iPhoneでマイナンバーカードの読み取りが可能に?
先日、ネットでこんなニュースを見かけました。
iPhoneで確定申告、iOS 13のマイナンバーカード読み取り対応で
2019年秋に米Appleが公開する新OS「iOS 13」を搭載したiPhoneにマイナンバーカードをかざして、確定申告や児童手当の申請などができるようになると6月11日付けの日本経済新聞が報じた。あらかじめ政府が用意した専用アプリをダウンロードしておくことで、本人確認が必要な行政手続きがiPhoneで行えるようになるという。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1906/12/news108.html
iOS13はiPhone7以降にバージョンアップが可能となっており、新しいiPhoneを購入しなくてもマイナンバーカードの読み取りが可能になります。
マイナンバーカードを読み取ると何ができる?
マイナンバーカードの読み取りは、かなり以前からにandroidの一部の端末で実装済みです。
でも、日本ではスマホシェアはiPhoneがダントツ。政府としても、iPhoneにマイナンバーカードの読み取り機能を実装したいと考えていたはず。
じゃ、実際にこれで何ができるの?という話です。
マイナンバーカードをもっていると便利なことはすこしずつ増えてきました。
- e-TAX
- コンビニで証明書が取れる
- 健康保険証の代わり(←予定)
健康保険証は2021年3月からマイナンバーカードと一体化されます。このことでなりすまし受診とかなくなるのは良い傾向ですよね。
じゃあ、スマホでマイナンバーカードが読み取りできると何か便利になるのか?正直いうとよく分かりません。
例えば、スマホからe-TAXも可能になりますが、スマホからの確定申告は医療費控除やふるさと納税のみした人など一部の人しか利用できません。
https://uekenweb.com/kakuteishinkoku-004/期待されるメリットを挙げるとすれば、以下のふたつです。
カードリーダーが不要になる
マイナンバーカードの読み取りは本人認証を行う場面で行われます。
e-TAXにしてもマイナポータルにしても、カードリーダーを通して本人確認が行わるため、別途カードリーダーを購入しなければなりませんでした。
iPhoneがマイナンバーカードを読み取ることができれば、iPhoneとパソコンをブルートゥースで接続させることでカードリーダーの代わりとすることができます。
自治体ポイントのサイトで利用登録できる
今年の10月から消費税増税が開始されますが、買い控え等を防ぐため、政府は様々な経済対策を計画しています。その中で浮上している案が、マイナンバーカードを活用した自治体ポイントの活用です。
消費税増税対策として一定のプレミアムが上乗せされる、という情報も入っています。
この自治体ポイントを使う場合は、事前の登録が必要です。その際にiPhoneでを使ってマイナンバーカードの読み取り可能になります。
最後に
ということでiPhoneのマイナンバーカード読み取り機能についてまとめてみました。
まあ、本来であれば、マイナンバーカードの情報をスマホのSIMカードに書き込めればもっと便利になるのでしょうけどね。それはまだまだ先になりそうですね。