米国株手数料が次々改定へ

マネックス証券が0.1ドルまで値下げ、これに対抗して楽天証券が0.01ドルまで値下げ。再度マネックス証券が0.01ドルまで値下げするなど、米国株手数料の値下げ競争が止まりません。
そんな中、SBI証券の動向が気になっていました。
マネックス証券や楽天証券に比べたら完全に出遅れてしまったSBI証券。
それでも他のネット証券大手に比べたらインパクトのある強力なキャンペーンを行うに違いない-そう期待していたのですが、期待通り、いや期待以上のサービス改善策を提起してきました。
今日はSBI証券の手数料などを含めた米国株投資全般についてSBI証券のメリットなどをまとめてみたいと思います。
米国株は難しい?
なんとなくですが、米国株って手が出しにくいってイメージがありますよね。
その理由はふたつ
- 為替リスクと株価変動リスクがあるから
- 為替購入時と株式投資時と二重に手数料がかかってしまうから
でもですね、米国株には有名な会社がいっぱい。
マイクロソフト、Apple、フェイスブック、Amazon、P&G、ジョンソンアンドジョンソンなどなど。今をときめく、世界規模で事業を展開する最強の企業集団なわけ。
そう、だから米国株にはチャレンジする価値があるんです!
SBI証券が最低売買手数料を撤廃

そんな折に発表された、SBI証券のニュース。最低売買手数料を無料とし、マネックス証券や楽天証券をさらに上回るサービス改善が図られました。
ひょっとしたら、日本株と同様に10万円以下は手数料無料、なんてサービスを始めるネット証券が出てくるかもしれません。
でも、以前は金額にかかわらず、1取引で最低5ドルかかっていたわけですから、かなりの進歩。米国株に投資しやすい環境も整ってきた印象です。
SBI証券のメリット
為替手数料の安さ
SBI証券で米国株をメリットは、何より為替手数料の安さです。
米国株に投資する場合は、円をドルに換える必要があります。楽天証券やマネックス証券は為替手数料に25銭かかります。
SBI証券の場合、以下の2つの方法で為替手数料を安く抑えることができます。
- SBI FX α 口座で外貨を買って現引きする(5銭)
- 住信SBIネット銀行で外貨を購入して入出金できる(4銭)
SBI証券なら、楽天証券、マネックス証券よりも為替手数料が5分の1程度で済むことになります。
貸株金利がもらえる
SBI証券の場合は、日本株と同様に貸株サービスを利用することができます。
貸株サービスとは、保有している米国株式や米国ETFを証券会社に貸し出すことで、貸し出した株式に応じた貸株金利を受取ることができるサービスです。
長期投資を実践している人にとっては、株を買って放っておけば、配当金だけではなく一定の金利分も受け取ることができるのはお得ですね。
SBI証券のデメリット
SBI証券でできないことと言えば
- スマホアプリで取引できない
- 売買注文は指値と成り行きのみ
といったところでしょうか。この点はマネックス証券は一番優れています。
最後に

ということでSBI証券の米国株の最低手数料の変更についてまとめてみました。
いろいろ調べてみるとネット証券3社の中でも一番お得なのはSBI証券であることがわかってきます。
いやあ、ワタシも米国株はマネックスで運用してますけど、SBI証券に乗り換えたいなあ。
参考記事です。