世界的に株価暴落が止まりません

世界各国の株式市場の暴落が止まりませんね。
NYダウは10月上旬につけた26,951.81ドルから一転、23,323.66ドルへ急落。ロンドンのFTSE100は8月につけた7,790.17ポンドから6,757.37ポンドまで急落。


日本株も例ではなく、日経平均先物は一時20,000円を割れる場面もありました。
新興市場に関してはさらに無残な状況が続いていて、ジャスダック指数も140割れ、マザーズについては一日で5%も下げる日もありました。



さてはて、この暴落局面はいつになったら収まるのでしょうか…
ワタシが暴落局面で行ったこと

ワタシの場合は、中長期的に運用を続けているインデックスファンドと、高配当銘柄を中心に運用している高配当ファンドがあります。
この二つの運用については放置したままです。
前者は、中長期的に積み立てることが主な戦略なので、下げ相場で降りることはありえません。
後者の高配当ファンドについても重要なのは受取配当金であり、これを複利で運用することにあります。なので、配当金を生み出す原資が減ることに関しては問題はありません。
中小型株のアクティブ運用銘柄が問題
で、問題は、中小型株を中心に運用しているアクティブファンドです。これは徹底したリスク管理が必要です。
昨今の暴落局面においてワタシは以下のような行動を起こしています。
保有銘柄の損益チェック
こんな時はネット証券にログインすることも嫌になる時期です。奇絶投資法とはよく言ったものですが、ワタシの場合はリスク管理の一環で毎日保有銘柄の損益チェックと総資産を確認するようにしています。
少なくとも、昨年得た利益を全部吐き出すことがないように最大の注意を払います。
損切りラッシュ
11月に買い直した銘柄を含め、買値から10%以上下落した銘柄から次々に損切りを決行しました。
もう損切りしすぎて笑っちゃうのですが、損切りするために買っているような感覚。ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、という状態です。
それでも損切りは続けていきます。
空売りの練習
空売りはしない方針でしたが、ここまで暴落局面を迎えると買いで入るのがバカバカしくなってきて、試しに空売りにチャレンジしたところ、簡単に利益が出るじゃないですか。
個人投資家を中心に投資家心理はボロボロのはずですし、下げ始めたら簡単に止まらないのが新興市場なら、まだまだ下げるチャンスはあるのではないかと。
優待クロス
もう株なんか見たくない、なんて人も増えたのでしょうね、この12月優待クロスは例年よりも増して一般信用売りの在庫が余っているようです。
できるだけ直前にクロスすることで金利負担も少なくて済むし、いいことづくめですね。
損切りの連続でキャッシュは豊富なので、できる限り優待クロスを実施してみようと思っています。
トレード記録を忘れずに
このような損失を受けたからには、自分のスキルアップにつなげたいところ。記憶よりも記録、ということで手帳に記録するようにしています。
損した記録を付けるのは痛恨の極みでありますが、次につなげるためにもメモに残すこととしました。
この仮は次の相場で返したいと思っています。
最後に

ということで、最近の暴落局面におけるワタシの投資行動についてまとめてみました。
まずは現実に目を向けること。そして、今回の経験を次に生かすためにはどうしたらいいのか、ということを念頭に行動してきたつもりです。
減った利益は少なくないですけどね、この損失が安い授業料だった、言えるように努力していきたいですね。