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個別銘柄運用法

増資を繰り返した低RBR銘柄ユニゾHDがTOBへ

HISがユニゾHDをTOBへ

わが高配当ファンドの組入れ銘柄であるユニゾHDですが、旅行会社大手のHISにTOB(株式公開買い付け)をかけられた、というニュースが流れました。以下引用。

HISがユニゾHDにTOB、敵対的買収の公算  2019.7.10 16:56

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は10日、ホテル事業も展開する不動産会社、ユニゾホールディングス(HD)に対し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。ユニゾはTOBに賛同していないもようで、敵対的なTOBに発展する可能性が高い。

(中略)

HISによると、数回にわたる資本提携を含めた業務提携の可能性の協議で面談を申し出たものの、実現しなかったことから、TOBを実施することにしたという。

産経ニュースより抜粋

ユニゾHDはホテルユニゾ、ユニゾイン、ユニゾインエクスプレスなどのブランド名で首都圏を中心に全国20か所でホテル事業を展開しています。

ホテル事業の強化を狙うHIS。ユニゾHDを買収することとなれば、旅行業とのシナジーも狙った戦略とも受け取れます。

TOB価格は3100円

気になるTOB価格ですが、7月9日現在ユニゾHDの株価は1990円に対して約55%程度のプレミアムを乗せた3100円を予定しているとのこと。

この報道があったのは場中のできごと。以降、株価が一日にして20%以上も上昇することになります。

ユニゾHD自体は資産バリューとして投資している個人投資家も多くいらっしゃるようです。

ワタシの場合は、あくまで配当利回りを重視して新規買いしていました。

ユニゾHDは今年5月22日に1844円で100株購入。購入した理由は高配当。当時配当利回りは4.65%、過去10年間増配傾向で、配当性向も25%程度で減配の可能性も低いと見て購入しました。

TOB価格にサヤ寄せすることとなれば、わずか2か月弱で13万円程度の利益が得られる計算になります。

ワタシ
いやあ、永久保有を前提に買ったのにこんなに早く手放すとは残念だなー

 

よめ
…(永久保有だなんて嘘っぽいわね)

 

最近、我が家のポートフォリオも湿りっ放しでしたから、今回の一件で、株って続けていればいいことあるな、ということを実感します。

ユニゾHDと増資

ユニゾHDは業績面では安定しているものの、約5500億に上る有利子負債など財務は良いとは言えない状態。しかも、昨年の5月には発行済株式数の20%にも及ぶ増資も行うなど、資金繰りにも問題ありでした。

低PBRなのに増資?と疑問な部分もありましたが、昨年の秋には増資しない宣言をプレスリリースするなど業績自体は順調でした。

ただ、すでに4%程度のユニゾ株を保有していたHIS。

大規模公募増資によって株主に対して価値を毀損してきたツケが、今回のような公開買い付けにつながったとは皮肉なものです。

発行済み株式数の最大45%、約430億円のTOBとなる模様です。

今後の方針

ということで、長期保有、高配当銘柄投資として選択したユニゾHDがこのような状況になってしまい、一度も配当も株主優待も受け取ることがなく売却することになるとは思ってもみなかった出来事でした。

売却後は新たな資金で高配当銘柄への新規投資を行う予定です。

ユニゾHDが不動産業だったので、同じ不動産業でセンチュリー21を買うか、それとも保有株の中でさらに買い増しを進めていくか、まだまだ高配当銘柄がたくさんあって、悩ましい限りですね。

 

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