スイッチボットカーテンは、スマホでカーテンを開閉できるIoT機器です。
カーテンを自動的に開け閉めできるって必要?
そんな風に思う人もいるはず。実際に購入して1週間使った経験から言うと…
「使いこなせればとても便利」
というのが率直な感想です。
ネットの口コミを見ると、とても評判がいいものもありますが…
「動きが悪くてカーテンがスムーズに開閉しない」
「カーテンレールからの取り外しが難しい」
こんな悪いコメントも目立ちます。
私は思うに初期不良などを除けばきちんと注意点を守ることでこうしたトラブルから回避することができます。
ということでスイッチボットカーテンをレビューしたいと思います。
今日のブログで分かること
- スイッチボットカーテンってどんな商品?
- スイッチボットカーテンのメリット・デメリット
- スイッチボットカーテンで失敗しない事前チェック
それでは行ってみましょう!
スイッチボットカーテンってどんな商品?
あれやこれや言わずにまず見てもらったほうが早いです。スイッチボットカーテンとはこんな商品です。
スマホアプリの操作でカーテンがゆっくりと開いていきます。
なかなかカッコイイでしょう。
もちろん、GoogleHomeから音声アシスタントでの操作も可能。
カーテンを閉めてってお願いしたらボクでも操作できたよ。
うん、なかなか近未来的な感じがしますよね。
スイッチボットカーテンはホントに便利?
スイッチボットカーテンのメリットとデメリット
スイッチボットカーテンを買おうかどうか迷っている人やホントにこれ便利なの?って思う人もたくさんいると思います。
私が簡単にメリットとデメリットをまとめてみましょう。
スイッチボットカーテンのメリット
- カーテンをスマホで開け閉めできる
- 設定によって自動開閉が可能
- 音声アシスタントで操作ができる
スイッチボットカーテンのデメリット
- わざわざスマホで閉める必要があるのか(手の方が早い)
- 本体の値段が高め(本体8000円程度)
- カーテンレールの仕様や周辺環境によってはうまく動かない。
そう、一番の疑問は、わざわざスマホでカーテンを開ける必要ってあるのか?という話しです。
明確に言います、はっきり言って必須じゃあないです(笑)
便利機能はシーンによる自動開閉機能
でも、便利なのはシーンによる自動開閉ができる点。
自動操作の例
- スケジュール機能で決まった時間に自動開閉できる
- 照度センサーで日が当たったら自動的に閉めることができる
よく言われる例としては、日の出の時間にスイッチボットカーテンを開く設定することで朝日を浴びながら目を覚ます…なんてことができます。
また、スイッチボットカーテンには照度センサーが付いています。
太陽光の強さによってカーテンが閉まるなんてこともできるのです(ベータ版のみ)。
ただ、この付加価値をどう評価するか、これは人によって意見が分かれるところです。
まあ、私のようにただ家電を自動化させたい、マイホームをIoT化したい…そんな興味がある人にはうってつけのオモチャと言えましょう。
カーテンの自動開閉をうっとりしながら見ている姿がきしょいわ~
値段は安いかとは言えない
自動カーテンを取り付けようものなら、普通に6万円とか7万円とか発生します。
また、ニトリでも自動カーテンは売っていますが、2万円弱でした。
これらに比べたらスイッチボットカーテンは7千円前後ですのでこれらの自動カーテンよりもは全然安いです。
それでも、そもそもカーテンを自動開閉するのに7千円も出す必要があるのか、この辺りは人それぞれの好みによりますね。
スイッチボットカーテンを実際に使ってみた感想
スイッチボットカーテンのネットの批判
正直、とても使いやすかったです。ネットでは色々な悪評もありました。
ネットで言われている批判
- スイッチボットカーテンが動かない
- スイッチボットカーテンの音がうるさい
- スイッチボットカーテンのフックが外しにくい
ネットに書かれたデメリットは感ぜず
スイッチボットカーテンも販売して1年以上が経過。
販売されて間もないスイッチボットカーテンの場合、カーテン取付け時にいったん部品をはめてしまうと、硬くてとれないという評価がありました。
一時のロットではフックを外すための金具(ギターのピックみたいなやつ)が同梱されていた時期もありました。
いまでは、普通に手で取り外しができるようになっています。このように販売と共に機能面でもより便利に改良されていることが分かります。
もちろん、スイッチボットカーテンの取り付けも簡単、稼働もなめらか。
うまく動かない、音がうるさいというケースは、おそらくカーテンレールとの相性の問題があると思います。
スイッチボットカーテン購入前のチェックポイント
このように購入前にチェックしておかないと、せっかく買ったスイッチボットカーテンもただの無駄遣いに終わってしまうのです。
スイッチボットカーテンの購入を考えているあなたに、購入前のチェックポイントを挙げてみることにします。
購入前のチェックポイント
- スイッチボットカーテン取付可能なカーテンレールか?
- カーテンレールの長さはきちんと保たれているか?
- カーテン周辺に開閉時の邪魔なものは置かれていないか?
- カーテンの枚数(2枚左右開きの場合は2台必要
- カーテンは8kg以内
スイッチボットカーテンが取付け可能なレールか?
まずこれが一番重要な点。
スイッチボットカーテンの場合、取り付けられるカーテンの種類は3つです。
スイッチボットカーテンが取り付け可能なレールの仕様
- I型
- H型
- ポールタイプ
例えば一般的なH型のカーテンレール。対応レールの寸法かどうかを確認することが必要です。
私はこのカーテンレールでしたが、取付けから稼働までとてもスムーズでした。
カーテンレールの長さは十分か
スイッチボットカーテンを取り付けるため、最大限開けても、フルオープンにはなりません。
全体の4分の1ぐらいは窓にカーテンがかかってしまいます。
フルオープンにする場合は、カーテンレールを長めに取り、余力を残しておいた方がよいです。
また、余分なカーテンレールランナーも取り除いてあげるとよいでしょう。
これを取り除いてやる
→
カーテンレールランナーは、マイナスドライバで外すことができます。
できるだけ窓が見えるように細かいところまで工夫してあげましょう。
カーテンの仕様がスイッチボットカーテンにあっているか
スイッチボットカーテンは最大8kgの重さが限界です。
巨大なカーテン、生地が立派なものは事前に重さをチェックしておくとよいです。
また、カーテンを左右に2枚開閉させたい場合はスイッチボットカーテンは2台に必要になります。
あと、カーテンがきちんと開閉できるようにカーテン周辺に家具や物がおかれていないかもチェックしておきましょう。
スイッチボットカーテン開封の儀
ここまで事前チェックができたあなたは、もうスイッチボットカーテンを買っても大丈夫です。
実際に我が家に届いたスイッチボットカーテンの様子をレポートしましょう。
まず自宅に届いた箱はこんな感じ。
中身は…
- 機器本体
- 固定用フック
- 充電用のUSBタイプC
- 2枚用のカーテンを1枚に固定できるフック
- 説明書
とてもシンプルです。
本体は想像以上にコンパクトな印象。
これをカーテンレールに取り付けてあげます。
取付けは、1つ目と2つ目のカーテンランナーの間に行います。
スイッチボットと書いてある方が室内側ということになります。
充電は約90%程度の状態で納品されました。フル充電したい場合は、取付け前に行っておきましょう。
ちなみに充電は8か月分持つとのこと。長持ちはとてもありがたいですね。
あとは、スイッチボットカーテンをスイッチボットアプリに登録するだけ。これでスマホでカーテンを開閉することができちゃいます。
スイッチボットカーテンの機能向上を図るために
このようにとても使いやすいスイッチボットカーテンですが、この機器の操作をより便利にする方法があります。
タッチアンドゴー
スイッチボットカーテンは、スマホ操作だけで開閉するわけではありません。
カーテンを少しだけ引っ張ってあげると、進行方法に向かってフルオープンしてくれます。
スイッチボットリモートボタン
スイッチボットカーテンとスイッチボットリモートボタンを連携させることで、スマホを使わずにボタン一つでスイッチボットカーテンを開閉できます。
NFCタグ
NFCタグにスマホの操作情報を登録しておくことで、スマホでNFCタグを読み込むだけでカーテンの開閉が可能になります。
通常のNFCタグに比べるとやや高いです。
NTAG216 888バイトという標準仕様も満たしているほか、防水、金属への貼り付けも利用に問題がないという優れものです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
スイッチボットカーテンの使い方や注意点などをまとめてみました。
個人的にはカーテンが自動的にコントロールできる機器だけにとても便利な印象でいっぱいです。
ただ、実際の使い道は人それぞれです。
自分が何のためにスイッチボットカーテンを使いたいのか、改め気持ちを整理してから購入につなげてみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。本日の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!