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個別銘柄運用法

物語コーポレーションと証券会社のレーティングに思ったこと

最近、食べ放題で元が取れないしがないサラリーマンですおはようございます。

先日のことですが、日本国内の小型銘柄を中心に運用している「しがないファンド」の主力銘柄、物語コーポレーションが値幅制限いっぱいまで回れ、ストップ高を記録しました

物語コーポレーションはなによりポートフォリオ第一位の銘柄ですので、今年の運用成績に大きく貢献してくれています

しかし、この銘柄を売ってしまった人にとっては、恨み節のひとつも言いたくなる気持ちも分かりません。ここまでの経過を少々まとめておきます。

証券会社のレーティングで株価は乱高下

今回のストップ高の理由ですが、いちよし証券でのレーティングが引き上げられたことが要因のようです。以下抜粋。

物語コーポがストップ高、国内有力証券が業績予想増額し投資評価と目標株価引き上げ

物語コーポレーション<3097>が値幅制限いっぱいの1500円高に買われる人気となった。同社は中部を地盤として「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」などを主力に外食を展開するが、既存店の競争力強化の一方で新規出店攻勢もかけ、消費者ニーズを捉えた経営戦略が功を奏している。市場では「外食産業の勝ち組として株式市場でも認知が進んでいる。いちよし証券が同社の業績見通しを上方修正するとともにレーティングを『B』から『A』に引き上げており、これを材料視した買いが集中した」(準大手証券)という。フェアバリューは7000円から1万3000円に大幅に引き上げており、修正前の株価が実勢株価に遅れていたとはいえ、大幅な引き上げでインパクトがあったようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

しかし、遡ること1か月ほど前の11月14日、大和証券はレーティングを「2」から「3」に引き下げ、目標株価も8000円に格下げします。このため、株価は急降下して9000円まで下落することになり、以降、株価は高値圏で揉み合う状況となっていました。

レーティングなんていい加減

11月14日の大和証券の目標株価は8000円、12月12日に発表したいちよし証券の目標株価は13000円…証券会社によって目標株価の幅が違い過ぎね?と思いませんか。

そしてこんないい加減ともいえるレーティングや目標株価なんて信用する価値があるのでしょうか。

少なくともレーティングに基づいてトレードしても結局うまくいくはずはありません。

恨み節も言いたくなるが

このような理不尽とも見える証券会社の投資判断に関して、「レーティングなんか意味がない」「もうやめてもらったほうがいい」といった声も聞こえてきます。

確かにそうなんです。

ワタシのように企業の業績を中心に株式投資を行う人間にとっては、増収増益の決算でも株価はあがらない(場合によっては急落もありうる)のに、証券会社のレーティングが上がった、とか、某有名個人投資家が買ったから、とか、くだらない理由のほうが株価は上がるんですよ。

なので、その気持ちよくわかるんですよね。

特に物語コーポレーションの場合は、この短期間のうちに証券会社から異なるレーティングも発表され、結果的に株価が乱高下しました。これに振り回されている個人投資家も少なからずいるはずです。

現実に直視してむしろ利用してやる気概も必要

しかし、愚痴ばかり言っていても何も始まりません。むしろ、こうしたレーティングを利用してトレーディングに生かすという発想も必要ではないでしょうか。

私がこの銘柄を買ったのは、今期1Qが良好で11日にストップ高を決めた翌日です。

この日は既述のとおり大和証券がレーティングを下げたために株価が軟調に推移しました

このタイミングを使って打診買い。以降、9000円を割るか割らないかの瀬戸際の場面でも何回かに分けて購入することができました。将来はどうなるかは分かりませんが、現時点では悪くない買いだった、と言えるでしょう。

そして、数週間後に11,310円オーバーまで上昇。レーティングをうまく生かせば、株っていつもこんなに簡単でいいな、という結論になるのですがね。

レーティングを活用するなら、今が売り時の可能性もあります。しかし、ワタシの場合は、投資期間を短期では考えていませんし、中間決算から本決算にかけて楽しみの多い銘柄として当面ホールドする予定です。

最後に

ということで理不尽ともいえる証券会社のレーティングに対する考え方と個人投資家の心構えについてまとめてみました。まあ、結局はレーティングなんてそもそもアテにならないんだから、参考にするもんじゃない、というのが結論です。

また、こうした値動きに気を取られ、損を恐れて売却してしまうケースもあるかもしれません。しかし、こんなときこそなんでこの銘柄に投資したのか、利確までのシナリオとの整合性はどうか、などきちんと整理しておけば、このような雑念に気を惑わされることなく株式運用も成功を収めることができると考えます。

レーティングに限らず、株式相場の雑念としては、有名個人投資家が買った、ツイッターやブログで取り上げれていた、会社四季報先取り号で取り挙げられたなど、クソみたいな情報が垂れ流されています

株式投資で成功するならこうした環境から身を離し、あらゆる雑念をシャットアウトして相場を対峙することこそ、今の情報社会の中の株式運用を成功させるカギになるではないか、と思うようになりました。

個人投資家のみなさん、一緒に頑張っていきましょうね。

 

 

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