今日は、腕時計の酸化銀電池(SR927SW)を自分で交換する方法をご紹介します。
みなさんのお家には、昔、買った腕時計が電池切れのまま放置されていたりしませんか?
時計屋に持っていくのも面倒だし、お金もかかるし…
節約のため、自分の力で電池交換したい、と思う人もいると思います。
結論から言いますと、こちらの工具を購入することで自分で交換可能です。
私も自分で電池を交換するのは無理かなと思っていたんです。
でも、この工具を使うことで見事に電池を交換することができました。もちろん、大きな傷や汚れもつくことはありません。
この工具自体も600円程度で購入できるので、お店に電池交換するためのコストに比べたら断然コストがかからずに済みます。
- 時計裏蓋オーペナーの使い方
- 時計裏蓋オーペナーが使える時計と使えない時計
- 自分で電池交換したらどれぐらい節約できるか
最近はスマートウオッチばかり使っている私ですが、高級時計と併用して上手に使いこなしたいものですね。
時計裏蓋オーペナーを使える時計
時計の裏蓋は主に3つの種類があると言われます。
- スナップバック式
- スクリューバック式
- ねじ止め式
スナップバック式はこんな感じ。
スクリューバック式はこんな感じ。
今回時計裏蓋オーペナーを使うのはスナップバック式の腕時計です。
電池交換をお店に頼んだら
もしも電池交換をお店に頼んだらどれぐらいお金が必要になるのでしょうか。
タイプ | ブランド | 料金 (税込) |
---|---|---|
タイプ1 | セイコー シチズン カシオ スカーゲン フォリフォリ ニクソン ワイアード スウォッチなど | 1,650円 |
タイプ2 | オメガ カルティエ グッチ ブルガリ エルメス タグホイヤー ロンジン など | 2,200円 |
タイプ3 | クロノグラフモデルなど | 2,750円 |
安くても1650円かかりますし、機種によっては2750円必要となります。また、お店や時計によっては6000円以上かかると言われます。
価格としては高くないですけど、自分で交換すればもっとお値段を安く済みます。
電池交換が必要となる期間
機種によっても異なりますが、電池の寿命は長いもので5年から10年間も使えるものもあります。
ただ、一般的には2年から3年に1度は電池交換を行う必要があるそうです。
電池がなくなる都度に電池交換代金として数千円かかるは結構痛い出費です。
もしも、自分で電池交換することができたら、そんな費用はかかりません。
工具と電池合わせて1000円もかかりません。
また、工具は一度購入すれば半永久的に使用できます。
2台目以降への交換、2度目以上交換すれば、さらにお得度もアップすることになります。
つまり、自分で電池交換にチャレンジする価値は十分にあると言えるのです。
時計裏蓋オーペナーを使い方
時計裏蓋オーペナーを使い方はごくごくシンプルです。
裏蓋の隙間に裏蓋オープナーを差し込む
ひたすらこの作業を行うだけです。
時計裏蓋オーペナーの種類
今回購入した時計裏蓋オーペナーは1セット6種類入っているもの。
中でも一番使うのはこちらの黄色い器具です。
この先っちょの鋭い先端の部分を、本体と裏蓋の間に入れていくことになります。
時計裏蓋オーペナーの使い方
今回、電池交換をチャレンジしたのは、バーバリーの腕時計でした。
ちょうど裏蓋と本体の間にオープナーを差し込んでいきます。
こんな感じです。かなりしっかりと取り付けられているので、簡単には空きません。
オーペナーのコツとしては、裏蓋と本体の間に切り込みを入れていくような感覚でこすっていきます。
うまくいくと5分もかからないうちに、裏蓋を浮き始めてきます。
作業を続けていくと、ガポっという音とともに、裏蓋が外れます。手を切らないように要注意。
腕時計の中身はこんな感じになっていました。
この丸くてシルバーなのが、腕時計に使われている電池です。私の腕時計は、記号番号等は普通に入っていました。
私が購入した腕時計の電池はこちらです。
時計の種類によって型番は異なる可能性もあります。
購入の際は交換する電池の型番を把握しておきましょう。
電池交換してフタを閉める
電池はピンセットなどで簡単に取れます。
電池を交換したら蓋を閉めます。
実は蓋を閉めるのもかなりの力がいります。パチッと音がするまで蓋を押し込みます。
また、本体ガラス面に傷がつかないように、タオルなど軟らかいものの上で作業をすることをお勧めします。
ということで作業は完了です。
最後に
ということで今日は、腕時計の酸化銀電池を交換するための腕時計裏蓋オープナーについてまとめてみました。
ちなみにこの時計は、15年ぐらい前に奥さんにプレゼントした腕時計。
電池交換も完了して渡したところ、昔の懐かしい思い出も相まって、めっちゃ喜んでいました。
まるでお金をかけずに、もう一度新しい腕時計をプレゼントできたような感覚です。
もしも、ご家庭に電池切れの腕時計が放置されているならば、裏蓋オーペナーを購入して、電池交換にチャレンジしてみることをお勧めしますね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事があなたの賢いお買い物にお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!