新型肺炎で日本株は波乱含みの展開へ

日本株が下げ止まりません。先週まで好調だった日本株ですが、先週の日経平均株価は24000円台を記録した後に急落。1月28日の終値は23,251.71円となりました。
今回の急落の根拠は新型コロナウィルスと言われています。
株価が下がると悲しいものです。でも、株価が安くなればなるほどお金持ちになるチャンスも膨らみます。
ワタシ達個人投資家はこんなときにどのような行動をとればいいのでしょうか?
結論から言うとこうです。
- ひたすら決算短信などを読み、欲しい銘柄を監視銘柄に組み入れる
- 売り買いの優先順位を再点検する
- 将来性がある業界について考える
そう、暴落が来ようが来まいがやることは毎日一緒なのです。むしろ、株価が下がったからと言って、証券口座を見ないふりをしたり、株の調査をストップしてしまうほうが危険です。
よくこんなこと思いませんか?
”あと◎か月早く気づいてたらあの銘柄で大儲けできたのに…”
なんてね。
でも、そんなことを後悔しても何も始まらないのですからね。特に市場全体が下がっている時こそ、良い株価が安く買えるチャンスなので熱心に株のことを考えるべきです。
1月末は特に警戒するべき時期
そして、タイミングが悪いな、と思うのが、1月末は3月決算銘柄の第三四半期決算が目白押しである点です。
さらに今年は10月から消費税率も上がったため、経済指標は悪化。このため、その影響が第三四半期決算であらわになるのではないか、と懸念されます。
例えばワタシの監視銘柄であったエスティック(
1月17日に第三四半期銘柄を発表し、前年比減収減益と結果が悪かったです。このため株価はストップ安。

中間決算までは増収増益で好調な決算だったんです。

この3Qの業績が相当悪かったと想像できます。保有銘柄に関してはこのようなことがないように祈るばかりですね。
わが保有株は好調
そんなことも言いながらワタシの準主力銘柄であるニイタカ(4465)が急上昇しているのです。

1月20日には1800円程度だった株価は1月28日には一時2900円まで買われる急上昇となりました。
ニイタカは業務用洗剤の大手。最近は除菌、消毒などにも事業拡大しており、ウィルス感染関連銘柄として買われたようです。
まあ、新型肺炎のことを予言してこの銘柄を買っていたわけではないので威張れたものではないです。でも、相場に居続ければこんな良いことがあるってことは断言できますね。
個人投資家がやるべき3つのこと
ということで、このような地合いが悪い中、ワタシ達個人投資家はどのような行動をおこせばいいのでしょうか。
監視銘柄を更新する
まずは監視銘柄を日々チェックすることです。特に大切なのは、割高・割安などは考慮せずに監視銘柄入りとすることを心がける点です。
セリクラ状態になるとどういうことが起きるか、というと、朝一の株価ボードが全て売り気配で値つかずみたいな状況になります。
こんなときこそ、割高だった銘柄が安く手に入るチャンスなのです。最近だったら、インソース(6200)が第一四半期決算を発表しましたけど、内容はとても良かったですよね。

予想PERでは約80倍でちょっと買えたものではないですけどね…。
それでも、理想のポートフォリオを構築するために、理想の銘柄で固めた監視銘柄リストが欠かせないのです。
売りと買いの優先順位を点検する
ワタシ達個人投資家の場合は投資資金が限られています。
なので、ポートフォリオを入れ替える際に、保有銘柄のうちどの銘柄を売るか、といった優先順位を決めておく必要があります。現在のような軟調な地合いにあっては、その優先順位を決めておくよいきっかけになります。
監視銘柄からの買いも同じことが言えます。どの銘柄から手を付けていくのか、日々購入する順番をイメージしておくことです。
将来性のある業界を覚えておく
新型肺炎の影響など今後の動向が気になるところですが、やはり、このような衛生関連の業界って今後も需要が高い業界なのではないか、と思うようになりました。
現時点でワタシが長期投資向きの業界とすると…
- IT関連×〇〇〇
- 防災・減災関連
- 衛生、ヘルスケア関連
- 人材育成
- ブランド力を持つ企業
IT関連であれば、iコンストラクションなど様々な分野でITを提供できる銘柄が伸びるでしょうし、特に日本は自然災害が多いですから 防災・減災関係も抑えておくべきでしょう。
新型肺炎やインフルエンザなど感染症関係銘柄、労働者不足による人材育成、ブランド力(オリエンタルランドとか)のある銘柄なんて魅力を感じますよね。
将来的にはこうした銘柄を長期持つことで、富を築くのが理想的な株式投資だと思うのですが、どう思いますか?
最後に

ということで、新型肺炎による日経平均株価を横目に私たち個人投資家がなすべきことをまとめてみました。
株価は軟調ですが、体感的にはセリクラっぽくないですしね、下げも序の口といった感じですが、この後はどのように推移するのかは誰にも予測できません。
今後も株式市場に参加しながら、多くのスキルを身に付けられるように努力していきたいです。
全ては経済的自由のために。
それではまた!