日経平均が急落して涙目状態続く

今日の日経平均株価の下落はひどかったですね。思わずスクショを取ってしまいました。

そして、今、こうしてブログを書いている間も、日経平均先物は前日比-2,000ポイントを叩き出そうとしています。
すごいな、すごいな(本日2回目)
— しがないサラリーマン (@ueken2525kb) March 9, 2020
【日経平均CFD #日経CFD】-1930 (-9.30%) 18819 pic.twitter.com/c2j9jFclkF https://t.co/qyltkzeXF1
わが中小型株での運用枠では相当なやられ方をしていて、手遅れと分かっていながらも少しづつ撤退していっています。
今回の暴落から学ぶこと
今回の暴落がリーマンショック同様の下げになるとすれば、まだまだ下げの途中です。

2007年7月16日を天井に、2009年3月2日までで日経平均株価は18269円から6824円まで下落しました。その下落率は-62%にも及びます。
となれば、2020年1月20日直近高値24081円から-62%なら、日経平均は9150円。さすがにそこまで下落しないでしょーと思うけど、そうならないとも限りません。
そこで私が今実践しているのはwww9945氏の本を読むことです。
www9945氏の本は、少し前にこの記事でもレビューしています。
www9945氏の投資スタイルに学ぶ
この本を改めて読み返してみると、www9945氏はリーマンショック時代の相場ではこんな銘柄にシフトしていたようです。
- 低PBR+高配当銘柄
- 資産バリュー銘柄
- 高配当+優待利回り
- 内需株、ディフェンシブ銘柄
- 何これ安い、と叫びたくなる銘柄
- 新高値銘柄
リーマンショックの時は日経平均は一気に-62%を記録したわけではなく、4つの転換点がありました。
- 2007/7/16~2007/8/13(18269円→15273円)
- 2007/10/15~2008/3/10(17,399円→12241円)
- 2008/6/2~2008/10/27(14342円→8576円)
- 2009/1/5~2009/3/2(8991円~7173円)
この後、日経平均がよみがえるまで約2年以上かかったわけです。この2年の間に、先ほどの銘柄にシフトしていった、ということになります。
www9945氏も、暴落中に購入した信じられないくらい安い銘柄は買っておいてよかったと後から安どしていたわけです。
買っては投げ、買っては投げを繰り返す。
www9945氏も株を買い付ける資金は有限です。
なので、「安い」「株価の底っぽい」と思って買ってもすぐに下落して含み損となります。そして、その株は塩漬けにせずに損切りします。
これを繰り返した結果、大底のときに銘柄を買える資金があったわけです。
この経過をもし知りたい場合は、先ほどご紹介したこちらの本を読んでみるとよいでしょう。
楽天ブログを読むべき

先ほどご紹介した本はすでに廃盤となっています。購入するのが難しい場合は楽天ブログを読んでみるとよいです。
特にお勧めしたいのは、リーマンブラザーズが破綻する2008年9月15日から2009年3月まで、約半年分の記事です。
株価が暴落する怖さ、そして、これに対して悪戦苦闘する姿は読んでいて参考になります。
また、当時の小型株の様子は、ファンダが倒壊し、意味もなく1日で15%も下げる様子は今の新興株とダブって見えてしまいます。
今後の株価はどうなる?
今後の株価がどうなるか、株価の底を予測するのは無理な作業ですが、指標的にはいつリバウンドしてもおかしくない状況です。
- 25日騰落レシオ 56.76
- 25日移動平均線 -12.5%
- 個別では25日移動平均乖離率 -35%以上なら反発期待も
昨今の株式相場の下げはリーマンショックよりも生ぬるいのは確かです。
でも、リーマンショックよりも厳しいのは、今回の暴落はリバするタイミングが全く見えず、一直線で奈落の底に突き落とされる感覚だからです。
また、3月権利落ちが近いこと、PERや配当利回りで見ると魅力的な銘柄ばかりもあって株を売るのをためらわせます。
注意しなければいけないのは、リーマンショックのときも底を打ったのは2008年3月10日、2009年3月2日で、3月でいったん下落が収まっているんですよね。
ただし、PERや配当利回りなどは、EPSが悪いと一気に指標面で割安ではなくなるので、アテにし過ぎるのもよくないです。
最後に

ということでwww9945氏の良書「年収300万円、掃除夫の僕が1億円貯めた方法」とブログ記事を参考に今後の株式市場の動向や投資戦略のヒントをまとめてみました。
今、10年に一度の暴落をワタシたちは経験しています。ある意味前向きに捉えるならこれはラッキーなことです。
この経験をもとに気付いたことや反省点を学び、次に生かすことができるように心がけたいところ。
データやチャートだけ見るのと、暴落のときに相場に身を置くのは全然違います。
この厳しい相場をクリアすれば、サルでも儲けられる簡単な相場がやってくるはずです。多くを学び、今後の株式投資に活かしていきたいと思います。
それではまた明日!