今日はスイッチボットハブミニのレビューです。
スイッチボットハブミニとは、自宅の家電のリモコンやスイッチボットというIoT機器を一元管理できるスマート機器です。
大きく分けると以下のような機能があります。
スイッチボットハブミニの機能
- テレビやエアコンをスマホで操作できる
- 様々なスイッチボット機器と連携できる
- スイッチボット機器を屋外から操作可能になる
- 音声コントロールで家電を操作できる
我が家も先日はスイッチボットを購入しました。
この機器だけですと、自宅の中ならスマホでスイッチボットを操作できます。
でも、肝心の屋外から操作はできないのです。
例えば、職場や保育園の帰り道、寒い中、暖かいお風呂にすぐに入りたい…
そんなときに遠隔からスマホで操作するためには、スイッチボットハブミニという機械が必要なのです。
さっそく我が家でもスイッチボットハブミニを購入しました。今回は約1週間スイッチボットハブミニを実際に使ってみた感想をまとめてみたいと思います。
なお、スイッチボットハブミニで連携できる加湿器も購入しました。
詳しいレビューはこちらに。
スイッチボットハブミニのメリット
スイッチボットハブミニの大きなメリットは、とにかく多機能であることにつきます。
例えば、リモコンを集約する機器としてはNatureRemoという機器があります。
この機器は我が家でも使っていますが、未だに現役中。とても便利です。
ただ、このNatureRemoでコントロールできるのはリモコンで操作する家電に限定されています。
スイッチボットハブミニなら、リモコンで操作する家電だけではなく、
- 物理スイッチに対応したスイッチボット
- 電源でON/OFFを操作できる
- その他加湿器やスマートロック、カーテンレールなどにも対応
ということで多くのIoT機器と連携できてしまうのです。
もちろん、アレクサ、GoogleHomeなどのスマートスピーカーとも対応可能。
もしもあなたが、家中の家電をスマホで操作できるようなIoTライフを送りたいなら、スイッチボットハブミニ一択ということになるわけです。
ただ、このスイッチボット、多機能ですが、どこのご家庭でも有効活用できるとは限りません。
この辺りの注意点は後述します。
スイッチボットハブミニの外観
さっそく自宅に届いたスイッチボットハブミニ。今回は楽天市場で購入です。
外観はこんな感じ。
箱の中身を開けてみるとこんな感じでした。
同梱されていたもの
- スイッチボットハブミニ本体
- USBケーブル
- 3M両面テープ
- 説明書
本体は想像どおり小さいコンパクトサイズ。6.5 x 6.5 x 2 cmで重量は72 gです。
設定方法は超簡単
スイッチボットハブミニの設定方法は超簡単でした。
スイッチボットハブミニの設定方法
- アプリをスマホにインストールする
- USBケーブルを挿入して電源を入れる
- アプリとスイッチボットハブミニを連携させる
- アプリにリモコン家電を登録する
この4ステップだけです。
アプリのインストール方法
アプリはいつもどおり、GooglePlayからインストールします。
SwitchBot
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スマホへの登録方法
アプリをインストールしたら、そのアプリにスイッチボットを登録していきます。
本体をUSBケーブルでOAコンセントにつなぎます。本体上部のボタンを長押しして赤く点滅したら、スマホアプリ右上の+をタップします。
接続する機器に「ハブミニ」を選ぶと、入力画面が表れます。
入力項目
- デバイス名
- ルーム情報
- SSID
- WiFiパスワード
これだけ入力して「確定」をタップして、「WiFiに接続しました」「インターネットに接続しました」と表示されれば完了です。
スイッチボットを登録する
次にスマホ上で操作するためのスイッチボットをアプリに登録します。
これもスイッチボットハブミニを登録したのと同様に、ホームボタンから+をおして追加するボットをタップするだけです。
画面右上の+をタップ
設定方法はとても簡単で、アプリの進化が感じられます。
リモコンを追加登録する
次にスイッチボットハブミニにリモコンを登録しましょう。
テレビやエアコンのリモコンをアプリに登録するだけで、スマホが登録した家電のリモコン代わりになってくれます。
設定方法としては、スマホアプリのホーム画面からスイッチボットハブミニをタップし、画面最下部の「リモコンを追加」をタップします。
すると、アプリに追加する家電の一覧が表示されます。
追加したい家電のリモコンをスイッチボットハブミニに向けて、どこかボタンを一か所リモコンのボタンを押しています。
するとこんな感じでリモコンの操作ボタンが表示されます。試しに、電源ボタンや音量等のボタンをタップして家電が操作できれば完了。とても簡単ですね。
スイッチボットハブミニを使った感想
ということでスイッチボットハブミニを実際に使ってみた感想をぶっちゃけトークします。
リモコンの登録はできないものがある
テレビやエアコンのリモコン登録はできましたが、照明や扇風機はリモコン登録できませんでした。
なんでも万能なアプリとは言えない状況で、あなたが操作したいと思った家電も対応していない可能性があります。
スケジュール機能は便利
スイッチボットハブミニにはスケジュール機能がついています。
例えば、毎週○曜日に朝6時にエアコンの暖房をONにする、なんていう機能もあります。試しに操作したところ、ちゃんとスケジュール通り動いてくれました。
わが家のエアコンでは何時間後にオン(またはオフ)ぐらいのタイマー設定しかできません。
日々登録しなくてもよい、曜日単位で動作してくれるなどメリットはかなり大きいです。
インターネット経由での操作も快適
夢であった屋外でスイッチボットを操作する遠隔機能を試したところ、これも簡単に対応可能でした。
色々なボットと連携操作できる
スイッチボットのメリットは、リモコン以外で操作できる家電も対応している点です。
- ボタンをON/OFFできる指ロボット
- 電源でON/OFFできる家電もスマートプラグで対応可能
- カーテンの開け閉め、加湿器など直接家電と連携可能
まさに家じゅうの家電をスマホひとつで操作したり、音声コントロールやIFTTTなどの連携することでより便利な使い方も可能になってくるのです。
スイッチボットハブミニは買いか?
ここまで読み進めてみていかがでしょうか?
スイッチボットハブミニは買いだーーーと思うのはよく考える必要がありますよ。
そうなんです。実際に購入して使ってみると、意外とスイッチボットハブミニの出番て少ないです。
家電の自動化も限界がある
スイッチボットハブミニと連動するボットはたくさん発売されています。
- 加湿器
- 温度湿度計
- スイッチボット(指ロボット)
- スイッチボットカーテン
- 屋内カメラ
- 人感センサー
- スイッチボット開閉センサー
などなど。この他にも玄関ドアのカギをコントロールするスマートロックも販売予定です。
独身ならともかく、家族持ちでスイッチボットを使いこなすって実は難しいんです。
よく用いられる事例としては…
「外出時に玄関ドアが開閉したら部屋の照明とエアコンをOFFにする」
なんて機能があります。
でも、家族が部屋にいるのにドアの開け閉めだけで部屋の照明やエアコンをOFFにされたら困るわけです。
「マンションを解錠するとお風呂にお湯を張る」
まあ、当たり前のことですけど、お風呂を洗って浴槽に栓をするのは人の手で用意しないといけません。
そこもロボットがやってくれればいいのにね…
そりゃ、本物のロボット買わなきゃムリやろ…
買う前に使い道をイメージしよう
スイッチボットハブミニは買いか?
私はとても重宝しているので買って良かったなと思っています。
ただ、スマホで操作できるスマートプラグ、家電を操作できるドア開閉センサーなどなど一見便利そうですが、実際に使うイメージを湧きません。
スマホで操作すること自体で便利そう…そんな風に思うかもしれませんが、
買う前にスイッチボットで何をしたいのか?よーく考えてから買いましょう。
なんか便利そうだから買ってみようと思うとお金の無駄遣いに終わるよ。
IoT機器を使いこなすためには、私たち使う側の知恵や工夫が求められるのです。
とりあえず私が買ってみたいなと思ったのは、
- スイッチボットカーテン
- 加湿器
- 自動ドア開閉センサー
このあたりは取り付けてみると面白そうなんじゃないかなと思っています。
温湿度計と加湿器はすでに購入済みです。レビュー記事はこちら。
最後に
いかがだったでしょうか。
スイッチボットハブミニを実際に購入して感じたことをつらつらと書いてみました。
自宅のIoT化を進めたいならスイッチボットハブミニ一択です。
我が家も試験的に導入した結果を本ブログに公開していきたいと思っていますのでご期待ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。今日の記事があなたの賢いお買い物のお役に立てると嬉しいです。
それでは楽しいデジタルライフを!