今日は、自動車税などをQRコード決済で支払えるeLQRについてご紹介しましょう。
5月になりますと、次から次に送られてくるのが税金。
我が家も自動車税や固定資産税、個人住民税など矢継ぎ早に自宅に届きます。
役所ってこういうことはやること早いよね。
で、送られてきた納付書の見ますと、いつもとちょっと違います。
それがeLQRの存在です。
このeLQRによって私たちは、税金をQRコード決済で支払えるようになるのです。
しかも、QRコード決済によっては、ポイントが付いたり、キャンペーンが開催されているとのことです。
今日のブログのテーマ
- eLQRとは何か
- どのペイで払うとお得なのか
- QRコードの支払い方法とは
それでは行ってみましょう!
eLQRとは
そもそもeL-QRとは何か?
そんな言葉、初めて聞いたわ。
eL-QRとは、地方税統一QRコードの略称です。
令和5年4月からの地方税の新たな納付方法として、納付書に印字された地方税統一QRコード(eL-QR)を自宅のパソコンやスマートフォン等から読み取り、クレジットカードやスマートフォン決済アプリによる納付が簡単にできるようになります。
松戸市HPより引用
我々が負担する税金の支払い方法は自治体によって異なっていて、対象税目によってはキャッシュレスで支払えない場合もありました。
今後は地方税を支払うとき際には全国どこの自治体でも同じ決済方法に統一されることになります。
これがeL-QRの目的です。
どんな税金が払えるのか?
一般的に「地方税」というとこんな税金が該当します。
地方税の種類
- 住民税
- 固定資産税・都市計画税
- 自動車税
- 軽自動車税
などなど
私たちの生活に密着している部分はこの4種類ですね。今後も少しづつ段階的に対象税目が拡大し、いずれは住民税の支払いもQRコード決済が可能になるそうです。
eL-QRでどうやって支払うのか?
QRコードをアプリで読み取るだけ
eL-QRによる支払い方法は簡単。
今年から納付書に新しく表示されたQRコードを決済したいペイで読み取るだけ。
スマホアプリを活用するだけで簡単に支払えることになります。もう、コンビニや銀行・郵便局に支払いに出かける必要はないのです。
対象となるQRコード決済は?
対象となるQRコード決済は以下のとおりです。
東京都で使用できる決済サービス
- PayPay
- d払い
- Jcoin
- LINEペイ
- au PAY
- d払い
- 楽天ペイ
- PayB
- ファミペイ
今後も様々なQRコード決済が追加になる場合があります。
これまでの請求書払いとはどう違う?
このeLQRの話しを聞いて、こう思う人もいるかもしれません。
今までもファミペイの請求書払いとかあったわよね。
そう、確かにこれまでもスマホアプリから納付書のバーコードを読み取って支払える請求書払いというものがありました。
でも、読み取るのはQRコードではなく、コンビニで納付する長方形のバーコードの部分です。
この請求書払いの場合、
- 支払える自治体と支払えない自治体がある
- 支払える税目と支払えない税目がある
つまり、バーコードがあっても、使える場合と使えない場合があるのです。
この長方形のバーコードを読み取るサービスは、公金決済プラットフォームという独自のサービスを契約している自治体のみ利用することができます。
例えば、NTTデータやTISなどのシステムベンダ―が提供しているサービスです。
その点、eL-QRの場合は、国の機関が提供するサービスを利用する形になります。
つまり、QRコードが掲載されていればスマホ決済できる、というわけなんだよね。
今後は固定資産税のほか、住民税なんかもeL-QRで支払えることになるらしいです。
便利な世の中になったものですねえ。
各種QRコード決済で支払ってみる
ここからは様々なQRコード決済を使って、自動車税を支払う手順をご紹介します。どの方法も簡単です。
楽天ペイで自動車税を支払ってみる
まず、私が最も愛用している楽天ペイからです。
楽天ペイを使うメリット
- 楽天キャッシュに入金時に0.5%のポイントが貯まる
- 期間限定ポイントが使える
- 楽天経済圏なら楽天ペイ一択
楽天ペイアプリを立ち上げ、画面真ん中の「QR読み取り」をタップします。
楽天ペイを使うメリットとしては、楽天キャッシュにチャージした金額のうち0.5%分が楽天ポイントに貯まります。
また、期間限定ポイントが利用できるのも大きなメリットです。
楽天経済圏の住民である人は、楽天ペイ一択でよいと思います。
PayPayも利用可能
PayPayも楽天ペイと同様に、QRコードを読み取るだけで支払い手続きが可能です。
アプリを起動し、スキャンをタップ。そしてeLQRを読み取ります。
すると自動的に自動車税の支払い確認画面にアクセスされます。
あとは画面下部にスクロールして、支払い手続きを進めることになります。
ファミペイで支払ってみる
ファミペイも他のQRコード決済と同様に、アプリを立ち上げた後にFamiPay請求書払いをタップ。
その後に地方税統一QR(eL-QR)をタップします。
同じようにこちらで支払いを済ますことができます。
LINEペイでは使用できず?
LINEペイで支払ってみましたが、QRコードを読み取ることができませんでした。
読み取れない形式のQRコードです、という意味不明のメッセージが表示されます。
場合によってはLINEペイは使用不可の可能性もありえそうです。
どのスマホ決済で支払うのがオトク?
実際に調べてみましたけど、どのサービスもあまりメリットに大差はなさそうです。
・楽天ペイ…楽天ポイントで支払える(期間限定ポイントも利用可能)
・ファミペイ…支払いで10ポイントもらえる
・PayPay…特に見当たらず?
楽天ペイやファミペイなどはクレジットカードでチャージすると0.5%ポイント還元されます。
自分で最も使い慣れているQRコード決済を使ってみるのが一番良いのではないでしょうか。
私は楽天ペイで期間限定ポイントを使い切ることができたのでとても満足しています。
最後に
ということで今日は、固定資産税や自動車税を支払うことができる、eL-QRについてまとめてみました。
税金の支払いが便利になるのは良いのですが…
税金なんてないのが一番なんだけどなーー
…と言っても何も始まりません。自分でしっかり資産形成して、自分たちの身は自分で守りましょう。
ぜひ、みなさんもeL-QR、試してみてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたのお得なお買い物にお役に立つと嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!