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高配当ファンド(LTI_FUND)

日産自動車(7201)は高配当銘柄として長期投資に向いているのか

2018/11/25

日産自動車の株価が急落中

日産自動車の株価が急落中。理由はカルロスゴーン会長の不正会計疑惑で、自らの報酬を過少記載としたとか、自宅の豪邸なども会社のカネを流用したとか。

しまいには、会社のクーデターだの、内部告発だの、フランス政府などいろいろな問題が起きています。

こうした疑惑は時間の経過とともに明らかになってくると思いますが、まずはこの日産自動車が高配当銘柄として適しているかどうか、という点が重要な問題です。

高配当ファンドを運用して6年目のワタシの見方は

日産自動車は今年の春頃から配当利回りは上昇。ワタシの投資基準である配当利回り4.4%以上を大幅に超えていて、常に監視銘柄として上位にランキングされてきました。

しかし、ワタシは日産自動車に投資することはなかったのです。その理由は以下のとおりです。

  • 過去10年間配当金の減配または無配がないこと
  • その他、保有銘柄において法令違反などの重大な事故・犯罪で運用上致命的な問題であると予見される場合

前者の理由は明らかで、日産自動車は2009年に営業利益の大幅赤字を記録しています。

さらに、後者については、昨年の夏ごろだったでしょうか、日産自動車の不正検査事件もありました。

長期投資においては、その会社の継続性に投資するというものです。コーポレートガバナンスは特に重要で、今回のような事件が起こった場合は即売り、という判断を下すことになります

よって、日産自動車は6%を超える配当利回りであっても購入対象外の銘柄だった、と言えます。

ワタシも高配当の日本株個別銘柄でポートフォリオを組み、6年ほど長期投資を実践してきました。ゴーン会長が逮捕されることまでは予見できませんでしたが、ここまで積み上げてきたルールを順守することでこのようなトラブルを回避することができたことになります。

高配当ファンドを順守することで達成できたこと

購入時の条件

我が高配当ファンドの投資条件をもう一度振り返ってみることとします。

  • 該当金は過去10年間減配、無配はないこと
  • 配当利回りが4.4%以上であること
  • 過去10年間、営業利益ベースで赤字がないこと

これらの条件はとてもシンプルです。でも、これらを順守してきた結果、受け取れる配当金も増加してきましたし、この6年間、新規購入した銘柄が減配・無配となったのは、たった2銘柄で済んでいます。

もちろん、ここまで順調だったのもアベノミクスによる恩恵が大きかったからかもしれません。

引き続き保有銘柄の業績や配当政策などは吟味していく必要がありますね。

売却の条件

売却の条件は大きく分けて2つあります。

  • 保有銘柄の配当金が減配、無配となったとき
  • 配当利回りが2.2%を割ったとき
  • その他、保有銘柄において法令違反などの重大な事故・犯罪で運用上致命的な問題であると予見される場合

ひとつ目の条件に合致して売却した銘柄はありますが、それ以外の条件を満たして売却は経験がありません。

ふたつの条件は最近の株価の値動きを参照しながら策定した新ルールです。次の大相場が来るときには発動できるいいな、と思っています。

わが高配当ファンドのポートフォリオ

これまで説明してきたとおり、ワタシの売買ルールに基づき組み入れた高配当ファンドは以下のとおりとなります。

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わざわざ日産自動車のような訳ありの銘柄を買わなくても、もっと優良株に投資したほうがお得だと思っちゃうんですよね。

最後に

ということで日産自動車が投資対象として適か不適かについてまとめてみました。

短期の株価の値動きで利ザヤを稼ぐ、デイトレやスイングトレードなどで堅実に資産を増やしたいと思うのならばともかく、中長期的に株価を大きく育てたい、または配当金の受け取りを享受したいというのであれば、日産自動車よりも良い会社がたっくさんあるはずです。

一緒に高配当銘柄で不労所得を手に入れられるように頑張ってまいりましょう!

 

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