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個別銘柄運用法

株式投資と損切り じゃあ損切りラインはどこに置くのか?

2017/03/24

ロスカットだけは上手になったと自認しているうえけんでうおはようございます(けっして褒められたもんだとは思いませんが)

今日は株式投資のロスカットの話の続きです。先日、このような記事を書きました。

バリュー投資家が陥りやすい?塩漬け株を回避するシンプルな方法とは

半年から1年程度の期間でキャピタルゲインを得る投資手法においては、そのトリガーがバリュー投資であったとしても損切りラインを置くことが有用である、というのが上記記事の趣旨です。

じゃあ、その損切りラインをどこに定めるのか、という疑問が湧いてくると思います。今日はその損切りラインについて考えることをまとめたいと思います。

損切りラインは人それぞれ

その人の投資する銘柄群は投資家ごとに異なるように損切りラインも当然異なります。日経225とマザーズなどの新興市場に上場する銘柄とでは株価のボラティリティに違いが大きく一律に決められるものではないからです。

このことから、最もお勧めしたい手法は過去の自分のトレード記録から損切りラインをどこに定めるのがベストだったかを推測することです。この結果からオリジナルのあなただけのルールを作り上げるのです。

ルールの策定方法

振り返る方法はごくごくシンプルで、かつ原始的な方法です。

時系列株価で調べる

過去保有した銘柄の時系列株価を調べます。ヤフーファイナンスや株探など最近はこうしたサービスはネットで無料で手に入ります。エクセルなどにコピペして確認するのが確実な作業方法でしょう。

買値から何パーセント下がったところで損切りしたほうがパフォーマンスが確保できたのか、一見成功に思えた銘柄も直近最高値から〇%下落したところで利確したほうが儲かったのか、といったことをひとつひとつ確認していきます。

数字として見える化する

調べると、自分が成功したと信じていた銘柄がじつはそんなにもうかっていなかった、とか、かなり失敗したと思ったがロスカットを作動させた結果、損失はそんなに大きくなかったとか、数値化することで結果が明確になります。

確定申告などにで取引報告書を作成する投資家はこうした事実を直視する機会もありますが、源泉徴収有特定口座で運用しているヒトはこうした作業は煩雑で後回しにしがちです。

日々何気なくトレードしているヒト。特にファンダ系のバリュー投資家においてはここからいろいろなことが見えてくるにちがいありません。

ワタシのロスカットライン

麻雀の世界では降り時が大事、と言われますが、上りを放棄して降りてばかりいては全く勝負になりませんね。その見極めが大事になるわけです。

ロスカットラインは人それぞれで異なる、でこの記事が終わり、というのも何となく不親切なので、ワタシの場合のロスカットラインを示しておきます。ワタシの場合を参考までに申し上げておくと、以下のルールを守った場合に4%から5%の年間パフォーマンスを押し上げる効果があったことが分かりました。

  • 買値から10-12%下落で損切り
  • 直近最高値から10-12%下落で損切り
  • 損切りを判断する基準は終値ベースで判断する(なので逆指値は置かない)

2016年の成績はこのたった3つを守っただけで4%から5%増加してたことになるのです。

ワタシも冒頭のとおりは以前よりはロスカットのスキルが上がったと思いますが、いまだに判断が鈍るときが抜けきれていません。まだまだ修行が足りん、と自覚する一人であります。

ロスカットした後に上がったらどうなるの?

ロスカットできない理由がここにあります。ロスカットしたあとに上昇したらどうしよう・・・そんな迷いが時には塩漬け株につながることさえあります。

ただし、この指摘はごもっともでして、ロスカットした後に上昇した銘柄に苦渋の思いをさせられた記憶も多々あるのは事実です。しかし、実態としては、持ち続けて反転を持つよりも、ロスカットしたメリットのほうが大きい、ということも分かりました。このあたりのことは実際に調べてみないと決行できないことでもあります。

ロスカットは決断する株式投資の第一歩である

ロスカット=損切りと翻訳されるので、まるで自ら損を確定する投資行動のように見えます。よく言われることですが、ロスカットは損失の拡大をカットすることです。

株式投資に「決断」はつきものですが、決めて断つことが「決断」ならば、損切りは「決めて」「損失を断つ」、という決断こそが株式投資の第一歩のように思えて仕方がありません。

損切りばかりが得意、ということばかりでは決して威張れるものでもありませんが、成功ばかりが続くはずがないのも株式投資。致命的なミスを少なくして大きく儲けることが株式投資へのモチベーションを大きくします。

株式投資を始めてうまくいかないひと、相場の波にのれていないと自覚するヒトはたくさんいると思います。そんなときは、今一度、自分の売買記録を振り返ってみることをお勧めします。きっとそこから何かが見えてくるはずです。そしてさらに成長できると投資家になれることと確信しています。

こうした振り返りはワタシ自信もおろそかにしがちです。ワタシ自身もこうした作業を面倒くさがらずに続けていきたいと思っています。

 

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