2019年サラリーマンのお小遣い調査

少し前のニュースになるんですけど、新生銀行は毎年サラリーマンに対してお小遣い調査というものを実施していて、その最新版がアップされています。
ネットのニュースでも色々なところで報道されていましたよね。
ニュースの中身を見ると、サラリーマンのお小遣いは3千円以上ダウンするなど、サラリーマンの悲哀が伝わってくる内容となっています。
それもそうですよね、給料は全然上がらないし、一方で物価は上がる。子どもの教育費はかさむばかりで、秋からは消費税増税。
お小遣いが上がる気配なんて微塵も感じられませんね!
でも、お父さんであるワタシの立場から言うとこのお小遣い調査の中身について違和感を感じてしまうのです。
そもそもお小遣いって考え方がおかしい

昔は子どものこと親からお小遣いをもらっていましたよね。ワタシが小学生の時初めてもらったのが月500円。とても嬉しかったことを覚えています。
この調査の中身を見てみると、いまだに奥さんからお小遣いをもらっている様子も伺えます。
ということはお父さん自身が家計のマネジメントに関与せず、もらう側の立場に成り下がってしまっているのではないでしょうか。
もし、主体的に家計に関わっているとすれば、お小遣いが少ないと嘆くこと自体ないはずなんです。
我が家の場合のお小遣いはどうか?

我が家にはお小遣い制という制度そのものはないです。共働きのせいもありますが、夫婦共通口座に入金して一元管理するような方法もとってません。
なので、ワタシの給与口座に振り込まれたお金はワタシが生活費を除いた以外は自由に使えるお金です。
でも、自由には使いませんよ。余ったお金は全て貯蓄か株につぎ込みます。
せいぜい自分用で買っているものとすると
- 東スポ(金・土のみ)
- あめ玉(会社用で袋のもの2週間に1回)
- スーパーカップ(これはやめられない)
こんなところじゃないですかね。飲み会とかも本当に好きな人としか行きませんし、付き合いの飲み会は時間のムダなので行かないようにしています。
本当に自分用のお金として使っているのは月5000円も行かないんじゃないでしょうか。
ていうか、馬券で儲かった金まで資産運用に回しているくらいですから、ワタシのお小遣いは実質マイナスと言ってもいいくらいなんです。
調査報告書との比較
使いみち | 調査 | ワタシ |
お小遣い | 36,747円 | 約5,000円 |
ランチ代 | 555円 | 0円 |
月の飲み会 | 2.4回 | 0.5回 |
飲み代 | 5,415円 | 5,000円 |
携帯電話 | 9,180円 | 94円 |
ファッション | 7,959円 | 0円 |
喫茶代 | 3,260円 | 0円 |
パソコン・通信料 | 5,247円 | 3,280円 |
せっかくなので今回の調査の結果とワタシの状況を一覧表にまとめてみました。
この報告書によると、おこづかいが前年比3,000円マイナスの36,747円となったとのことですが、それでも十分もらいすぎじゃないでしょうか。
ワタシは自作弁当なのでランチ代もかかりませんので0円。月に2,3回も飲み会にいくなんて信じられませんね。携帯代も9千円近くかけている人がいますけど、早く格安SIMに変えたほうがいいんじゃないですかね、と。
とにかく使い方には突っ込みどころが満載です。
不景気で生活が苦しいとか、老後の2000万円なんてムリムリ、なんて話もありましたけど、こんな余裕のある生活を送っておきながら老後2000万円なんて無理というのはムシが良すぎるような気がします。
一方で興味深い実態も

一方で興味深かったのは、副業に関する調査結果。
年代別に副業による収入の統計も出ているのですが、40代で41,150円、50代で57,208円の副業を得ているとのこと。
これはなかなか優秀ですね。ワタシは株式投資メインですが、まだまだ平均値に近い状態。さらなる高みを目指さなければ、と気も引き締まりますね。
最後に

というのこと新生銀行の2019年サラリーマンのお小遣い調査について感じることをまとめてみました。
現在のサラリーマンの実態も見え、とても興味深い内容となっています。
実際の調査内容はこちら。
まだ、読んでいない人はぜひ一読してみてはいかがでしょうか。