今日は、スイッチボットから2023年12月に発売された加湿器、スイッチボット加湿器(気化式)のレビューです。
実は以前購入したスマート加湿器が壊れてしまったようで…
約3年弱で破損してしまったわけですが、壊れた時は次に購入する加湿器を決めていました。
スイッチボット加湿器(気化式)
です。
我が家ではほかにも寝室や子供部屋に加湿器を設置しています。
今回購入したスイッチボット加湿器(気化式)は洋式21畳、木造13畳まで対応可能なパワフルな加湿器でリビングには最適な一台。
これから乾燥肌や風邪・インフルエンザ予防に、加湿器は絶対に必要な季節です。
今回は購入後1週間のレビューとなります。いいところも悪いところも、赤裸々にレビューしたいと思います。
スイッチボット加湿器とスマート加湿器の違い
サイズ
スマート加湿器はテーブルの上における卓上加湿器でした。
スイッチボット加湿器(気化式)はサイズはかなり大きく、床に設置するタイプです。
部屋にまんべんなく行き渡るパワーを持っていることもあり、床に設置したほうが効果がありそうです。
スイッチボット加湿器は気化式
スマート加湿器はミストを大量に放出して室内を加湿する超音波式です。
今回購入したスイッチボット加湿器は気化式。
気化式とはフィルターや吸水素材に水を吸わせ、その水分を空気中に蒸発させることで加湿を行う方式です。
そのため、加湿器をオンにしてもミストが放出されることがありません。
一瞬加湿してくれてるの?と疑わしくなるほどですが、しっかり室内を加湿してくれます。
一般的な気化式のメリットとデメリット
一般的な気化式加湿器のメリットとデメリットとしては以下のとおり挙げられます。
気化式加湿器のメリット
省エネルギー
- ヒーターを使わないため、消費電力が非常に低いです。
- 他の方式(特にスチーム式)と比べて、電気代を大幅に抑えられます。
- 電気をあまり使わないため、エコで環境負荷が低いです。
安全性が高い
- 水を加熱しないため、火傷や火災のリスクがありません。
- 小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。
自然な加湿
- 空気中の水分量に応じて加湿するため、過加湿になりにくいです。
- 部屋を快適な湿度(40~60%程度)に保つのに最適です。
- 部屋の湿度を適度に保つのに適しています。
空気を冷却する効果
- 水の蒸発時に熱を奪うため、涼感効果があります。
- 暖房で乾燥しがちな環境で快適な湿度を保つこができます。
維持コストが比較的低い
- 消費電力が少ないため、ランニングコストの一部が低減されます。
- フィルターの定期交換は必要ですが、加熱式のような高額な電気代はかかりません。
静電気の防止
- 適切な湿度を保つことで、静電気の発生を抑える効果があります。
- 冬場の乾燥による衣類のまとわりつきや、パソコン作業時の静電気トラブルを軽減できます。
気化式加湿器のデメリット
フィルターのメンテナンスが必要
フィルターに水垢やカビが発生しやすいため、定期的な掃除や交換が必要です。また、交換用のフィルターが高価な場合もあります。
加湿速度が遅い
他の方式(超音波式やスチーム式)と比べて加湿速度が遅いことが多い。短時間で部屋を加湿したい場合には不向きです。
冷たい風が出ることがある
蒸発により熱が奪われるため、冷たい風が送られることがあり、寒い冬場には不快に感じる場合があります。
動作音がやや大きい
内部のファンを使って空気を動かすため、動作音が気になることがあります。特に寝室や静かな環境では注意が必要です。
スイッチボット加湿器(気化式)概況
それでは、さっそくスイッチボット加湿器(気化式)の概要を見てみましょう。
あまりサイズを考えずに購入したのですが、思った以上に大きかったです。
上部から見るとこんな感じ。
操作パネルは分かりやすくて小学生でも操作できます。
電源をオフにしても、青白く光るライトが美しいです。水の量が少なくなってくると、警告ランプで赤く光ります。
このランプは、設定で消すことも可能です。
本体も爽やかなホワイトで手触りもサラサラして気持ちがいいです。
水量は4.5リットルで大容量。12時間連続で稼働でほぼ水がなくなるイメージです。
説明書はきちんと日本語。カラーでとても見やすいです。
ただ、スマホアプリの設定方法などは詳しく書いてありませんので、ネットでググって自力でチャレンジしましょう。
スイッチボット加湿器(気化式)の便利なところ
基本的には、先ほど挙げた気化式加湿器と同じメリットがありますが、それ以外に実際に使ってみた感想をあげてみます。
強力な加湿力
スイッチボット加湿器(気化式)のスペックは、最大加温量750mghで21畳のリビングをムラなく加湿できるほど強力です。
本体の電源をオンにしても、気化式のためミストを放出しません。音も静かですし、「ほんとに加湿しているの?」と疑いたくもなります。
スイッチボットで湿度を確認したところ、1時間程度で15%湿度がアップしていました。かなり強力な加湿力で、乾燥から身を守ってくれそうです。
運転中も静か
気化式は音がうるさい、という評価が多いようですが、スイッチボット加湿器(気化式)はかなり静かで、寝室においても問題ありません。
お休みモードにすると運転音は18dbへ。18dbというと「木々の葉が触れ合う音程度」とのことで、極めて静かだと感じます。
スイッチボットアプリでより便利に使える
スイッチボット加湿器(気化式)は本体だけではなく、スマホアプリから操作が可能です。
また、スイッチボット加湿器と温湿度計と連携することで、
- 一定の湿度のなるまでは強
- 一定の湿度に達したら弱
のように湿度を自動的に調整することが可能です。
温湿度計は別途購入となりますが、買っておいて損はないです。
このアプリの便利な使い方は別途記事にアップする予定です。
アレクサからの音声操作が抜群
スイッチボットの魅力はアレクサとの連携です。
アレクサアプリとスイッチボットを連携すれば、「アレクサ、加湿器をつけて」と言うだけで加湿器の電源がオンになります。
動きがとてもスムーズで、椅子に座ったまま、ベッドに寝たまま、操作できるので結構便利です。
なお、スイッチボット加湿器(気化式)とアレクサを連携するためには、
- スイッチボットハブミニを購入する
- アレクサアプリへの登録が必要
設定自体はとても簡単ですのでぜひチャレンジしてみてください。
スイッチボット加湿器(気化式)のイマイチなところ
タンク交換がやりにくい
スイッチボットの残念なところは、タンク交換がやりにくい点です。
4.5Lの大容量タンクはかなり大きくて重たいです。タンクに取っ手など持つところがないので運ぶのが少々大変です。
あと、水を交換するためにタンクを外すと水が床に垂れてビショビショになってしまいます。
本体はかなり大きいので持ち運ぶことも難しいです。
仕方なくポットに水を入れて水を補充してあげるのですが、4.5リットル分の水を補充するためには、水道と加湿器の間を3,4回往復しなければなりません。
取り外し可能なのに、十分機能しない点は少々残念な点です。
価格が少々高い
スイッチボット加湿器(気化式)はAmazonで19800円で販売されています。
秋ごろは、14800円という価格設定を見ましたが、冬場は全体的に値上がり傾向にあるようです。
同サイズ、同スペックの加湿器なら1万円弱で購入することが可能です。
スイッチボット加湿器(気化式)は、スマホアプリとの連携など便利な機能がある分、価格も少々お高めです。
こうした便利機能を使いこなせる自信がある人向けの商品と言えます。
スイッチボット加湿器(気化式)は臭いか?
ネットの口コミによると、購入して3日間使用しただけで臭くなった、という書き込みもあります。
私が1週間使用した限りですが、今のところ臭いにおいなどすることはありません。
なお、清掃方法はスイッチボットアプリで詳しく紹介されています。
最後に
ということで今日は、スイッチボット加湿器(気化式)のレビューでした。
これから乾燥した日々が続きます。
乾燥した肌、風邪予防のために、便利で多機能なスイッチボット加湿器(気化式)を購入してみることをお勧めします。
なお、スイッチボット加湿器(気化式)の一部の機種は売れ切れており、私が購入したときには楽天市場ではほぼ完売状態でした。
ご購入される場合は、お早めに。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物に役立つと嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!