auでも使える?最新スマホZenfone5 スペック比較や最新価格など
2018/07/25
この記事の目次はこちらです
今一番気になるスマホはZenfone5
ASUSのHPより抜粋
最近のスマホ事情はよく分からんのですが、HUAWEIのP20などハイスペックなスマホが販売されるなど、スマホは機能面で飽和状態になっている印象があります。
少し前まではiPhoneのブランド力も健在でしたが、iPhone8,Xあたりから販売価格も上昇。一部の熱狂的なユーザは別として、一般ユーザも「iPhoneのような高額スマホを買う必要はないよね」という見方が広がっていて、これはこれでいいことだと思っています。
そんな中、今年販売されたASUSのZenfone5シリーズ。
しょせん海外製の格安スマホでしょ?
ワタシもそう思っていました。しかし、良く調べてみるとこのスマホは超スゴイスマホだったことに気が付きました。
いや、もっと言えば、今ワタシがやりたいことを兼ね備えているのはこのZenfone5しかない、ということが分かったのです!
ということで今日はこのZenfone5についてまとめてみることとしました!
ワタシがZenfone5に魅力を感じている理由
ワタシがZenfone5に魅力を感じている理由。それはDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)という機能です。
これまでSIMを二枚挿しできるスマホはDSDS(Dual SIM Dual Stanby)と言われ、挿せるSIMも3Gと4Gという構成でした。
SIMを二枚挿しすることでワタシのスマホは月額1100円(通話料1000円分+データ通信3GB)で済んだのですが、今やガラケーの契約自体が厳しい状態となっています。
このことについてはこちらの記事をどうぞ。
DSDVなら4G+4Gなので、auのGRATINA4Gで通話SIMを契約して通話の利用料金を押さえつつ、かつVoLTEによる高品質な通話も可能となり、格安SIMのデータ通信を利用する、なんてことが実現できるわけです。
詳細はこちらの記事にまとめてあります。
Zenfone5はDOCOMO,au,SoftBankなどマルチキャリアを利用できる唯一のDSDV端末。こうした新しいスマホが出現してくれたことをとても嬉しく思います。
DSDV対応スマホは二種類
ASUSのHPより抜粋
Zenfone5シリーズのうち、DSDVに対応しているのはZenfone5とZenfone5zの二種類。機能面ではどちらのスマホも充実していますが、Zenfone5はミドルレンジのスマホ、Zenfone5ZはiPhoneXと同等のハイスペックスマホ、と言っていいでしょう。
ASUS ZenFone 5 【日本正規代理店品】 6.2インチ/SIMフリースマートフォン/シャイニーブラック (6GB/64GB/3,300mAh) ZE620KL-BK64S6/A
ASUS ZenFone 5Z 【日本正規代理店品】 6.2インチ/SIMフリースマートフォン/スペースシルバー (6GB/128GB/3,300mAh) ZS620KL-SL128S6/A
Zenfone5のスペック比較
ということでZenfone5とZenfone5Zの違いはどこにあるのか、スペック比較してみます。
基本仕様 | Zenfone5 | Zenfone5z |
---|---|---|
販売時期 | 2018年春モデル | 2018年夏モデル |
OS種類 | Android 8.0 | |
最大待受時間 | VoLTE:約495時間 | VoLTE:約424時間 |
CPU | Snapdragon 636 | Snapdragon 845 SDM845 |
CPUコア数 | オクタコア | |
内蔵メモリ | ROM 64GB RAM 6GB | ROM 128GB RAM 6GB |
インターフェイス | USB Type-C | USB Type-C |
外部メモリタイプ | microSDXCメモリーカード | |
外部メモリ最大容量 | 2048 GB | |
バッテリー容量 | 3300 mAh | 3300 mAh |
画面性能 | ||
画面サイズ | 6.2 インチ | |
画面解像度 | 2246x1080 | |
パネル種類 | Super IPS+液晶 | |
ネットワーク | ||
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
テザリング対応 | ○ | |
NFC対応 | ○ | |
LTE対応 | ○ | |
無線LAN規格 | 802.11 a/b/g/n/ac | |
カメラ | ||
背面カメラ画素数 | 1200 万画素 | |
前面カメラ画素数 | 800 万画素 | |
手ブレ補正 | ○ | |
4K撮影対応 | ○ | |
撮影用フラッシュ | ○ | |
その他 | ||
耐水・防水機能 | × | |
フルセグ | × | |
GPS機能 | ○ | |
ハイレゾ | ○ | |
認証機能 | 指紋/顔認証 | |
加速度センサー | ○ | |
ジャイロスコープ | ○ | |
電子コンパス | ○ | |
光センサー | ○ | |
RGBセンサー | ○ | |
近接センサー | ○ | |
SIMカード | ||
デュアルSIM | ○ | ○ |
SIM情報 | SIMフリー (nano-SIM) | SIMフリー (nano-SIM) |
サイズ・重量 | ||
幅x高さx厚み | 75.6x153x7.7 mm | |
重量 | 165 g |
価格.COMのHPをもとに一部編集
このように比較してみると、大きな違いはCPUとROM。Zenfone5はSnapdragon 636でROMは64GB、Zenfone5ZはSnapdragon 845でROMは128GBです。
両者の価格差は2万円弱となっていて、どちらを買うかは悩ましいところです。
一般的にはZenfone5はライトユーザ向けで、ネットやメール、写真・動画撮影、SNSぐらいの使い道でしたら、このくらいのスペックで十分と言えます。
Zenfone5Zは主にオンラインゲームなどに使うハードユーザ向けのスマホ。重い動画処理にも耐えられるスペックを求めるならZenfone5Zのほうがよいでしょう。
このあたりの利用目的にあったスマホ選びを心がけたいものです。
Zenfone5のここがスゴイ
Zenfone5、Zenfone5zの何がすごいか、DSDV搭載だけはありません。とにかくこれまで販売されたSIMフリースマホのすべての機能が集約された1台と言っても言い過ぎではありません。
6.2型の大型ディスプレイ、デュアルカメラ、4K撮影、急速充電、ハイレゾオーディオなどなど。全ての便利機能がフォローされていenfone5の価格は5万円台。
これは超お買い得なんじゃないかと。
Zenfone5のここがうーん
まあ、機能全体では文句なしですが、あえて残念な点を言うと、防水・防塵対策がないこと。
SIMフリースマホでは対応していない機種がほとんどですが、防水・防塵機能があれば格安スマホでもいいだけどな、というユーザーは結構いると思うんですけどね。
また、Zenfone5の場合、Zenfone4と比べるとCPUがグレードダウンしている模様(Zenfone4はSnapdragon660,2.2GHz)で、DSDVにこだわりがなければ、Zenfone4ユーザは買い替えるメリットもあまりないのではないかと思われます。
今後の価格下落にも期待
ASUSのHPより抜粋
ということでZenfone5とZenfone5Zの違いについてまとめてみました。実際にワタシだったらどちらを買うのか、とても悩ましいです。
ワタシが実際に買うのは今年の年末を予定しています。その時までにもう少し価格もこなれてくれることを期待したいですね。
追記:Zenfone5のDSDVはauのガラホ契約では利用できない、という情報もあります。KDDIのウェブサイトによれば、ピタットプランやスーパーカケホのメニューならSIMフリースマホでも使える、という認識です。DSDVの利用については各サービスのプランや通信事業者のHP等でご確認ください。