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個別銘柄運用法

価格帯別出来高によるトレードに効果があるのか?検証した結果を公開!

2018/08/14

価格帯別出来高の検証結果を発表

PIX1861 / Pixabay

 

約1か月半前の話になりますが、価格帯別出来高によるトレードに意味があるのか?とても興味があることをブログで書きました。

だれでも株式売買は難しいもの。そのヒントが隠されているのでは、ということで20銘柄をサンプルに調査を開始しました。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

気が付けばもう8月の半ば。おお、記事の更新忘れてたー、ということで今日はこの価格帯別出来高によるトレードの結果についてまとめてみたいと思います。

価格帯別出来高に期待される効果とは

価格帯別出来高を参考にすることで期待される効果…それは下値抵抗線です。

下値抵抗線とは、株価が下落しても一定の株価になると買戻しが入る水準のことを指します。例えば、こんな感じのチャート。

1550円から1600円あたりに出来高を示す帯状のラインがあります。株価もこのライン近辺まで下落すると反発しているように、この株価まで下落すれば「買い」というサインになりうるのではないか、というものです。

調査結果報告

果たして価格帯別出来高はトレードに役立つのでしょうか。さっそくこの1か月間の株価の推移を振り返ってみます。

選択した銘柄は、直近の四半期決算でよい決算を発表したものばかり。業績面、ファンダメンタルズ面では文句がない銘柄ばかりです。

記録を開始したのが6月8日。以降、これらの株価がどのように推移したのか、銘柄ごとにチェックしてみることとしました。

なお、評価する基準は7月27日時点の株価です。

カナモト

6月8日時点のチャートでは3,500円前後には大きな出来高がありましたが、決算発表後に大きく値を下げて一時は3,500円を下回る3,300円まで売られました。その後は株価が戻したものの、3,500円前後で推移しています。

レッグス

6月8日時点のチャートでは1,050円前後に大きな出来高がありましたが、その後に上方修正や決算を発表。株価はヨコヨコながら1,050円前後で株価は下げ止まり反発する傾向はあり。

タツモ

6月8日時点のチャートでは、2,000円前後に大きな価格帯がありました。現在もいまだに2,000円前後の価格帯に大きく届かず。株価は1,305円で底を打ったようですが、出来高が左右しているかは判別できない状況です。

K&Oエナジ

6月8日時点のチャートでは1,850円前後に大きな出来高がありましたが、以降、株価は右肩上がりに上昇し、今は1,880円で推移している。上抜けした今後の株価に期待か?

フジコピアン

6月8日時点のチャートでは1,880円前後に大きな出来高ありました。株価は下落傾向にあるものの、この価格帯を割り込むことはありませんでした。

それにしても出来高が少ないのでどこまで効果があるのか不明です…

ベルパーク

6月8日時点のチャートでは3,000円台に大きな出来高がありますが、現在もその株価を大きく上回っています。株価は下落基調にあり、今後の推移を見守る必要があります。

アイフィスジャパン

6月8日時点のチャートでは500円台に大きな出来高あり。その後に700円前後に大きな出来高が出現。株価はこの出来高を割り込むものの今は700円台をキープ。業績自体は通期上方修正を発表するなど堅調に推移しています。

バリューコマース

6月8日時点のチャートでは1,400円台に大きな出来高が出現。株価自体は上方修正の材料も出て大幅上昇中。出来高の多い価格帯とは乖離しており、出来高が機能しているのかは判別できません。

電算システム

6月8日時点のチャートでは2,100円台に大きな出来高があましたが、現在は2,000円後半に出来高が出現。一時はこの株価を大きく1,900円台まで下落。現在の株価は2120円を記録するなど出来高の多い価格帯を上下する展開が続いています。

ライオン

6月8日時点のチャートでは2200円前後に大きな出来高あり。現在もその価格帯までに届かず。株価は1901円で下げ止まった印象。

ピジョン

6月8日時点のチャートでは2500円にあった出来高数の多い株価は3500円まで上昇。株価はこれを大きく上回る4145円で推移。出来高を形成した価格帯との時系列が不明ですが、なんとなく機能しているようにも見えます。

清和中央HD

6月8日時点のチャートでは6000円台の出来高は継続。株価はこれを大きく下回る4500円で推移。株価の乖離が大きく出来高の多い価格帯がサポートしているかは判別が難しいです。

ダイトロン

6月8日時点のチャートでは、大きな出来高があった2400円台で反発したように見えたのですが、その後、これを大きく割り込み一時2000円割れ。現在は2200円前後で推移するなど2400円の価格帯を超えられるかが焦点。

星光PMC

6月8日時点のチャートでは1200円台の大きな出来高の下に位置している株価でした。一時はこれのさらに下に行く978円まで下落。現在は株価も戻しているが大きな出来高のある株価と乖離が大きく効果の判別が付きません。

エラン

6月8日時点のチャートでは1500円台に大きな出来高。以前から大きく上昇する株価で推移しているため、出来高の多い価格帯がサポートラインになっているかは不明。

中堂リース

6月8日時点のチャートでは550円台に大きな出来高があったが、これを上回ることなく株価も横ばいが続いています。

富士ソフト

6月8日時点のチャートでは大きな出来高は3500円でしたが、4500円台に移動。株価は高値で揉み合いを続け4600円前後に大きな出来高が形成されました。株価はもみ合い中で出来高の多い価格帯がサポートしていると言えそう。

RS tech

6月8日時点のチャートでは4000円台に大きな出来高がありましたが、その後に6900円あたりで出来高は急増。一時5160円まで下落したが、現在株価は戻しつつあります。

ペッパーFS

6月8日時点のチャートでは5100円台に大きな出来高がありましたが、株価は下落し、4900円台に新たな出来高が形成。株価は3000円台後半まで下落。戻りは鈍い印象。

ナカニシ

6月8日時点のチャートでは1800円台に大きな出来高がでしたが、その後株価は揉みあい。2400円前後で新たな出来高を形成。株価は2200-2300円台で揉み合いを続けています。

マークラインズ

6月8日時点のチャートでは2000円台に大きい出来高を形成。一時は2800円まで上昇するなど株価は好調だったが株価は2000円を割り込むと反発する値動きを見せてきた。今後どうなるのか要注目。

結論

 

以上のことを一言まとめますと

出来高別価格帯と値動きは全く関係がない

ブログの文章書くの、途中で嫌になってきましたもん…

少々整理してみますと

  • 6月8日付の株価が出来高数の多い価格帯よりも上にあった銘柄は12銘柄。そのうち7月27日時点で株価が上昇したのは4銘柄
  • 6月8日付の株価が出来高数の多い価格帯よりも下にあった銘柄は4銘柄。そのうち7月27日時点で株価が上昇したのは1銘柄
  • 6月8日付の株価が出来高数の多い価格帯と同価格だった銘柄は5銘柄。そのうち7月27日時点で株価が上昇したのは3銘柄

6/5から7/27の日経平均株はほぼ横ばいの状態でした。地合いが悪いとは言えない状況で、取り上げた銘柄の半分以上は下落する銘柄のほうが多い、という結果になりました

もちろん、中小型株自体が軟調だった、という背景もあります。しかし、価格帯別出来高を参考にしても地合いの弱さを克服するような好成績を収められるとは限らないことを示しています。

もう一度言います。

出来高数の多い価格帯と株価の関係はまったく関係がない。

売買は本当に難しいです。ただ、訳の分からない株価理論を信じて大事な資金を溶かさないように気を付けたいものですね。

 

以上、現場からお伝えしました!

 

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