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炎上した金融庁の指針案を一読する価値がある理由~結構、イイこと書いてあるじゃん

2019/06/11

金融庁の報告書を読んでみた

PublicDomainPictures / Pixabay

Twitterでも流れてきましたけどね、国の指針が炎上しているとのニュースを見ました。

まあ、この手のニュースはソースを読んでみることに限る。ということでざっと流し読みしてみました。

ワタシの感想としては…

  • なんでこれが炎上するのか
  • 若者向け(現役世代)の資産運用はいいことが書いてある
  • でも、ちょっと他人事?金融庁

ということでひとつひとつ見ていきましょう。

なんでこれが炎上したのか?

原文とネット記事を比較してみる

rawpixel / Pixabay

ネットの記事の中では、この炎上した箇所をこのように抜粋してます。

年金だけでは老後の生活費が足りなくなってしまうリスクがあることを政府が認め、国民が自ら資産形成することを促す …

この部分に該当しそうな原文を抜粋してみますと…

公的年金制度が多くの人にとって老後の収入の柱であり続けることは間違いないが、少子高齢化により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準が今までと同等のものであると期待することは難しい。今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある

下線部の部分を比較すると、若干ニュアンスが違いますよね。

ネットのニュースでは「老後の生活費が足りなってしまう…」とありますが、原文は、公的年金制度が老後の収入の柱であることを前提として、「より満足な生活水準に届かない可能性がある」としているのです。

ネットでの反響

このブログにご訪問いただいている方々にとっては、

しがないサラリーマン
そんなん当たり前じゃん

 

って思うはずですよね。

年金返せ、税金が払いたくない…

そんなネットの声もあるようですが、文句ばかり言っても何も変わらないし、今の仕組みの中で、どうやって知恵を絞って資産形成を行うか、前向きに考えるべきです。

これから株を始めたい人に読ませたい内容も

skeeze / Pixabay

この報告書は、タイトルのとおり「高齢社会における資産形成、管理」を考えることがテーマです。

で、ページの最後のほうに「【付属文書1】高齢社会における資産の形成・管理での心構え」というのがあります。

このページがとても分かりやすく書かれているんですよね。

特に、資産運用したい、でも、やり方が分からない、という人にとっては、おススメできるページです。

主な内容
  • 現役期は少額でも資産形成の行動を起こすことが大事
  • 手法は長期・積立・分散投資を習慣化して行う
  • 市況変動に一喜一憂することなく着実に実施する
  • 自らのリスク程度を認識し、リスクの高い投資に手を出さない
  • 金融機関に支払う販売手数料や信託報酬等にこだわる

これらのポイントを踏まえて、自分のリスク許容度ってどれぐらいだろう、とかか、コスト重視の資産運用って何だろうとか考えるきっかけとなるはず。

特に高齢者になってから急に資産運用をしようと思っても、金融商品を見る目がないので、妙な投資案件に騙されがちです。

とりわけ高齢者は、大事な年金資金、大事な退職金、と言っておきながら、有り得ない高金利商品に手を出しがちです。

そう言う意味でワンタッブバイの商品は問題だと思うのだけれども、若い頃か金融商品を見分ける目利きを持ち、このような資産形成脳を持つ人が増えてくれば、訳の分からない金融商品も淘汰されてくることでしょう。

金融庁として取り組むべきこと

geralt / Pixabay

この報告書を読んで思ったのは「年金返せ」「税金返せ」ということよりも、金融庁として取り組むべき視点についてあまり書かれていないなあ、という点

  • NISAの恒久化、積立てNISA枠の拡大
  • 配当金の二重課税問題
  • 投資教育
  • 金融アドバイザーの枠組み整備

まあ、ほかにもあるでしょうが。

この報告書の中では、マネープランやライフプランを作るための専門アドバイザーが必要、となっています。

結局、消費者の立場に立って相談に乗ってくれる金融機関なんてどこにもいないわけです。割高でクソみたいな投資信託を推薦するのか関の山でしょう。

ワタシもいろいろ株には手は出してますけどね、もし客観的に相談に乗ってくれるアドバイザーがいたら、相談に乗ってもらいたいですしね。

NISA、積立てNISA等から税制の問題も含めて、今後金融庁にはがんばってもらいたいと期待します

最後に

ということで、「高齢社会における資産形成・管理」 の報告書についてワタシの思うところをまとめてみました。

ワタシはもともと年金制度なんていうのは全然あてにしてませんから、今のうちから生活費の原資となるように高配当銘柄を購入しています。

これからも、給料、支出のコントロール、運用の3本柱で、心もお金も豊かな生活用に送れるように頑張っていきたいです!

 

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