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読書感想文

NightWalker氏の「世界一ラクなお金の増やし方」を読了。これはインデックス投資家のバイブル

2018/07/01

NightWalker氏の「世界一ラクなお金の増やし方」を買いました

もっと以前から販売されていたのは知っていましたが、先日の楽天お買い物マラソンを活用して、NightWalker氏の「世界一ラクなお金の増やし方」を購入しました

最初に言っておきますと、この本は数ある個人投資家の本の中でベストオブベスト。もうべた褒めしたいと思います。

これからインデックス投資を始めたい人は必読

この本の一番いいな、と思った点は、これからインデックス投資を始めたい、でも、投資って怖いよね、という人に向けて的確にアドバイスしている点

これまでもインデックス投資本っていろいろあったと思うんですよ。でもこれまでの本て、

「株価はいつ上がるかいつ下がるかわからないから今始めたほうがいい」

とか

「リスク許容度とは、どれくらい資産が減ってもいいか許せる額である」

とか、

「生活防衛資金は2~3か月程度。これ以外を株に振り向けようとか」

とか、

どんなことがあっても市場から退場してはダメ。続けることが大事とか

まあ、正論ではあるんですけど、分かったような分からないような…?ともかく、こんな解説を見ても、株をこれから始める人にとってはこう思うはずなんですよね。

今始めたほうがいいって言っても、株価はこんなに高い時に始めていいの?

失ってもいい資金なんて1円もないよ

生活防衛資金以外を残して全額株に突っ込むなんてできっこない

株を始めるか迷っている初心者にとっては、損をしたくないと思っているはず。だから、上記のような記述は株を始める初心者にとっては無責任な記述のように見えるはずなんです。

そこを本書では

  • 金額が少額なうちは暴落の影響は少ない
  • リスク許容度は始めながら決めても遅くはない
  • 40~60%の資金を溶かしてもいい金額だけ投資せよ

こんな風に分かりやすく解説して初心者の背中をポンと押してあげているような表現が続いていくのです。これはあくまで一例。

いや、別に言っていることは普通のことなんですよ。

インデックス投資のメリットとか、ちまたでよく言われているメリット(仕事やプライベートで没頭しながらお金が増える、とか銘柄選択から解放されるとか)なんです。

でも表現がとても軽妙で的確なのでとても説得力がある。当然初心者のココロに響くわけです。

アクティブ運用派のあなたでも読む価値あり

ワタシはインデックス運用もやっていますが、基本は中小型株を短中期でもつアクティブ運用が主軸。

インデックス運用としてのデメリットとしては、(1)業績が悪い会社や割高な会社にもインデックスファンドを経由して投資することになる、(2)及第点の投資はできるが、大きく儲けることはできない、といったことが挙げられます。

この本ではインデックス運用のメリットがとても分かりやすく正論で書かれているため、逆にアクティブ運用でインデックス運用を大きく突き放してやりたいというファイトさえ湧いてきます

かゆいところまで手が届く内容

インデックス運用本であいまいになりがちな点は、(1)運用を始めるタイミングの説明、(2)運用をやめるときの説明の2点が不明確になりがちな点。

この本はこのことについても一定のページを割いて記載されています。特に(2)についても自身の経験談やこれまで悩みに悩みぬいて出した結論など詳細に書かれていて参考になります。

また、アーリーリタイアを実現したにも関わらず、そこに至るまでには目標やリスク管理などルーズな部分もあって、「あ、走りながら考えるっていうのでもいいんだー」という気にさせられます。

お金を増やすことに躍起になってこの本を手にしたのなら、いい意味での裏切りを感じてしまうかもしれません。

お金は育てるもの

この本の途中で、「お金は儲けるものではなく育てるもの」という言葉が出てきます。

時間をかけてゆっくりとお金を育てる。その間も、自分の仕事に没頭し、充実したプライベートも過ごし、いいこと尽くめだよね、という喜びが文脈から伝わってきます。

ワタシはインデックス中心の運用は考えていません。当面の間は個別銘柄への投資を中心に運用するつもりです。ただ、投資ばかりに気を取られて充実した生活を犠牲にしたくない、という思いは共通しています。

インデックス派もアクティブ派も同様に楽しめる「世界一ラクなお金の増やし方」、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

ただ、タイトルにあるように「世界一ラク」ではない、と思うんですけどね(笑)

 

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