
ブログ運営に相変わらず迷走し続けているうえけんですおはようございます。
何をそんなに迷走しているか、というと、もっともっと文章をうまく書けるようになりたいから。まあ、このことはブログを運営している管理人には常につきまとう悩みかもしれませんが。
とにかく自分のスタイルが確立するまでは書きまくろうと思っています。
ただ、やみくもに書くだけでは進歩もない、ということでこの本を買ってみました
今日は、この「『頭がいい人』と言われる文章の書き方」について感想を述べたいと思います。感想はそうですねえ、まあ、このぐらいの情報はネットで無料で読めるなあ、という感じです(もちろん気づきはありました)。
結論、先に言っちゃいましたが、よろしければ読み進みください。
この本の概要
まあ、本のタイトルにあるように、うまく文章を書くための手法が書かれています。表紙はこんな一言も書いてありました。
文章には、書き手の思考力や発想力が如実にあらわれる。では「頭がいい人」と評価されるうまい文章の条件とは何か?テーマの選び方、話の組み立て方、表現のテクニックなど、すぐに役立つ珠玉のノウハウを伝授。
この本自体はブログ運営関連のサイトを見て、面白そうだなあ、と思ってAmazonで購入しました。
2005年に書かれた本で、主に小論文やビジネス文書、報告書、プレゼン資料を作成するときの書き方がメインになっています。
興味深かったのはブログを書くときに気を付けなければならない点も共通しているという点。
- 文章はできるだけ短く、端的に
- ~と思う、~とのこと、~のようだ、など言わない。断言する。
- 相手が求めていることを書く
- 書く前のネタ集めは十分に
- 漢字、カタカナ、ひらがなのバランスを忘れない
- 知っていることを書く
あー、耳が痛いことばかり。まさしくワタシが気を付けなければいけないことばかりじゃないですか!
2005年と言えばSNSがやっと世に定着しつつある時期。基本的にはブログを想定して書かれていない本なのですが、文章を読ませる際に気を付けることはやっぱり同じなんですね。
ブログにも文章の基本は不可欠
この本がお手本として推奨している書き方のとおり、ブログが小論文やビジネス書のような固い文章だったら、きっと「内容が固い」「つまらない」と読み飛ばされてしまうかもしれません。
面白いブログで共通しているのはブログ特有の表現力。記事の内容もさることながら、勢いで読ませる表現力というか、常識からはみ出た表現がさらに記事の面白さを引き立てます。
ただ、面白いブログを書くにしても、最低限文章の基本を知っておく必要はあるはずです。
この本を読んで、文章は小手先の技術ではなくとにかく基本が大事…そんなことを改めて痛感しました。
ただ、これぐらいの情報はネットに落ちてるぞ
ワタシがいつも愛読しているブログには、まさにブログ運営に関する記事も多くあります。ブログ部、マナブログ、わかったブログなどなど
彼らの文章はとても面白くて、どうすりゃこんなに面白い記事をかけるのだろうと毎回感心させられます。その中でもよく触れられている内容がそのままこの本にも書かれているのです。
そういう意味では、この本を買わずともネットで無料で公開されている情報があれば知識としては十分、ということになります。
書籍としてパソコンのかたわらに

まあ、ブログの場合だと、知りたい内容が複数ページに渡るなど読みにくい点も否めません。書籍なら一冊の本にまとめられていますし、心に刻みたい内容は付箋を貼っておけばいくらでも振り返ることができて便利です。
ブログを書くときにパソコンやスマホのかたわらにこの本を用意。書きながらこの本を見返すなど、書籍として購入するメリットはまざにここにあります。
最後に
ということで、「『頭がいい人』と言われる文章の書き方」をレビューしてみました。
ブログは楽しみながらでないと続けることはできませんが、自分が楽しいだけではひとりよがりのブログで終わってしまいます。
・10年以上前に発刊されたと思えないぐらいのレベルの高い良書
・ただ、内容は無料ブログで公開されている内容と同レベル。
・書籍としての良さを生かしたいならおススメできる一冊
・文章とは相手に読まれてなんぼのもの。これは小説でも、論文でも、ブログでも一緒
・これからも読みやすい記事を書けるように自分自身努力します。
ワタシのブログもまだまだ未熟な点が多いですが、少しでも分かりやすく読んでもらえるように頑張ります。