少し前から気になってた「夫の扶養から抜け出したい」を読んだ

以前から気になってた「夫の扶養から抜け出したい」という漫画を読みました。
結論から言うと…
この本を知ったのは、ネットの広告だったんですけど、それが結構面白そうでしてね。アマゾンのギフト券でついつい購入してしまいました。
アマゾンのレビューでは酷評ばかり
でもですね、アマゾンのレビューを見ると、つまらないとか主人公は甘えているとか、不愉快な気持ちになったなどなど酷評ばかり。意外だったのは女性からの評判が悪い点です。
子ども一人しかいないのに家事と育児が両立できないって信じられない。世の中ワンオペの人だって多いのに…
主人公はとても独りよがりで悲劇のヒロインを演じているだけ
私なんかすべてひとりで家事と育児をやってきた。甘えてるんじゃないといいたい。
まあ、色々な意見があるわけですよ。
面白かった、という意見、つまらなかった、不愉快な気持ちになったなど300を超えるアマゾンのレビューを記録。それぐらい注目されるという点で本書を書いた筆者の圧勝と言ってよいでしょう。
結婚したての育児世代にはよくある話では

この本のあらすじやレビューはアマゾンのサイトを見ていただくとしましょう。でも、とにかく旦那の一言一言がムカつくんです。男のワタシが読んでいても、ひどいこと言うなあとあきれてしまいます。
これに対して主人公である妻も臨戦態勢になるわけですが、このあたりの攻防って結婚すれば誰でも通る道なのです。
独身の頃はそれなりに収入もあって、社会的な地位もあって、自分に投資できるお金も困らないし、おいしいものも食べれる、行きたい旅行にも行ける…
そんなカップルが結婚して子どもができた途端、生活は一変。全ては子ども中心の生活スタイルに。
お金の使い道もそう、土日の過ごし方もそう。
毎日朝夕は保育園のお迎え、土日も出かける先はキドキドや赤ちゃん本舗。もう土日なんて馬券なんて自由に買えないんですよ(これは話が別)。
夫も妻もストレスたまりまくりなのであります。ともすれば、物事の見方も自己中心的になりがちとなり、意見が対立する場面も多くなるわけです。
まあ、よくある話じゃないですか、ねえ、そこの奥さん(誰やねん)
「夫の扶養からぬけだしたい」で筆者が言いたかったこと

まあ、色々と批判や非難があるこの本ですが、夫から専業主婦であることをバカにされ、また、家事と育児を両立できないことを非難した夫に対して、主人公の妻が報復するというお話ではないです。
生活のトラブルを通じて
- 夫がいかにブラックな企業で働かされていたこと
- 子どもにとってパパは一人しかいないということ
- 夫に対する恨みも、それは自分のふがいなさに対するものであると気づいたこと
- お互いがお互いのことを知らないことに気づいたこと
こうして、自分のことばかり考えていた二人。この二人がお互いの気持ちに立って行動し、本当に自分のやりたいことを追求して、協力して幸せな生活を送ろうとする姿を通して、本当の家族になる過程を描いた本なのです。
まあ、話を面白くするために、少々大げさな言い争いも散見されますけどね。
ワタシはこの本、とてもほのぼのしていて温かい本当にいい本だと思いましたね。
最後に

ということで、「夫の扶養からぬけだしたい」をレビューしました。
電子書籍などで無料で読むことができますので、まずは第一話でも試し読みしてみてはいかがでしょうか。
ワタシは面白すぎて1時間ほどで全部読んでしまいました。子育て中の若いパパとママにお勧めな「夫の扶養からぬけだしたい」、ぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか。