今日は、私の人生を変えた書籍10選をお届けします。
これから40代を迎えるあなた、あるいはすでに40代だけども、本を読んでより充実した生活を送りたいと思うあなた。
そんな方にぜひ読んでもらいたい書籍を集めました。
もちろん、50代の方でもまだ読んでいなければ十分に楽しめる書籍ばかりだと思っています。
うーん、文字ばかりの本て苦手なのよね。
読書する時間はなかなか取れなくて…
そう思う方もいらっしゃると思います。
でもですね、あなたにも自分の日常生活で困っていることや悩みって絶対にあると思うんです。
それは、子育てや家庭の問題だったり、職場の人間関係、給料など経済的な問題などなど。
もしもこれらの解決を図ろうと思ったら、あなたの友人や上司に相談するだけではなく、読書をすることが近道になります。
あなたの悩みにぴったり合う本を自分で探すのは大変ですよね。
そこで、この数年間、年間200冊以上読んできた本の中から、人生のためになる本を選んでみました。
今日のブログを読めば、あなたにぴったりの一冊が絶対に見つかるはずです。また、記事の最後には、私の面白い本の探し方も補足していますのでぜひ参考にしてください。
それでは行ってみましょう!
資産形成・資産運用
私の人生を変えた資産形成・資産運用の書籍は、ピーターリンチの株で勝つです。
私、株式投資や資産形成の本はおそらく100冊以上は読んでいると思います。
資産形成の世界では、一般的には株価指数に連動する投資信託(インデックスファンド)を定期的に購入していくのが王道とされます。
でも、それ以上の成績を収めようと思うなら、自分で個別銘柄を買って運用していくしかありません。
私は、ピーターリンチの株で勝つを買って、どっぷり株式投資の世界にハマることになりました。
もしも、この本に出会っていなければ、会社で出世を目指すような会社人間になっていたと思います。それほど私に影響を与えた本です。
ピーター・リンチは米国の資産運用会社でマゼランファンドの最高責任者に就任した際に、13年連続でアメリカの株価指数であるS&P500を上回る成績を上げ、資産を777倍にした伝説のファンドマネジャーです。
彼の投資手法は生活の身近なところから10倍株を探せ、というもの。
日本国内でも、古くはユニクロやニトリ、最近では業務スーパーやワークマンなど実は難しい知識がなくてもよりよいサービスを提供している会社ってゴロゴロしているわけです。
その考え方をどうやって株式投資に活かすかが分かりやすく書かれています。
実は私、この本3冊購入し、1冊は友人にプレゼント、保存用として予備で1冊購入しました。ぜひ、読んでいただきたいたいです。
なお、もっと基本的な資産形成を読みたい方には、先日お亡くなりになった山崎元氏の本を読むとよいです。私も大いに影響を受けました。
職場の人間関係
職場の人間関係の悩みを持っている人はかなり多いです。
とあるリサーチ会社のアンケートによりますと、
・職場の人間関係に関する悩みを持っている人は全体の7割以上
・転職理由の半分以上が職場の人間関係が原因
なんだそうです。
出典元:
第一生命経済研究所「職場の悩み事に関するアンケート調査」
エン転職news(2018年10月9日)
でもそう簡単に転職することは難しいですし、まずは今いる環境の中で問題解決することがベストです。
そんな悩みを持っている人に送りたいのがロバート・I・サットン著の職場のアホと戦わない技術です。
もしも、あなたの職場にアホな部下やアホな同僚がいたらどうするでしょうか。アホな上司からパワハラにあったらどうするでしょうか。
ひょっとしたら、どうやりかえしてやろうか、と思うかもしれませんし、また、ひたすら耐えるだけの日々を送る人もいるかもしれません。
職場のアホと戦わない技術ではアホなタイプを分類化し、それぞれのアホのタイプに合わせた対応方法や解決策を導いてくれます。
翻訳もとても分かりやすく、スタンフォード大学流とは思えないぐらい「アホ」が飛び交うユーモアさえ感じられる本です。
職場の悩みがある方にはぜひ本で欲しい良書です。
毎日の生活に疲れたら読む本
日ごろ忙しく生活をしていると、色々な問題が起こり、また、失敗し、自分のことをイヤになったりすることって誰でもありますよね。
もしも、自分自身のことが嫌いになりそうになったらお勧めしたいのは自己肯定感を高める本です。
しかし、書店に行ってみると本棚は空前の?自己肯定感ブーム。Amazonでググっても多くの本がヒットします。
自己肯定感の本で選ぶのを迷ったら、断然おススメしたいのは宮崎直子著の鋼の自己肯定感です。
この本の素晴らしいところは、自己肯定感の定義を定めている点です。
多くの本では、自己肯定感を自己有用感と自己効力感を区別せずに述べています。例えば、子どもの自己肯定感を上げるために中学受験で成功させたいなど。
自己肯定感とはそうした目標を達成できない自分も含めて愛することからスタートします。
ありのままの自分をどう受け入れるのか。それは、自分はいつも失敗する能無しかもしれないし、人付き合いが苦手な不器用な自分かもしれない。
そういう自分を愛することが真の自己肯定感なのです。そんな鋼の自己肯定感をどう維持していくのかが淡々と述べられています。
ちなみに、もっと心が疲れている方には、ひすいこたろう氏の本がおススメです。本を通していっぱい慰めてくれますので。
幸せな人生を送りたいと思ったら読む本
もしもあなたが幸せな人生を送りたい、人生を変えたいと思ったら、マークレクラウ著の習慣を変えれば人生が変わるをお勧めします。
あなたは自分が不幸だと思ったことはありますか?
他人をうらやみ、なんでいつも自分ばかり運が悪いのか、と思ったことはありますか?
もしも、そんな風に思ったことがあるなら、習慣を変えれば人生が変わるを読むべきです。
実は人生を変える方法は意外と簡単です。運命や人生を作り出しているのは自分自身の考え方ひとつだからです。
例えば、仕事のトラブルや失敗に直面した場合、後悔したり、嫌がるのではなく、ポジティブな思考で捉えるのです。
例えばそれは、「これをクリアすれば自分のスキルアップになる」とかネガティブな思考から脱却する習慣をつけることです。
ただのマインドコントロールと思うかもしれませんが、これを習慣化することで全てあなたの目の間に起こりうる景色が変わり、あなたの人生も好転することでしょう。
もうひとつお勧めしたい本は、スコット・アラン著のGRATITUDE毎日を好転させる感謝の習慣です。
もしも、自分の人生を変えたければ、世の中すべてのことに感謝すべき、という本です。それは嫌味な人間とか、
そうしたノウハウが凝縮された本です。悩み多き人はぜひ読んでいただきたいです。
健康・スキルアップしたい人が読む本
中堅サラリーマンになると、仕事も育児も忙しくなり、人によっては親の介護などなかなか自分の時間が取れず、自分の運動や健康に時間を割くことが難しくなります。
私も根っからの3日坊主。色んな本を読んでチャレンジしようと思っても続けられない人生でした。
そんな私が3年間、ジョギングを続けることができたのは、アンデシュ・ハンセン著の運動脳を読んだからです。
このブログにご訪問いただける中でも、ジョギングとかダイエットとかなかなか続かないんだよね、っていう人って多いと思うのです。
それはなぜか、理由は二つあります。それは目標が明確になっていないこと、もうひとつはジョギングをすることのメリットを忘れがちだからです。
老後のことを考える本
40代にも気にしなければいけないのは老後への準備。
それは年金問題といった経済的な問題だけではなく、老後の生きがいなど将来不安に直面する年代でもあります。
そんな方に読んでいただきたいのは、橘玲著のシンプルで合理的な人生設計です。
橘玲氏の本はお金持ちになれる黄金の羽根の拾い方のころからの大ファンですが、サラリーマンが老後の備えを考えるときに刺激になる一冊です。
学び→勤労→リタイアという構図から、マルチステージの世界へと書いたのはベストセラーになったリンダ・グラットン著のLIFE SHIFTですが、橘玲氏は以前から、自分の好きなことをマネタイズするための努力の必要性を著書の中で述べてきました。
人的資本、社会資本、金融資本を上手に織り交ぜ、どうすれば人として幸せな生活を送ることができるのかをコンパクトにまとめた本となります。
シンプルで合理的な人生設計のポイント
- 複雑な社会ではニッチ戦略が有利でナンバーワンではなくオンリーワンを目指すべきである
- 大事なのは若い時に成功するのではなく人生の最後に成功することである
- 日本は同調圧力が強い分、リスクを取るほうが有利である。それは競争相手が少ないからである
- 資産運用で大切なのは資産運用を考えないことだ。個人投資家はインデックスファンドが一番である。
- 時間を味方につけた長期投資はプラスサムゲームである。短期的な投機はマイナスサムである
などなど
著者の豊富な知見が光る一冊。あなたの人生のヒントになること請け合いです。
人の命や死について学ぶ本
40代になると、親の死に直面したり、知り合いや先輩が死を迎える機会が多くなります。
人の死を迎えるたびに多くの悲しみに明け暮れるわけですが、そんなときに出合った本が平野国美著の看取りの医者です
筆者は、看取る(つまり、人の最後の死を見届ける)医者で、実際の患者9人の人生模様と死を迎える本人・家族の話が一冊にまとめられています。
そもそも「死」=悲しいことと思いがちです。
でも、それは受け手の問題であり、死を迎える本人にとっては別の問題です。
なぜ「死」が悲しいものという位置づけになったかというと、社会保障制度が整備され、自宅での死や介護へのかかわりも薄れ、死という存在が私たちと疎遠になったことが理由のひとつとして挙げられるそうです。
私も自分の母の死を受け入れるためにこの本を読みました。誰にも寿命があるということを忘れてはいけないのです。
また、私の母ががんで死を迎えたのですが、酸素濃度が低下していくと、本人は苦しむことなく眠るように死んでいくそうです。
人は誰でも最後は死を迎えます。その時が来るまでに自分の人生をどのように全うすべきか、人の死の物語をとおして多くのことを考えさせられる一冊です。
手帳活用術
みなさんもサラリーマンなら手帳はお持ちだと思いますが、その活用方法は人それぞれだと思います。
一つだけ言えることは、ただスケジュールだけを書き込むのでは手帳の活用方法としてはもったいない、という点です。
もしも、あなた自身の生活をより充実したものに変えたいと思うなら青木千草著のCITTA式 未来を予約する手帳術がおすすめです。
手帳関係の本で有名なのは、GMOインターネット社長の熊谷正人寿著の一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法です。
これも良書だと思うのですが、いまいち自分にはハマらなかったんですよね。CITTA式 未来を予約する手帳術は女性向けに書かれた本なのでしょうが、活用方法など明確で分かりやすかったです。
CITTA式 未来を予約する手帳術を読んで、
・読めばテンションが上がる手帳
・夢を実現するための手帳
・困難な時も立ち向かえる勇気をくれる手帳
そんな手帳を目指して毎年手帳づくりに励んでいます。私の手帳は、そんな名言でいっぱいです。
読書の重要性を理解できた本
そして最後にご紹介するのは勝間和代著の勝間式 金持ちになる読書法です。なにより、私を読書の魅力に導いてくれた一冊だからです。
タイトルこそ、金持ちになる~とありますが、決してお金をどうやって稼ぐかがかかれているわけではありません。
それは富裕層の88%が1日30分以上の読書をしているからです。つまり、読書を通じて多くの学びを得ることができ、結果、読書は人生を豊かにしてくれる重要なツールであると主張するのです。
一般的な読書に対する見方はやや異なるようで、私の周りの職場や同僚を見ても…
・本に書かれている内容は机上の空論である
・本に書いてある通りうまくいくはずがない
・だから読んでも無駄
そんな意見を持っている人も多いように見えます。でも、それは違います。読書を通じて多くの悩みを解決することができ、幸せを感じることができ、結果、人生を変えることができるのです。
私たちを取り巻く情報は、有害なテレビやネットメディアで侵され、正直、この中から良質な情報だけを取り出すのは困難です。
そんな中でも有効なのは読書です。読書によって情報強者になることを目指すのです。
読書の価値を見出せない方、読書を通して人生を変えてみたいという方は、勝間式 金持ちになる読書法を読むべきです。
読書を面白くする工夫
ここまでは私の人生を変えた書籍をご紹介してきました。しかし、私が面白いと思った本があなたにとっても面白い本とは限りません。
そこであなたにとって面白い本を見つけるコツをご紹介しましょう。
自分の悩みを明確化する
まず、本を探す前に、あなたが読書を通して何を学びたいのかを明確にする必要があります。
例えば、今、あなたが悩んでいること、実現したいけどできないこと、もっと学びたいこと。
これを明確に、具体的にイメージすることから始めます。
悩みを明確にして本を探す
明確にした悩みをイメージしながら、このブログでご紹介した本のあらすじを確認して、自分の悩みが解決できそうな本かをチェックしていきます。
その際は、コメント欄を参考するのもよいでしょう。例えば、コメント欄でこの本よりもこっちの本の方が面白いと書く人がいます。例えばこんな感じで。
そうしたら、コメント欄で紹介されている本を検索してみます。こうした作業を繰り返して自分にあった本を探していきます。
自分の課題をイメージしながら読む
自分にぴったりあった本を購入したら、自分の悩みや解決策をイメージしながら読んでいきます。
読む際には、アウトプットするイメージで読むのが理想です。
それはブログやTwitterなどのSNSでも良いですし、手帳に書き込む、人にどんな本だったかを話す、と言ったことでもオッケーです。
行動に移す
もしも、この本が素晴らしい本だ、と思ったら、読んだままにしないで、実行に移します。
理解したことを手帳に書いて忘れないようにする。また、毎日の日課として行動記録を書き留めておくなどなど。
最近の書籍にはワークも含まれているので自分のできることからチャレンジしてみることです。
読んで無駄だったと感じる場合
購入した本が想像通り面白かった場合もありますが、読んだ本の大半は全然面白くない、つまらない本ばかりです。
私も年間200冊読みますが、本当に面白いなと思う本は20冊から30冊程度。確率にすると10%から15%の割合で、残りの9割程度は面白くない本ばかりです。
それでも、本は読む価値があると思いますが、そこまで読書にお金をかけたくないよ、という方にはKindle Unlimitedをお勧めします。
kindle unlimitedなら月額1000円以下で電子書籍が読み放題。これならお小遣い事情が厳しいサラリーマンでも安心して本を読むことができます。
最後に
ということで今日は、私の人生を変えた書籍10選をお送りました。
もしも、みなさんも私と共通の悩みを持っているなら、ぜひ読んでいただきたいですね。
これからも多くの本と出会い、感動した本、勉強になった本は本ブログでアウトプットしていきますので、これからもよろしくお願いします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物につながると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!