今日は、便利な時短家電と家電を購入することで得られる満足度を関係を整理したいと思います。
本ブログでは、みなさんの時短につながる家電をご紹介してきました。
しかし、とある本で衝撃的な一文を見かけたのです。
「効率を上げるだけの時短製品は、その効果がむしろ裏目に出る可能性があります。」
ぬわに~。
時短家電なら便利だし、充実した生活につながるはずではないのか、なんでこういうこと言うかな〜
しかし、その理由を読んでみると、確かに一理ある!そう感じざるをえない内容だったのです!
ということで、今日は、時短家電を買うことが私達の生活にマイナスとなるケースについて、まとめていきたいと思います。
幸せでお金を買うためには?
本日の記事の参考にする本はこちらです。
幸せはお金ては買えません。よく言われる言葉です。
でも、私たちが生活を送る上で破産しないという安心感を与えてくれますし、
トラブルなどお金で解決できるものもあります。
幸せはお金では買えませんが、お金の力はとても重要です。
本書では、幸せをお金で買うための5つの方法がまとめられています。
興味があればぜひ手にとっていただきたいです。
この中の項で、「時間を買う」という章(Lecture3)があります。
その中で、冒頭にご紹介した「時短製品が非効率になる」という言葉が出てくるのです。
時間とお金の関係
裕福な人のお金の使い方
真に裕福な人のお金の使い方は、高級リゾート地に別荘を持つとか、マイカーで高級車を買うとか、タワーマンション最上階に住むということでありません。
本書によると、本当に裕福な人のお金の使い方とは、高レベルの緊張やプレッシャー、負担を軽減することにあると言います。
裕福な人のお金の使い方の例
- 買い物
- 家事
- 仕事
- 通勤
買い物や家事、仕事、通勤は、不快な気分になるのが一般的です。これらの不快な気分を一掃するために裕福な人はお金を使い、幸福度を上げることに努めると言われます。
時間をお金で買うことの意味
面倒な家事を簡略化するためにお金を使うという考え方は、裕福な人のお金の使い方と考え方は一致しています。
時短家電を購入することは、人生で幸福度を上げるための有意義なお金の使い方です。
時短と幸せの関係
一方で、こんな調査結果もあります。
本書によれば、カナダヨーク大学の調査で、「1日の時間が十分ではない」「自分自身の人生があわただしく感じる」と感じている人は、自分の仕事や人生に満足していない傾向にあるという研究結果が出ています。
オリバーバークマン著「限りある時間の使い方」という本でも
・そもそも人は時間をコントロールできると思っている点に不幸が生じる
・現代人は予測できない未来を予測し、準備に備えることを重視しすぎている。決して今を生きていない
と述べられています(この本も良書でぜひ読んでほしい一冊です)
そう、忙しいからこそ効率化や時短を図ろうと考えていることで、私たちは際限なく時短を求めるようになり、ストレスを感じるようになるのです。
つまり、
- 時短を考える人は、人生に忙しい人であり、今に満足していない
- 効率化に慣れた結果、さらに効率化を求めるようになる
- 効率化が進めば進むほどなんでもこなせるようになりさらに忙しくなる
- 効率化が図れないことに、さらにストレスを感じるようになる
このような弊害が起こる可能性がある、と本書は警告するのです。
このブログをご訪問される方の中にも、共稼ぎ、子育て世帯の方で常に忙しいと感じている人は多くいるはず。
時短ばかりを追い求めた結果、このような弊害が心の中で生じていないか、思い返して見る必要がありそうです。
時間が足りないことと幸福感
また、人の思考回路として、自分にとって貴重なものは、いつも不足しているように感じる傾向にあるとも言われます。
ロチェスター大学の調査によりますと、現代人は1960年代の人々と比べ労働時間は同一であるものの、毎週4時間程度多くレジャーに費やしているという研究結果が出ています。
自分の時間が貴重であるという強い思いが自分の時間が足りないと感じてしまう原因なのかもしれません。
時短した時間をどう有効活用するか?
以上のことから考えると、時短によって、作り出せた自由な時間を、どのように幸福感を感じる行動につなげていくか、ということが大事なポイントになってきます。
逆説的な言い方になりますが、自分の時間を「有益な出来事」に消費することで、より豊かで前向きな気持ちが生まれるようになると本書では主張します。
ここでいう「有益な出来事」とは、ボランティア活動とか人との交流、子どもと遊ぶことなど、時間を人のために使うことであるという研究結果があるのです。
「有益な出来事」とは人によって様々です。あなたが幸福感を味わえる行動とは何か、考察してみてはいかがでしょうか。
最後に
ということで、今回は時短家電と幸福感の関係を整理してみました。
時間は有限です。有限だからこそ価値があります。
そんな貴重な時間をどうやって生きていくべきか、自問自答し、時には家族で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
もっと時間について学びたければ、エリザベス・ダン/マイケル・ノートン共著の「「幸せをお金で買う」5つの授業」を読んでみることをお勧めします。
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月980円なので2冊読めばモトが取れます。
私も月15冊程度読書をしますが、これは良書と思える本はそのうちの2,3冊程度です。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物につながると嬉しいです!
それでは楽しいデジタルライフを!