後の方針をまとめておきます。
高配当銘柄は久々の仕込み時が到来?
先日の記事でも日本株の高配当銘柄についてまとめました。詳しくはこちら。
特に気になるのは、先日もブログで取り上げたセンチュリー21、日鉄住金物産の2銘柄と、今回株価下落で監視銘柄の対象となった3258ユニゾHD。
今後もチャンスがあれば購入に踏み切りたいと思っています。
株主優待ファンドはさらに組入れ銘柄を見直す
わが株主優待ファンドは資金力も少ないのですが、組み入れ銘柄を見直したいと思っています。なぜならクオカードなどもらっても結局使わず大事に取っておくことが多いからです。ああ、貧乏人の悲しい性ですな。
ということでブロードメディアに続きカーリットHDも売却する予定です。
これに代わる新規銘柄については時間をかけてゆったいと決めたいと思っています。
リスクオフに備えてドル転の準備
今回の日本株の下落の一因にトルコリラの暴落が書かれていましたが、リスクオフ懸念が高まれば為替は円高が進行する可能性も高いです。
米国株個別銘柄を買うために日本円の証券口座への入金を進め、いつでもドル転できるように準備をすすめたいと思います。
最後に
ということで高配当ファンドの運用状況と今後の方針についてまとめてみました。
日銀のETF買付けなど、高配当銘柄でよい株を買えるチャンスが妨げられている状況も続いていますが、とりあえず余計なことはやめて欲しいなあと思いますね。
長期投資への道はまだまだ長い。
のんびりとゆったりと、時間を味方につけながら気楽に高配当銘柄による運用を続けていきたいと思っています。