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個別銘柄運用法

バリュー投資家が陥りやすい?塩漬け株を回避するシンプルな方法とは

バリュー投資家のうえけんですおはようございます(自称ですが)。

さて、昨年来から続くトランプ相場ですが、バリュー系投資家の皆さんならきっと相当に大儲けしていることと存じます。最近は特に投資環境も良好で、株価は基本右肩上がり。自分の投資手法に自信をもってきたヒトもいることでしょう。

その一方で、周りが儲けているのに自分は儲かっていない、波に乗り遅れた個人投資家もいるはずです。

個人投資家が気をつけなければならないのはリスク管理であり、資産効率をどのように高めるのか、ということも考えて運用を行う必要があります。その中でもっとも大事なことは、塩漬け株をどう回避するか、にあります。

今日は、バリュー系投資家だからこそありがちな塩漬け株を回避する方法をまとめたいと思います。

解決策はシンプルで簡単です

塩漬け株を作らない、とても簡単なことです。それは以下の方法です。

  • 元本割れして買い値から一定の割合まで下がったら損切りする
  • 打診買いをしたあとにすぐに株価が下がった場合でも自分の打診買いした株価以下では買い増ししない
  • 打診買いをしたあとに自分の買値以上に株価が順調な銘柄だけを買い増していく。

はあ?

と思うヒトがいるかもしれません。バリュー投資家と自称しておきながら株価を気にするのか、と。ただ、決して冗談ではありません。

陥りやすいのはバリュー至上主義?

バリュー系投資家の一般的な考え方

このように株価の推移で投資判断を下すことはバリュー系投資家には禁じ手のようにとらえられます。なぜなら、バリュー系投資家ならこのように思うはずです。

その会社の価値(バリュー)やファンダメンタルに変化がないのに株価が下落した、ということは割安さがさらに増してお買い得になった、ということを意味するからである。

ワタシも以前はファンダメンタルばかりを重視してきました。むろんうまくいった銘柄もありましたが、自分が有望だと思っていたのに株価が反応してくれないものも多々あったのも事実です。

時間軸を考慮する

あなたが長期的な視点にたって、数年、数十年もかけてその銘柄に投資することを誓ったならば、市場が閉鎖されても持ち続けるべきでしょう。

しかし、ワタシのように半年から1年間の時間軸をベースに考える投資手法の場合は、PERやPBRなどの株価指標やファンダメンタルでは何かが足りないと考えるようになりました。

日経平均やジャスダックなどのインデックスが熱く急騰しているさなか、自分のPFだけは沈んだまま・・・アクティブ運用している身にとってはこれほど屈辱的なものはないですよね。

資金のコントールも意識する

バリュー系投資家であれば当然に以下のことを考えるはずです。

  • 増収増益といった業績面での後押し
  • PER・PBRといった割安性を図る指数
  • 上方修正などの株価インパクト
  • 企業としての成長性

これらの項目に加え、株価も投資材料に加えることでさらに投資条件を厳しくするのです。「株価を考慮する」とは、この銘柄のファンダメンタルに変化がなくとも買値からxx%下落したらロスカットすることです。これを実行することで大きな損失を未然に回避することができます。

3つのルールで含み損を解消

買う時点で含み損対策も

含み損を解消するルールとは、損切りするかどうかの判断だけに議論が集中しますが、冒頭に挙げた3つのルールに書いたとおり、買い増しの基準を定めるなど「買い」の段階から含み損対策を考慮することが大事です。

このときバリュー投資家なら思うでしょう。

株価が下落してナンピンすれば購入単価も下がりお買い得度が増すのに、株価が上がってから買うのではソンではないか、と。

これは自分の買った銘柄はどこかで必ず上昇するという思考の上に成り立った考え方と言えないでしょうか。なぜならあなたが有望と思っていた銘柄を市場は評価してくれない可能性もあるからです。

判断の正しさは問題ではない

株式投資にまじめに取り組むヒトにありがちなのは、その銘柄のファンダ・バリューの分析結果の正しさを株価に求める、という点です。

株式投資は運用して利益を上げることが目的です。あなたの事前の銘柄分析や業績予測が正しくても株価は下落することはあります。これを受け入れることができずに必ず上昇するはずと保有し続けた結果、多額の含み損に陥ることがあります。

この考え方はミネルヴィニの成長株投資法に詳しく書いてあるのでぜひご一読されることをおすすめします。

損失が大きくなる前に

会社の業績やPERなどの株価指数を重視する投資家にありがちなのは、ファンダメンタルや割安性を重視しすぎて売りの判断が遅れる点です。その後に株価が大きく下げて、損失が大きすぎて損切りしたくてもできなくなる、結果、塩漬けになる人たちを見てきました。

「こんないい決算なのになんで売られるんだ!」とか怒りを込めてツイートするヒトも散見されますが、上方修正したって株価は下げるときは下げるんです。決算がいい、業績がいい=株価は必ず上昇する、という幻想からは早く脱却したほうがいいと思います。

希望を持てるポートフォリオを

投資に辛抱・忍耐はつきものですが、毎日真っ青になった含み損の株価ボードを眺めているだけは精神的にも滅入ってしまいます。株式投資は長く続けることが大事。それなら自分なりのマイルールを作ってこれを実行することが求められます。

こうした資金コントロールを徹底するとポートフォリオ全体にリスク管理が効き始め、次第にパフォーマンスも安定してきます。

今の投資手法に悩んでおられる方はぜひシミュレーションするなどして有効性の確認をしてみることをおすすめしますよ。

-個別銘柄運用法